ひとみさんのおうちごはん 「よろしゅうおあがり」

自然の恵みをいただいて、こころとからだが心地いい暮らし

明日の「おうちごはん」 「大地」の野菜が届きました♪

2011年09月21日 | ひとみさんのおうちごはん(ママスハウス)

今朝、明日の「おうちごはん」に使う食材が、「大地を守る会」から届きました。

すごい雨風の中、宅急便のお兄ちゃんが無事届けて下さってホッとしました。

 

野菜、それから、お米と雑穀も。

大根は泥付きだけど、きれいです。葉っぱ付き。他の野菜や果物もいい状態なのわかりますか。

しょうがは貴重な有機栽培のもの。皮も安心して使えます。

今からこれを使って、今日中に2品作ります。あとは明日の朝とママスハウスで。

 

本当はもう少し早く始めるつもりだったのだけど、調味料など「太陽食品」さんに買いに行こうとしたら、すごい雨風で出られなくて。車の運転をしていても、頭から叩きつけられるような雨。怖かったです。

全国的に大荒れで、心配なニュースばかり。とりあえず浸水の心配がなく家に入れる私は幸せだと思います。

被害ができるだけ小さくすみますように。

 

明日は晴れて無事に「おうちごはん」ができるよう、祈っています。

そうそう。明日は「大地を守る会」の方もいらっしゃるのですが、参加された方には特別にお土産もいただけるようですよ。お楽しみにね♪

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忘れないこと

2011年09月21日 | 日々のこと

先週、震災から半年の日に前後して、テレビや新聞では震災のことや被災地の様子などを特集していましたね。

さっきのことも本当はその時に書きたかったのですが、うまく言葉が出てこなくて、いろいろ自分の中で考えていました。

いつも考えすぎるから、このブログに書いていることはいつも数日、もしくは数週間も経ってからがほとんど。

書く事は今は楽しいけれど、反面、ことばを綴ることのこわさも感じているからかもしれません。

 

 

さて、先日、京都から友人が遊びに来たのですが、東京の街の様子を見て、「何だか少し普通に戻ったみたい。エアコンも普通にどこでもきいてるし」と言っていました。

そういえば、G.Wに来たときは、ビルの中の照明とかトイレのウオッシュレットの電源とかが入っていないところがあるのを見て、少々怯えていました。そして、関西は普通にビルも街も明るいよ・・・と聞き、「ちがうんやなあ」と思ったのですが、夏は節電を言われていたのにかかわらず、公共施設の照明やエスカレーターなども通常に戻ったり、JRの冷房が半端なくきいていたり、もう少し不便でも暮らせるよ、と思えることもあったように思います。

私自身も、地震のあとガソリンが足らず、バスや電車を乗り継いだり歩いたりして出かけていたところも、今はつい車でビューンと行ってしまったりします。

まあ、今はもう普通に給油もできるし、無理に不便にする必要もないのだけれど、あのときに何とかしよう、私に何ができるだろうと思った気持ちは忘れずにいたいと思います。

 

何人かの友人は、被災地を訪れ、がれき撤去のボランティア、さんまの加工工場に残ったさんまの片付けのボランティアはじめ、自分にできることを行動していました。

ある人が現地の人にしてもらいたいことを聞くと、「忘れないでいてほしい」という答えが返ってきたそうです。

忘れないこと、言うのは簡単だけど日々時間は流れていくから忘れそうになる。でも、どんなだったのか、今どうなっているのか、意識して知りたいと思います。

 

横浜にいて私にできること、私たちにできることは何か、今も考えています。

そして、考えるだけでなくて何かしら動いていきたいと思います。

チームKは、そんな風に考えていることを実現していく場にしたいと思っています。そして、関わった人みんなが元気と笑顔でいっぱいになる、そんな活動をめざします。

ぜひ、みんなの力を貸してね。よろしくお願いします(^^)

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白いページの中に♪

2011年09月21日 | 日々のこと

♪いつの間にか私は~♪?・・・って、この歌知っていますか?

