行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

カビチョウとコジュケイ

2023-02-19 20:00:36 | 
1月中旬の里山地域、
草むらの水場にガビチョウとコジュケイがいました。


崖下の水場を眺めていると、
ガビチョウ(画眉鳥)が出てきました。
眼の周りにある眉状の白模様が眉を画いたようであるとつけられた名のようです。


中国南部から東南アジア北部にかけて広く分布、
美しい声で囀るので、日本にはペットととして輸入されましたが、
放鳥やかご脱けにより、野生化。
関東や中部地方を中心に増え続け、いまは特定外来生物に指定されています。


カビチョウがドングリをくわえました。
里山など、人家に近い低山の雑木林の藪などに住み、
そうした藪の中で昆虫や果実を地上採食します。


体長は 22-25cmほどで嘴と尾が長く、
体色は褐色ですが、茶褐色~黄褐色と個体差があります。


同じ崖下の藪中にコジュケイ(小綬鶏)がいました。
鶏の字があるのに、なぜキジ科なのかと思っていましたが、
調べてみると鶏もキジ科でした。


丸々としていて、全長が27cmと大きな鳥。
あまりに近くに出てきたので600mmでは画面からはみ出してしまいました。
この鳥も中国中南部原産の外来種、
1920年頃から狩猟の獲物として多数が放鳥されたとのことです。


本州以南の積雪の無い温暖な地方の平地や低山地の雑木林などに生息しています。
大きな声で「ビィッググイ ビィッググイ」と繰り返し囀ります。
この声、「チョット コイチョットコイ」とも聞こえます。
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