五十の手習い足払い

五十歳を過ぎて始めたブログももう何年目?
山梨に住む新しモノ好きのオヤジが自分の趣味や日々の暮らしをつづります。

アランモルトとラフロイグ

2009年04月10日 | お酒のハナシ
アランモルトの「ノンチルフィルター」を飲みました。
荻窪のバー「ききゅう」でです。

ノンチルフィルター(Non-Chillfiltered)というのは、
ウィスキーを熟成・保存させる段階で、冷却ろ過をしないものをいいます。

これにより、モルトの中の味わいに関係する成分がこしとられることなく、
複雑な味が残るのだそうです。

このアランモルト、蒸留所を開始(より正確に言うならば再開)してから、
まだ15年ほどなのですが、私の好きなモルトの一つです。

最近、いろいろなバリエーションのウィスキーを生産していて、
この「ノンチルフィルター」もその一つでしょうね。

普通のものに比べてフルーツの香りが強く、「ききゅう」のマスターによれば、
最後にシェリー樽などに入れ替えて、香り付けをしているのかもしれないとか。

シェリーによる香り付けというのは、よくあるそうなのですが、
最近飲む機会が多いですね。流行なのでしょうか?

ラフロイグ クォーターカスク



こちらは言わずと知れた「ラフロイグ」。
でも、「クォーターカスク」という名前が付いています。

「クォーターカスク」というのは、通常の四分の一のサイズの樽で熟成させたもの。
樽が小さい分、お酒に接する面積が多いので、樽の香りが移りやすいとか。

だから熟成年数が短くてすむので、値段も安い(のか?)

ラフロイグは、ピートの香りが強く(こげくさい!)、潮からい!
好きな人は好きだけど、全然受け付けない人もいるモルト。

8年前に、とあるバーで始めて飲んだときの驚き。
でも、けっこう好きですね。まあ、こういう味もあるということで。


アランモルト/ラフロイグ/スプリングバンク(ききゅう)

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする