五十の手習い足払い

五十歳を過ぎて始めたブログももう何年目?
山梨に住む新しモノ好きのオヤジが自分の趣味や日々の暮らしをつづります。

アウディ五連覇

2014年06月16日 | ミニカー
14日と15日の両日にわたって行われた今年のル・マン24時間レースは、アウディの五連覇という結果に終わりました。

3台のアウディR18 e-tronクワトロ、2台ずつのポルシェ919ハイブリッド、トヨタTS040ハイブリッドの戦いは、トップを走っていたTS040がスタート後16時間の時点でコース上にストップしてしまい、事実上優勝争いから脱落。
その後首位は入れ替わり、終盤にはポルシェ919が一時トップに立ちましたがこちらもエンジントラブルなどで2台とも脱落しR18 e-tronクワトロが首位を奪還しました。

スタート時は特に、けっこう面白いレースでした。
TS040が先行し、919とR18 e-tronクワトロが追いかける展開でしたが、突然の豪雨でクラッシュが続出、首位の座を一時的に919が奪い、それをTS040が奪い返すなど見どころも多くありました。

事故に巻き込まれて大破し、前も後ろもボロボロでピットにたどり着いたTS040の8号車をピットクルーが直すシーンなど、前年のアウディ・チーム・ヨーストの神業をほうふつとさせるような場面もありました。

壊れても何とかピットまでたどり着けば、今年のTS040 8号車のように直すことができます。
しかし、コース上で立ち止まってしまった場合にはドライバーが直すしかないのです。

トップだったTS040 7号車(ドライバーは中嶋一貴さんでした)は電気系が全くダウンしてしまったためにピットにたどり着けずリタイヤとなりましたが、せめてガソリン・エンジン部分だけの駆動でピットにたどり着けるようになっていればと思いました。

結局各車落ち着くところに落ち着いて、ナンバーこそ違えど、昨年の表彰台(冒頭の写真)と同じアウディ2台とトヨタの顔触れとなりました。
ああ、今年も同じようなミニカーのメンツになってしまう。

これでアウディは五連覇。2009年のプジョー908をはさんでそれ以前も五連覇を達成していますし、今世紀に入って実に12回目の総合優勝を飾ったことになります。
まさに「21世紀はアウディの時代」なのです。

以前にもブログに書いたように、ル・マンの表彰台を獲得したマシンを中心にミニカーを収集している手前、最近はご覧のようにアウディばかりになってしまいます。

これらのミニカーは2009年あたりからのものですが、写真に写っている19台中実に10台がアウディなのです。


一方のトヨタ、今年は本当に惜しかったですね。
かなり優勝できる確率が高い年だったのではないでしょうか。
来年もル・マンに参戦する(参戦してほしい)と思いますが、一段と力を付けたポルシェと常勝アウディを抑えて勝つには、今年以上のエネルギーと運(!)が必要になります。
果たして来年、トヨタの悲願は達成されるでしょうか?

最後に私が今年注目していた2点について記しておきます。

日本人女性ドライバーの井原慶子さんは、所属チームを変えLMP2クラスにエントリーし、見事9位初完走を果たしました。
今後のさらなる健闘を期待します。

また、初の電動カーであるNISSAN ZEOD RCは残念ながら5周でリタイヤしました。
うーん、ここからスタートでしょうかね。


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