知ってるって言った人、年がバレます(^^;)。
柴田まゆみというシンガーソングライターさんの、1970年代後半、ヤマハのポプコン入賞曲だから。

私も当時はまだ小さかったのよ、でも、昔エレクトーンを習っていたから、ポプコンって身近だったんです。ヤマハつながりで(^^;)。だから、よくかかっていたし何となくいつの間にか覚えて、好きになって。

小さい頃覚えた歌ってほとんど間違えなく歌えたりしますね。今でもほとんど全部口ずさめます。「昭和やなあ・・・」って思いながら・・・(^^;)

今日はノートの話を書こうと思っていたらなぜかこの歌思い出しちゃって・・。だからって、何の意味もないんですけど。いい曲です(^^)。(ということで、本文とは何の関係もありません、です)。



マジメに。

今まで何度か、一年前、半年前は元気がなくて・・・って書いてきましたけど、ほんとに毎日暗闇でした(泣)。
でも、年が明ける頃、なんとかしたいって思って、思いつくこと何でもやってみようと思いました。

携帯を変えました。いつも持ち歩くものだから、一番の気分転換かと思って。
シャンプー・リンス・洗顔・化粧水・・・全部変えました。香りの記憶が悪いのかと。

そして、白いノートを買いに行ったんです。(だから、上の歌・・^^;)。ほぼ1ヶ月くらい、コレと思えるノートを探してました。色とか材質とか、持った感じとか。キャンパスノートじゃいやだったの。

で、買ったのが写真のです。ちょっと黄色がかった紙、ペンのインクのノリがよさそうな、小さなノート。

中は、罫線の他に1ページを半分に区切っている線が1本あります。言葉を書いてもイラストでもレシピとかでもいい感じ。ずっと何も書けなくなっていたけれど、まずは買って、たまに開いてみることから始めよう、と。

新年から書き始めて思い出したようにまた書いて・・・でも、結局4日、2ページしか進まなかった(^^;)

やっぱりまだ「書く」ことは私には難しかったようです。

そんなわけで、年が明けた頃は少しよくなった気もしたけれど、毎日何とかやりすごしていることには変わりなかったです。面白いとか楽しいとか何も思えませんでした。ただ、時間をつぶすだけの毎日でした。



それがなぜ今のように、元気で饒舌になったか。

誤解を恐れずにいえば、それは3月11日のあの震災ののちです。

あの日私は横浜の自宅にいて、揺れは本当に怖かったけれど、テレビで津波が全てを飲み込んでいくさまをただ見ているしかなくて。

日本中の人たちがこれからどうなっていくのかと不安の中にいたとき、私も同様に不安と呆然としたままただ今日を一生懸命生きようと思い、そんな日々をしばらく過ごしたある日、私には命がある、と、そのことを強く思いました。

テレビや新聞で伝えられることは、どこで誰の身に起きても不思議はなかったんじゃないか。なのに、私はこうして生きているのだと思いました。

だから、私は私をまず大切にしよう。私にできること、私らしく生きるすべがきっとあるはずだと、そう思ったのです。

不思議なことにそれから少しずつ少しずついろんなことが好転していった、そんな気がします。

 

でも、その時も「ノート」は開けませんでした。開いても何ひとつ書けなかった。

 

先週、9月11日。ふと思いついてノートを手に取り、書きました。

9.11 そして、 3.11

それから一気に2ページ、思うことを綴りました。なぜだかすっきりしました。

 

白いページにこの先何を書いていくか、わかりません。何も決めていません。

でも、それでいいのだと思います。できればここぞというときにはことばを書き留めていけたらな、と思うのです。

ブログも始めたし、メモなら携帯でもできるし、スケジュール帳ももっているけれど、違う世界があることで何か広がりを持った生き方ができる気がするのです。

こんなかわいいカバーをつけてみました。実はボタンが書き味を損ねるんだけど。

何年かかるかわからないけれど、最後のページが埋まるときまでかわいがってあげたいと思います。

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「ひとみさんのおばんざいランチ」のお知らせ

2011年09月20日 | ひとみさんのママスランチ(ママスハウス)

