行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

チゴユリ、ヤブレガサそしてホウチャクソウ

2019-05-04 20:00:17 | 花,植物
丘陵の林にチゴユリが花をつけ、
その横にヤブレガサが破れ傘状態になっていました。


イヌサフラン科チゴユリ属チゴユリ。
林縁道の横に稚児百合の名のごとく、
小さな花をつけていました(4/19)。
以前はユリ科に分類されていましたがいまはイヌサフラン科に分類されています。


普通は一茎に一花ですが
茎が枝分かれして花が2つつくものもときどき見ます。


これは下向きに花が2つ、
このように下向きに咲くのがよく見るチゴユリの姿、
また、この写真、茎が2つに枝分かれしているのがよくわかります。


チゴユリの花を見つけたので、
同じチゴユリ属のホウチャクソウ(宝鐸草)を探して見ました。
林の中の少し湿った場所によく見る多年草です。
まだ咲きはじめで、閉じた花弁に緑色部分が多く残っていますが、
いくつか咲いていました。
あらためて比較してみると、葉はチゴユリにそっくりです。


チゴユリの近くにヤブレガサ、
葉が広がり、破れ傘状態になっています。
すぐ横のジュウニヒトエの花も。
ヤブレガサはキク科ヤブレガサ属
7-9月、茎の先の円錐花序に白色から淡紅色の頭花をつけます。


右側のテルテル坊主のような物体、
一瞬なにかの花蕾かなと思いましたが、
落ち葉を突き破って地上に顔を出して間もないヤブレガサです。
落ち葉に締め付けられて葉を展開できないように見えます。
コメント
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