春,ほぼ同じ時期に野山に咲くクサノオウとヤマブキソウ,
鮮やかな黄色の花,形もよく似ています。
調べてみれば,両者ともケシ科クサノオウ属,
似ているはずです。
4月下旬のそんな2つの草の花を載せます。

草の王,草の黄,瘡の王といろいろな漢字が使われるクサノオウ,
草の王はそのままに草の王といえるほどに美しいからでしょうか,
草の黄は茎や葉を折ると黄色の汁が出るところから,
瘡の王は瘡とも呼ばれる丹毒に効くからのようです。

複数のアルカロイド物質を有す毒草であり,
白屈菜(クサノオウ)と書かれる薬草でもあります。
ケシの仲間ですので,鎮痛作用,麻酔作用などが主たる効能のようです。

ヤマブキソウ,
ヤマブキに似ているのでこの名があるそうですが,
ヤマブキはバラ科の5弁の花,
ヤマブキソウはケシ科の4弁花です。
やはりヤマブキよりクサノオウに似ています。

クサノオウが野原や川辺などに普通に見られるのに対し,
ヤマブキソウは山の林縁などに全国的に分布しているとありますが,
自生しているものはかなり少なくなっているようです。

写真のヤマブキソウは城山公園カタクリ育成地近くに咲いていたもの,
群生とまでは行きませんが,十数株の草が毎年花をつけています。
一株,二株移植されたものが増えたように思われます。
鮮やかな黄色の花,形もよく似ています。
調べてみれば,両者ともケシ科クサノオウ属,
似ているはずです。
4月下旬のそんな2つの草の花を載せます。

草の王,草の黄,瘡の王といろいろな漢字が使われるクサノオウ,
草の王はそのままに草の王といえるほどに美しいからでしょうか,
草の黄は茎や葉を折ると黄色の汁が出るところから,
瘡の王は瘡とも呼ばれる丹毒に効くからのようです。

複数のアルカロイド物質を有す毒草であり,
白屈菜(クサノオウ)と書かれる薬草でもあります。
ケシの仲間ですので,鎮痛作用,麻酔作用などが主たる効能のようです。

ヤマブキソウ,
ヤマブキに似ているのでこの名があるそうですが,
ヤマブキはバラ科の5弁の花,
ヤマブキソウはケシ科の4弁花です。
やはりヤマブキよりクサノオウに似ています。

クサノオウが野原や川辺などに普通に見られるのに対し,
ヤマブキソウは山の林縁などに全国的に分布しているとありますが,
自生しているものはかなり少なくなっているようです。

写真のヤマブキソウは城山公園カタクリ育成地近くに咲いていたもの,
群生とまでは行きませんが,十数株の草が毎年花をつけています。
一株,二株移植されたものが増えたように思われます。