
稲城中央公園の山斜面,
アネモネによく似たキンポウゲ科の花,
イチリンソウが群生して咲いていました(4/29)。


一株,二株と少し離れたところに咲いているものもあります。
群生部分から広がったと思われます。
群生のイチリンソウは多分どこからか移植されたと思われますので,
完全な自生とはいえませんが,
やがて斜面一面にこの花が咲くようになるかもしれません。


同日,里山のにおいがまだ残る地域を歩いていて,
崖下の草野にぽつりぽつりと何輪か咲いているイチリンソウを見つけました。
これは自生しているもののように思います。

同じ里山地域をしばらく歩いていると今度は林縁の道端に
ニリンソウを見つけました。
葉がたくさん広がっている中,
花はこの二輪を含めても四輪と少ないですが,
これは自生のニリンソウです。
イチリンソウもニリンソウも
自生しているものがまだ近くにあるとは感激です。