行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

クロモジとアブラチャンの花

2023-04-28 20:00:30 | 花と虫
3月27日、
夕刻の公園道にクロモジとアブラチャンが花を写しました。


クロモジ(黒文字)
クスノキ科クロモジ属の落葉低木、
山野に自生し、庭木や公園木としてもよく使われています。
枝に黒い斑点があり、文字のように感じられることから、この名があります。


3~4月、薄緑の葉の展開とほぼ同時に小枝の節に淡い黄緑色の花をつけます。
その色の組み合わせが爽やかであるところから、
春の生け花の花材などに用いられ、人気のある木です。


葉腋から散形花序を伸ばし、小さな6弁花を多数つけます。
雌雄異株の木、雄株の雄花には9個の雄しべ、
雌株の雌花には9個の仮雄しべと雌しべ1個があります。
この花、雄花のようです。


3日前の3月24日、他の場所で写したクロモジの木、
葉芽が開き、球状の花芽が開き始めていました。


3月27日、アブラチャンの花も見つけました。
クロモジと同属、クスノキ科クロモジ属の小高木です。
山地の沢沿いなどやや湿った場所に自生し、
庭木や公園木としても用いられます。


クロモジと同じ頃、3~4月に、
枝から伸びた散形花序に数個の淡黄色の花をつけます。
しかし、クロモジと違って、葉の展開より花が開くのが早い。


アブラチャンも雌雄異株の木、
雄花・雌花とも花弁は6個ですが、
雄花には雄蕊が9個、雌花には雌蕊が1個あります。
上写真、花の中心に大きな雌蕊が見られます。雌花です。
最初の2つは、花弁の中に雄蕊、雄花です。


コメント
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