先程も書きましたが、あさっての「ひとみさんのおうちごはん」の準備をしています。

今回は大地を守る会から野菜の提供をしていただくので、1週間前には使う野菜を決めて注文をかけていただきました。

明日届くのが楽しみです。わくわく(^^)。

今日は普通に家の注文分の宅配で、今届きましたが、それとはまた違ってうれしい。

 

今届いた中に、「豊作くん」と「みのりちゃん」という企画ものがありました。「とくたろうさん」はお休み。

 

「豊作くん」のパプリカ。

微妙な色合いがなかなかない感じ。かわいい♪

 

「みのりちゃん」の「ぶどう規格外セット」。

出荷の箱詰めででるぶどうの半端をセットしたものなんだって。

甲斐路(赤っぽいの)、ネオマスカット、ベリーA。 勝沼平有機果実組合(甲州市)。

ハンパもの・・・私、これでいいなあ。だって、ちょこっとずつ入ってるのってうれしいもの。パックの状態でも・・あえてこのまま撮りました。

 

脱線してしまいましたが、今回の「おうちごはん」

大地の野菜は、野菜の安心度は当然のことながら、野菜そのものがもつおいしさ、力も期待できます。 

参加される方、お楽しみに。限定10組で、残りあと2組となりました。

 

 

さて、「おうちごはん」もまだ終わらぬ前ではありますが、ママスハウスに「ひとみさんのおばんざいランチ」のお問い合わせ等いただき、ありがとうございます。

メニューその他くわしいことはまだ未定な部分も多いのですが、今の時点で決まっていることをお知らせいたします。


*****************************

「ひとみさんのおばんざいランチ」

日時:10月20日(木)   10:30~12:30(受付 10:20~)
    予約制(定員6組)
場所:ママスハウス(センター北駅すぐ) 
参加費:3,500円 (前納制)


*「ひとみさんのおうちごはん」の実践編です。

野菜の力を大切にいただく扱い方、切り方や調理法、乾物の扱い方、だし、離乳食への取り分け方などについて、実演を交えてお話いたします。
その後、食事をしていただきながら、レシピの紹介、フリートークの時間などを設けたいと思っています。
 

*参加費は前納制です。

9月22日(木)の「おうちごはん」か、10月17日(月)の「つどい」の際に、ママスハウスにお支払いください。
入金を持って、申し込み完了となります。
一度お納めいただいた参加費は、基本的にご返金できません。ご了承ください。

なお、定員に達した場合はキャンセル待ちをしていただくことになります。状況によっては翌日21日(金)にも同じ内容で開催を検討しています。

ご参加お待ちしています。

*****************************

 

「おばんざい」は抵抗があるといいながら、オリジナルの講座までこれでやっちゃうんですけど、関東では喜んでもらえるからねえ・・・ (^^;)。複雑な胸の内はまた別の機会にね。

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今日のおひとりさまランチ

2011年09月20日 | ごはん

雨ですね。

横浜は急に気温が下がって寒いので、いろいろ着込んだり、靴下を履いたりしています。

女性は三陰交を冷やさないようにね・・・という、ママスハウスのなぎさ先生のことばが聞こえてきそうです。

ニュースを見ながら十津川のダムの決壊を心配しています。

 

 

今日はあさっての「おうちごはん」の講座の準備で家にこもっています。

なのですが、3連休いろいろ忙しかったので疲れたのかな、午前中ちょっと寝てしまいました。午後は頑張らなくちゃ。

 

 

お昼はしっかり食べて・・・と思うけれど、わざわざ作るのも今日は気分が乗らない・・・と、残り物で済ませることに。

 

 

ちょっと斜めに撮ったりして、頑張ってみましたが・・・(^^;)。

私にしては少し野菜が少ないんだけど、我慢我慢。

雑穀ごはん、豚肉とピーマンの味噌炒め、さんまの甘辛煮、切干大根の酢の物、ぬか漬け、庭のプチトマト、三年番茶。

 

 

全部お弁当の残り物とか作りおきだけど、おいしかった♪

でも、やっぱ重いなあ。

夜何も食べたくなくなりそうです。

 

 

