行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

松葉海蘭(マツバウンラン)

2010-05-18 21:16:54 | Weblog



いろいろな草が伸び,すっかり青々と姿を変えた道端の土地,
ひょろひょろと伸びた茎の先に薄紫色の小さな花をつけ,
一見頼りなさそうな草がその存在を主張していました。

ゴマノハグサ科の松葉海蘭(マツバウンラン)です。
北アメリカ原産の帰化植物で4月~6月,
河原,造成地,道端などに20~60cmの細い茎を伸し,花を咲かせます。
茎に直接花がつき,葉がないように見えますが,
根元に近いところに細い松の葉に似た葉があり,
花が海蘭に似ているのでマツバウンランの名がつけられています。
また,昨日にアップした同じゴマノハグサ科のリナリアにもよく似ています。
それにしても分類の根拠はよく分かりませんが,ゴマノハグサ科は幅広い,
トキワハゼやムラサキゴケのような小さな草から
大きな木本である桐までがゴマノハグサ科とされています。

以前は関西地区限定で見られた草だそうですが,
最近は勢力を関東にも伸し,
道端,芝地などに5月初旬からよく見つけることができます。
細く,か弱そうな外見とは違い,けっこう強い植物のようです。

今日は汗ばむような陽気の東京でした。
昔からのなじみで,本部に出かけた際には,よく昼飯を食べる中華定食屋さん,
タンメン,モヤシラーメンがおいしく,それを注文することが多いのですが,
今日はなぜか自然に冷やし中華をたのんでいました。

けふからの冷やし中華をたのみけり
コメント
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