行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

みなと黄昏

2024-02-19 20:00:29 | 風景
冬至の12月22日、
夕刻になって、横浜みなとみらいまで行って見ました。


4,5年ぶりの横浜みなとみらい、
まず、みなとみらい駅から国際大通りを海に向かって歩いて見ました。
16時10分、国際橋からの見える海そして雲が夕陽に染まりきれいでした。


黄昏時、WBを定番の白色蛍光灯に変えて、同じ景色を。
見たことないと思ったら、
手前に写る橋は2021年に開通した新しい橋です。
女神橋、国際橋に代わって大岡川の最も下流の橋となりました。


国際橋を過ぎて、
さらに海沿い道を歩きながら、
美しく変化するゴールデンタイムの海と海岸と空にレンズを向けて見ました。


この日は冬至、まだ16時20分ですが、
段々と暗さが増してきます。


16時25分、
日が落ちたのでしょうか、
空から赤紫色が消えてなくなりました。


岸辺の道を赤レンガ倉庫方面に向かいます。
振り向くとみなとみらいのシンボルの一つ、
ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテルの独特の建物がありました。
そのホテルの下に先ほど写した女神橋が写っています。


ゆっくり海辺の道を歩いて、
赤レンガバークに着いた頃にはすっかり暗くなり、
船や岸辺に灯かりが灯っていました。
時計を見たらまだ5時前、16時50分です。
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水辺のエナガ

2024-02-18 20:00:49 | 
12月下旬の里山の散歩道、
道下の小川を覗いて見ると。


岸辺のカエデに数羽のエナガを確認。
まだたくさん残っているカエデの実殻を突いているようです。
レンズを向けて見ましたが、
動きが速い上に枝被りそして実殻被り、シャッターがなかなか切れません。


垂れ下がった枝にぶら下がってくれました。
これなら枝被りもなく、フォーカスします。


枯れたモミジ葉と実殻の付いた垂れ下がった枝にもう一羽、
こちらは眼もしっかり写り、可愛らしい姿のエナガが撮れました。


水浴びあるいは水飲みでしょうか、
小川に下りて来るエナガもいました。


この時期、15時が過ぎると日が落ち、
エナガが作る水模様もどこか寒々と映ります。


順番があるかのように、
1羽が樹に戻ると、次の個体が下りて来て水浴びし、
すぐに樹に戻っていきます。


もう年の暮れですが、
水中にはクレソンがところどころに青々と葉を出していました。
クレソンは水中または湿地に生育するアブラナ科の多年草、
繁殖力がきわめて旺盛で、生長が速く、たやすく増殖します。
オランダカラシの別名があり、料理の付け合わせなどに利用される西洋野菜です。

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シコンノノボタン

2024-02-17 20:00:47 | 花,植物
年末、12月20日の散歩道にて。


道ばたの花壇に紫色のきれいな花を見つけました。
花の少ない12月の花、レンズを向けて見ました。


シコンノボタン(紫紺野牡丹)、
ブラジル原産の常緑低木、庭木として使われています。


夏から秋遅くまでと花期が長いのが特徴、
一日花、人目を引く鮮やかな紫色の花を次から次へと咲かせます。


別名はスパイダーフラワー、
紫色の長い雄しべがまるで蜘蛛が歩いているように見えるところからの命名です。


畑地の畦にアスパラガスの赤い実。
特徴のある細葉がすっかり枯れ色になっていました。


スズメウリの小さな果実が
熟して銀白色になっていました。


水車のある谷戸の公園、
いつ播種されたのか、麦が芽を出していました。
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年の暮れに柿メジロ

2024-02-16 20:00:19 | 鳥と植物
今年は秋から冬にかけて気温が高かったせいでしょうか、
近所の柿の木、12月末になっても実がたくさん残っていました。


12月20日の散歩道、
その柿の実をメジロが複数で啄んでいました。


我が家にも柿の木があり、
今年も甘い実がたくさんつきました。
熟れすぎる前に、まだ葉が残っている時期に実を獲ったので、
柿メジロ、今年は撮らず仕舞いでした。


2羽がそろって実を啄みにやってきました。
ともにいい表情、いいポーズです。


2羽が並んで実を啄みます。
メジロに動きもあり、フォトジェニックです。


この時期になると、
葉がほとんど落ち、
葉被りないので、メジロのほぼ全身が撮れます。


拡大して見るとメジロの舌が写っていました。
鳥にもちゃんと舌があり、
主に餌を上手く飲み込むために機能するようです。
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ガビチョウとシロハラ

2024-02-15 20:00:11 | 花と虫
ヤマガラやコジュケイ(昨日掲載)を写した山斜面の藪溝、
多分、ガビチョウの棲み処、複数のガビチョウが姿を現しました(12/14)。


溜池につながる小さな藪溝にガビチョウの姿。
餌探し、水飲みに来たようです。


その藪の低木にあやしいかっこうのガビチョウ2羽を写しました。
「カビチョウ君、覗きは犯罪ですよ」と言いたくなる状景です。


「いじめ、暴力も犯罪です」


この日はガビチョウをよく見ました。
帰り道に5羽ほどが道に落ちた種子を食べていました。


ガビチョウ(画眉鳥)、
眼の周囲からその後方に伸びた白い紋様が名の由来です。
中国南部から東南アジア北部が原産、
大きな音色で美しく囀ることからペットとして日本に持ち込まれましたが、
それらの個体がかご脱けして定着、東京の里山では荒ましい勢いで増加しています。
外来生物法で特定外来生物に指定、侵略的外来種ワースト100に指定されています。


夕刻の藪溝にシロハラがいました(12/18)。
今シーズンの初撮りです。


シロハラ(白腹)、
ヒタキ科ツグミ属に分類される冬鳥。
本州以南の積雪のない低地に渡ってきます。


溝という安心感なのか、
すぐ近くまでよっても逃げずにいます。
ズームを600mmにすると、フレームからはみ出しそうです。

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ヤマガラとコジュケイ

2024-02-14 20:00:49 | 
山斜面の溝藪にいろいろな鳥が餌採りや水飲みに現れました(12/18)。


藪地の中からコツコツと木を突く音が聞こえていました。
こんな場所なのでコゲラではなく、
多分、ヤマガラが木の実を嘴で突いている音です。


音のする辺りを探して見ると、
溝の上の低木にヤマガラが足で木の実をしっかり押さえて、
さかんに嘴で突いていました。
木の実の堅い殻が割れて、好物の白い中身が見えています。


ヤマガラはシジュウカラ科、
山地から平地の樹林に生活する留鳥あるいは標鳥です。
食性は雑食で昆虫、クモ、果実などを採餌します。
夏季は主に動物質、冬季は主に果実を食べ、
堅い果実を後肢で挟み、嘴でこじ開けて中身を食べるのが得意技です。


溝の中、目の前をコジュケイが通り過ぎていきました。
あまりに近いので小鳥を写した600mmではフレイムアウトしそうです。


コジュケイ(小綬鶏)はキジ科コジュケイ属、
中国原産、日本では関東地方に狩猟用に放鳥されたものが増え、
宮城県以南の本州、四国、九州と全国的に分布を広げています。
食性は雑食で、種子、果実、昆虫、クモなどを食べます。


同じ溝にメジロ。
薄暗い藪の中で白いアイリングがよく目立ちました。
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ルリビタキとモズ

2024-02-13 20:00:03 | 
12月14日、紅葉が終わった薬師池公園に。
この日はできたらルリビタキ、鳥撮りが目的です。


公園の古民家の庭で、
11月下旬から現れていると聞くルリビタキを待っていると、
濃い青色のルリビタキのオスがカエデの樹にとまりました。


しかし 、枝や葉が被ってしまう場所、
なかなかいいシャツターチャンスが来ません。
数多くのカメラマンがいることに驚いたのか、すぐに飛んで行ってしまいました。
今シーズン初見、初撮りのルリビタキ、きれいな青色のオスでした。


ルリビタキを待っている時間、
カエデの枝にとまったシジュウカラにレンズを向けました。
紅葉はほぼ落葉となり、枝には赤い冬芽がたくさん付いています。


アカシデの果実殻の下にもシジュゥカラ。


庭を流れる小さな水路にキジバトが水浴びにきてました。
ひまなので、レンズを向けて見ました。
胸の開いた羽毛の鱗模様が思った以上にきれいでした。


この日は青空の広がるいい天気、
古民家の庭に1時間ほどいた後、公園内を歩いて見ました。
公園の蓮田の熱海桜にモズのオスを見つけました。
何枚か写しましたが、どれも空とモズ(鳥)だけの絵でおもしろみがありません。