作りおきのおかずがあると、それだけでこうしてお昼もちゃんと食べられる。こういうのがおばんざいなんとちゃうかなあと思うのでした。

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いわしの蒲焼き丼

2011年09月19日 | ごはん

昨日は朝から出かけて、帰りは晩ご飯にかぶるくらいの時間になりそうで。

晩ご飯どうしとこう・・・、でもカレーは気分じゃないなあ・・・と迷っている間に台所に立てる時間が20分しかない・・・(汗)。

ここは、冷凍庫にあったいわしの開きを使って、「いわしの蒲焼丼」を作ろう。

 

いわしをレンジで解凍する間に、おつゆ(今回は味噌汁)の用意をしよう。

昆布の小さく切ったのをさっと手でちぎって(最近は手抜きに拍車がついて、ちぎる技を身につけました ^^)、鍋に水といれて火にかけます。

玉ねぎを切って鍋にいれ、おなすを輪切りにして少し水に浸けて。時間差でお鍋に。沸騰したら弱火にして味噌を溶き入れてできあがり。

食べるときに少し温め、沸騰しないようにして適当に切った豆腐を入れて、火が通ったらいただきます。ねぎをちらしてね。

まあ、具はなんでもね。ありあわせです。夜には昆布もいい感じでだしがでて上品なお味の味噌汁になっているはず。

 

 

バットに小麦粉を入れてそこにいわしの開きを入れ、まぶしつけます。

フライパンに菜種油を入れて少し熱し、いわしを隣とできるだけひっつかないように並べ入れ、両面さっと、こんがりいい色に焼きます。

フライパンに油がたっぷり余っていたら、キッチンペーパーで軽く拭き取りますがそうでもなければそのまま。

酒大さじ2、濃口醤油とみりん(味の母)を各大さじ3、砂糖お好みで少々加えて煮詰めます。

 

ここですぐに食べるのなら、調味料はもう少し少なめで煮詰めて作るのですが、朝作って夜だから、煮汁を大目につくっておいても夜にはいい感じで絡まっていると思います。

仕上げに炒りごまをかけ絡まったらできあがり。食べるとき、山椒もお好みで。

 

冷蔵庫の中にはオクラがあったので、茹でて添えてみました。たれの甘辛さを少し軽減してくれてよい感じ。

 

炊飯器のタイマーをかけて、着替えて身支度して。さあお出かけ。何とか間に合いました。

これで晩ご飯を心配することもなく、のびのびお出かけを楽しめます。いってきまーす♪

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チームK、始動中!!

2011年09月19日 | 日々のこと

先月、京都出身で結成した「チームK」のことを少し書きましたが、あれから早1ヶ月。11月10日のランチに向けて、日々話し合いを重ね動いております。

 

先週16日の金曜日は、ランチの場所「みんなのキッチン」に、下見&プランニングをしに行ってきました。

この日は「マドンナランチ」の日。

マドンナランチとは「得意な食の技を生かして、60代からも元気に働く女性の調理チーム」。

マドンナさん(^^)には、4月にこちらで開催され、私がメニューの考案・調理チームのチーフをさせていただいた「被災地応援 春野菜もりもり!!おばんざいランチ」でもご一緒して、共に汗をかきながら厨房で格闘した方々もいらっしゃいます。

この日、ホールや厨房で元気にいきいきと働いていらっしゃっているお姿を拝見することができ、一日だけの同志でしたが仲間が頑張っているんだ・・・という気持ちになり、とてもうれしかったです。

マドンナランチはこの日4回目だそうで、回を重ねるごとに軌道に乗り、予約申し込みも多数だとのこと。

 

今回のメニューは「秋野菜と腸をきれいにする麦ごはん」。

 コーヒーがついて900円也。(ランチ代のうち10円は被災地義援金に充当とのこと)

麦ごはんととろろ、お野菜をたくさん使ったヘルシーなメニュー♪  おみやげもいただきました。

 

 

さて、この日の打ち合わせは、チームKメンバーの「蜂蜜王国」さんと「小さなお花畑」さん。

蜂蜜王国さんはその名の通り蜂蜜屋さん。小さなお花畑さんはトールペイントの先生。

お花畑さんとはこの日初顔合わせでしたが、郷土のよしみというのは大きいです。いつの間にか京都弁でしゃべりまくって、ここはどこ?横浜?という感じに(^^;)。

楽しかったです♪

おふたりとも素敵なセンスをお持ちの方で、料理しかできない私は大丈夫だろうか・・・(^^;)。

いえ、きっと食べて喜んでいただけるものを作りますので。頑張ります!! お楽しみにね。

 

