五十の手習い足払い

五十歳を過ぎて始めたブログももう何年目?
山梨に住む新しモノ好きのオヤジが自分の趣味や日々の暮らしをつづります。

新しい革袋には新しい酒を

2022年05月25日 | 日々のつれづれに

我が家から数百メートルの距離にある県立青洲高校。
長女の母校である市川高校と増穂商業、峡南高校が統合してできた新しい高校ですが、ここにきて新聞で取り上げられることが増えてきました。

昨日の地元紙の紙面には「青洲高 市川校歌を継承」とあります。
何と、2年前に開校した新しい高校には新しい校歌が無かったというのです。
高校では「市川高の校歌を青洲高に引き継ぎ、ほか2校の校歌は愛唱歌とする」と、増穂、峡南の同窓会に申し入れたとのこと。

青洲高が旧市川高の跡地に建てられていること、校歌の中に「市川」の地名が出てこないことがその理由なのだそうですが、何だかなあと思います。
場所のことはさて置き、地名云々は理由としてはふさわしくないし、何よりも新しくできた高校なのですから、新しい校歌を作るべき、いや開校前に新しい校歌を用意しておくべきだったのではないかと思います。
新入生は何とも思わなかったのでしょうか?

昔の高校の校歌を歌い続けることにどれだけの意味があるのか?
校歌は新しい高校のものであって、旧高校の同窓会のものではないはず。
理解を求めるということにも違和感を覚えます。

さらに、この申し入れに対して峡南高の同窓会は反対、一方増穂商の同窓会は理解を示したのだそうです。
ふーん、そうなんだ。
ちょっと意外。

「愛唱歌」という言い方もね、校歌だと思っている人たちにとってはどうなのでしょうか。
同窓会OBにとっても校歌は校歌のままでいいと思いますし、現役生にとっても「古い校歌を愛唱歌」と言われてもなあ。

別の高校のOBである私にとっては、これ以上はコメントを差し控えます(そこまで言って今更...)。
やはり、新しい高校には新しい校歌を作るべき、かと。

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