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藪からアオジ

2024-02-12 20:00:42 | 
足腰と脳の衰えを少しでも遅らせればと続けている写真散歩です。
12月になるとターゲットは鳥、
大きく重たい望遠ズームを持ち出すことが多くなります。
空振りも多い鳥撮り散歩ですが、
12月18日、近くでアオジが撮れました。


藪地近くの里の田んぼ畔にスズメほどの小鳥を見つけました。


アオジ(青鵐)のオスのようです。
アオジはホオジロ科の小鳥、
日本では本州中部以北の山地、北海道では明るい林や低木林などで繁殖し、
冬には関東以西の積雪の少ないところの藪地などに現れます。


田んぼのすぐ近く、藪の低木に種実をくわえたアオジがいました。
地上の草の種子などを食べて生活するアオジです。


枝陰に正面を向いて、とまっているアオジ♂を見つけました。
気づかれないようにそっと近づいて見ました。


下面が黄色い羽毛で覆われ、喉が黄色く、
オスは頭部が緑灰色で覆われ、目と嘴の周りが黒色が入ります。


近くで撮れたので正面顔をトリミングして大きくして見ました。
かなり色彩豊です。
青鵐の名はオスのこの頭部が由来です。
日本では古来から緑色はアオの部類、
アオゲラは黄緑色の翼羽が名の由来であり、
身近なところでは青信号、実際は緑色です。


最後にアオジのメス(12月下旬撮影)。
メスは頭部も褐色の羽毛で覆われます。
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トモエガモ

2024-02-11 20:00:08 | 
長池公園の築池、
今年もトモエガモが来ていました。


マガモを写していると、
マガモの中にトモエガモを見つけました(12/14)。


オスが2羽、メスが1羽の計3羽がいます。
マガモと一緒に池縁で休んでいましたが、
そろそろ動きだしそうな様子です。


雌雄2羽が池縁に沿って泳ぎ出しました。
頭部に緑色が見られるのがオスです。


もう1羽のオスもあわててその後についてきました。
オスの頭部には、黒、緑、黄色、白の斑紋が巴状に入り、
これが和名の由来です。
メスは全身の羽が褐色で黒褐色の斑紋が入ります。


方向を変え、3羽そろってこちらに向かって泳いできました。
緑色は構造色、この角度だとオスの頭部の緑色が濃褐色に変わり、
一見、雌雄の区別が難しくなりました。
しかし、オスは肩羽が飾り羽のように長く伸びているので見分けがつきます。


隊列が少し横になり、
オスの頭部の緑色が復活しました。
けっこうなスピードで泳ぐので手持ちの望遠では
フレームアウトしそうでした。


最後にオスをズームアップしてトリミング。
珍しいといわれたトモエガモですが、
2020年代に入って、なぜか越冬地の日本での生息数が急増しているとのこと。
島根県宍道湖や千葉県印旛沼では
2023年にそれぞれ60,000羽ほどの飛来が確認されているとウィキペディアに書かれていました。
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池のマガモ

2024-02-10 20:00:19 | 
溜池に来ているマガモたちを写して見ました(12/14)。
雌雄、雄が2羽、グループ、それぞれ仲よく遊んでいました。


長池公園の築池、
今冬はマガモが多く入っています。
すでにつがいになっているようで、
雌雄が仲良く並んで泳いでいました。


雌雄が水の中の倒木に乗り、くつろいでいました。
雌雄で全く色味の異なるマガモです。
地味なメス(左)が紫色の翼鏡を見せてくれています。


紅葉が映る岸辺にオスが2羽、
そろって緑色の頭を上げました。
黄色のくちばし、緑色の頭、白い首輪、灰白色と黒褐色の胴体、
あざやかな体色のオスです。


青年隊?、オスが4羽、競い合って泳いでいました。
鳥の毛色の青や緑はたいがいは構造色です。
マガモ♂の頭部の緑色も構造色で光の具合で色あいが変わります。


この池にはオスが多いようで、
メス1羽をオス4羽が取り囲んでいました。
マガモは越冬中の10月末~12月につがいを形成し、
春には雄雌が連れ立って繁殖地へ渡るそうです。
婚活を焦らないといけない時期です。


マガモのメスは他のカモと同じく地味、
ほぼ全身が黒褐色の地で、黄褐色のふちどりがある羽毛におおわれています。
くちばしの形はオスと同じですが、色は橙と黒のツートーンになります。


メスが泳ぎ出すと、オス3羽が追いかけていきました。
泳ぐのは速く上手なマガモです。
しかし潜水は出来ず、水中に首を突っ込んで採餌します。
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