
ちょうど一月前の写真になります。
自宅近くの日当たりのよい道の端,
舗装との境目,他の雑草より道際を選んで,
ひょろひょろと伸びた茎に小さな薄紫の花が咲いていました(4/29)。

マツバウンランです。
桐と同じゴマノハグサ科,
花も同じような薄紫色です。

北アメリカからの帰化植物ですが,
荒地や芝地など背丈の大きな草が生えない場所を選んで,
時には群生地を作り,全国的に広がっているようです。
ウンランに似ていて,葉が細いので松葉海蘭,
学名はLinaria canadensisとリナリアの名が使われています。

そんなわけで急遽,リナリア,
別名,姫金魚草を探してみました。

リナリアはマツバウンランと同じくゴマノハグサ科,
3月末から5月まで咲き続けている寿命の長い花です。
マツバウンランが薄紫―色に対し,
こちらはいろいろな花色が開発されており,
色とりどりの花が花壇を彩っています