 

実はこの日学んだことは写真の撮り方。

上のマドンナランチ。みんな同じものを撮っているのに、私だけ何だかね・・・(^^;)。

 

このあとスタバに場所を移したのだけど、・・・むむむ、やっぱ私だけヘタクソ(汗)

 

  撮っていただきました(^^)。

 

もうちょっと写真とるのが上手くなれば、料理のレシピも映えるのになあ。・・・って、もっとレシピ載せろよって、聞こえてきそうです(^^;)。

まあ、「楽しいこと見つけ」のブログですので、そう思って読んでね♪

 

まだデジカメに手を延ばす余裕もないし、しばらくは携帯でいかにマシに、いやもとい、うまく撮るか、日々頑張ります。

 

ランチの詳細はまたぼちぼちとお知らせしていきますので、とりあえず11月10日(木)のお昼。あけておいてね♪

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お月見

2011年09月17日 | 日々のこと

今週12日は中秋の名月、十五夜でしたね。今年は6年ぶりの満月だったそう。晴れて澄み渡った夜で、本当にきれいに見えました。

でも、私は満月より少し欠けた月のほうが好きです。

なんでしょうね、この時期の満月は本当にきれいだけど、眩しすぎる感じがするんです。光の強さだけでなくて、まんまるで輝いているのが何となく完璧な気がして。

だから、少しかけてきた頃に夜空を眺めるのが好きです。

 

十五夜のあと、十六夜(いざよい)、立待月(たちまちづき)、居待月(いまちづき)、寝待月(ねまちづき)とつづき、今日は更待月(ふけまちづき)。

これは、月の出の頃を表しています。立って待っている、立って待つには長すぎるから座って(居て)待つ、横になって待つ、夜更けまで待つ・・・というふうに。

こんな洒落た表現を考えた昔の人って素敵だなあと思います。

 

 

十五夜の日、実は夜のニュースを見るまでそうだってこと忘れてました。ひえー、お菓子買うの忘れた。作る時間もない。

そうだ、冷凍庫に「大地を守る会」で買ってた「月見上用饅頭」があった。よかった、ラッキー♪ 自然解凍しても間に合う。

 「うさぎじょうよう」ともいいます。

青梅市の「小山製菓」製。素材を厳選して作られていて、あずきが北海道産なのはもちろん、砂糖は洗双糖(精製していないお砂糖)を使用。なので、自然な甘さなんだと思います。

やさしいお味のうさぎさんをいただいて、お月見忘れてたけどまあこれでよかった。来月の十三夜のときには代わりにちゃんとやろう・・・なんて思っていたのですが。

 

どうせ、今年も「あのお月見団子」は食べられないんだし。・・・そう、京都でおなじみの月見団子。関東では、まん丸のお団子を盛って飾るんですよね。

横浜に越してきたときに、「お月見団子」買おうとして、でもどこにもあれがないの。えーん・・・しかたなく、毎年子どもと白玉でまん丸団子を作ったり、ススキをとってきて飾ったりしていました。

 

 

ところが、十五夜の次の日、そう、新宿伊勢丹に「仙太郎」があって、売ってたんです!!

そっか、京都のお菓子屋さんなら売ってるのね。来年の教訓にしよう。

 

 やった。何年ぶりでしょう♪

芋名月とも言われる十五夜。お餅の部分が里芋みたいでしょ。

写り悪いけど(^^;)。美味しかった♪

 

どんな小さなおまんじゅう屋さんでも売ってたあたりまえのお団子だけど、そう、水無月と同じように関東では買えないんですよね。懐かしかったです。

 

 

さて、今日は「更待月」。

実は、お茶の稽古で先生からさっきの十五夜以降のお月様の呼び名を聞かれて、・・・「ふせまちづき」(^^;)って言っちゃった私。伏せて待つ・・・だなんて、犬やん(恥)。

 

22時半ごろ、出てるかなって外に見に行ったら、・・・台風の被害が心配されているけど、横浜はよく晴れていて見えました。

秋のお月さまは本当にきれい。でも、欠けている分、やっぱり満月より少しやさしい光に感じます。

あなたはどんなお月さまが好きですか?あなたの町から見えるお月さまはどんな表情をしていますか?

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デパチカ・ワンダーランド

2011年09月16日 | 日々のこと

今週火曜日、新宿伊勢丹に行ってきました。

ショッピングにね♪・・・いえいえ、言わずと知れた「京昆布舗 田なか」さんの追っかけをしに行ってきました(^^)♥

 

新宿ってこの前の「おばんざい研修会(^^;)」で行ったけど、待ち合わせてついて行っただけだし、あとは椎名林檎の歌とかでしかよく知らないし・・・。

とにかく行けばわかるだろうと思っていたら、電車のアナウンスで伊勢丹は新宿3丁目で降りろと・・・。おー、ありがたい。よく聞いとくもんだよね。ってちゃんと調べてから行きましょう(^^;)

 

 

で、簡単に着いたから気持ち余裕で「田なか」さんを探そうと地下1階へ。

いきなり現れたのが「紫野和久傳」。ひゃー。さすが新宿伊勢丹。ここはせっかくやし、ゆっくり見て勉強させてもらおう。

 

ショーケースの中に美しく収まっているお料理たち。すごいなあ。

これを買って帰る人はどういう暮らしをしてるんだろう・・・なんて、考えること、めっちゃ庶民やなあ・・・と、勉強も何も、普段のおかず、おうちごはんとは別物なのよ。そう、料亭のお料理といわゆる「おばんざい」はちがうのよ・・・。

いえ、何事も勉強やん・・・と目の保養をして、移動したのですが。次から次へと、名店のお料理やお菓子、その他もろもろ・・・いつまでたっても「田なか」さん、発見できず(^^;)。

やっと見つけた!!・・・と思ったら、休憩に行かれたとこで(^^;)。うーん、1時間、うろうろしよう。

 

とりあえず腹ごしらえ・・・と思ったけど、ここってお高いのよね。うーん・・・と迷った末、「チャヤマクロビ」に向かうも、お待ちの列。

結局、地下2階イセタンガールの一角にあるスタバへ。(また!!) だって、とりあえずの時間しのぎでもあるから(^^;)。

ちょっと「ガール」っていうには・・・と思って気後れするも、イセタン(に来た、元)ガール・・・ってことで、意を決して行ってみる。

 

これが思いのほかよかったです。何がいいって、3人の若い女性スタッフの方々が とても感じ良かったの。にこにこ笑顔が素敵でさわやかで。ひょんなことからカウンターでお話もしちゃって。こういう体験すると、とても幸せな気分になります。

 

 

そして、また「田なか」さんをめざして歩いていったのですが・・・。やばいやばい。またわからなくなっちゃった。

・・・やっと・・・再会できました(涙)。

 

トレードマークの千鳥のてぬぐいがお茶目でいいなあ。ブログを拝見すると、ちょうどこの手ぬぐいの記事が書いてありました。

千鳥・・・京都先斗町のマーク、「通り抜けできまへん」の看板を思いだします・・・。

 

今回は朧昆布の実演はないと聞いていたけれど、新宿伊勢丹仕様で、すっきりと並べられている昆布たち。

山椒昆布が飛ぶように売れていきます。私も試食させてもらったけど、柔らかくて本当においしかったです。

関東と関西での人気商品のちがいなども伺って、楽しくおしゃべりもさせていただきました。

 

お名残惜しい気持ちはあるけれど、またの再会(=おっかけ ^^;)を約束して、帰ってきました。

 

さて、戦利品は・・・。

 うーん・・・おいしそう。

相変わらず利尻くんにはまっている私ですが、今回のは前よりグレードアップして、2年間寝かせた極上品だということで。

梅雨、夏を越して、さらに美味しくなっているはずだと・・・。これは買うしかないでしょう。京都の料理屋さんでも実際にお使いの昆布だそう。

11月10日のランチには、よし、これを使おう・・・と、密かにわくわくしながら買いました。

 

 こちらは「爪昆布」。

おぼろ昆布を削ったときに出る副産物だそうで、希少品。525円。・・・つい買ってしまう。

また「活用」したら、ここに書きますね。

 

デパ地下を堪能して伊勢丹を出たんですけど、他にも買ったものは・・・。

  これなんでしょう。

 

ドライトマトです。

熊本八代産の完熟「はちべえトマト」だそうで、ひとつひとつ手作業で切り分け、並べて乾燥したもの・・・だそうです。

これ、家に帰ってからひとつつまんで食べてみたけど、めちゃくちゃ甘くて美味しいの。干し野菜にするとなんでもより美味しくなるけど、これはすごい。

 

これと、和菓子を買って。それだけで大満足。

またまた、楽しいお出かけ日になったのでした。

「田なか」さん、ありがとうございました。おまけもほんとにいただいちゃって、重ねてまたまたありがとうございました!!

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ミズの実のしょうゆ炒め ~とくたろうさんの「ミズの実」で~

2011年09月15日 | ごはん

先日の「産前産後の集い」で、「ブログ見て作ってます」という方が数人いらして、とってもうれしかったです。

「どれも簡単でしょ」というと、「簡単だからいい」って。

おー、うれしい♪ 何よりのほめ言葉をいただき、またがんばろうって思いました。

なんせ、座右の銘は「手をかけずに心をかけてます」やからね。 

・・・え、そんなん聞いたことない・・・!? はは。まあまあ・・・(^^;)

 

でははりきってレシピを・・・と思いつつ、ちがう話ばかり載せちゃって、これではいけない!!と、今日はレシピです。

でもね。ごめんなさい。

これはなかなか手に入らないものです。

先月「白なす」のところで書いた、大地を守る会の「とくたろうさん」という企画もので届いた、「ミズの実」。

まあ、お読みください。

 

  これです。

 

岩手県久慈市山形町の「平庭高原白樺ファミリー」というところのだそう。

包みのラベルに「初夏に茎の部分を食べる山菜のミズ。秋には茎の節がふくらんで、ムカゴ状の実をつけます」と書いてあります。

ふむふむ。

初めて見たと思ったけど、ミズは前に食べたことがある。ご近所さんが青森の出身で、田舎から送ってきたと言っていただいたのです。

そのときはもう下処理がしてある茎で、アクのないふきみたいな感じでした。油炒めにしたらおいしいと聞いて、いつもふきで作るように、油で炒めておかかをかけて食べました。

炒めると少しぬめりが出て、不思議な感じ。でも美味しかった。

あのミズの実なのね・・・。

 

早速ご近所さんに見せに行ったのですが、「ミズの実は見たことない」って。

そしたらどうぞ食べてみて・・・っておいて帰ろうとしたんだけど、二人で分けっこすることにしました。

その半分っこにしたのが上の写真の量。

 

さっきのラベルには、「おいしい食べ方」として、「さっと茹でて面つゆにひと晩浸して食べる、天ぷら、炒め物、味噌漬け、辛味噌和え、鍋物にも合います」と書いてあります。

「おいしい食べ方」って断言されると、試してみたくなるわね(^^)

でも、うーん・・・迷うなあ。

 

結局、茎と同じようにしょうゆ炒めにすることにしました。記憶の中での食べ比べしてみたい♪

 

作り方。

さっと洗って、2cm位に切って、なたね油で炒めます。しょうゆを回しかけてできあがり。

 

・・・すみません。簡単すぎました(^^;)

 

でもね、これがとっても美味しかった♪

茎の時と同じように少しぬめりがあって、でも実の部分がちょっと固いからおもしろい感じ。

ごはんのおともにしてモリモリ食べたいけど、ほんの少しだから、少しずつ味わっていただきました。

 

ご近所さんは天ぷらにしたそうです。かさが減ったでしょうから、こちらも少しを大事に味わったにちがいありません。

 

簡単だけど心をかけてさっと調理してありがたくいただく。

こういうのもたまにはいいんじゃないかな。

きっとたくさんあったらいけないのよ、こういうの。美味しかった(^^)♥

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