ゆきんこブログ

月刊ガソリンスタンド誌
『変化と試練が、人と企業を強くする』
連載中!

アクセル全開です。

2008年04月10日 18時23分24秒 | Weblog
いつの間にやら、一部上場企業の商社から元売りまでお客様の層が大きく変化してきましたが、我々は毎日夢中で仕事をしています。

我々の石油流通管理システムは永い期間をかけて現場で磨かれ、さらにお客様の意見やご要望を取り入れながら日夜変化しながら更に凄いことになっています。

今回の石油税制の問題で完成度は一気に高まっています。

今後の最大の課題はスタッフの養成ですね、なにしろ石油業界でも元売りや商社流通は専門的で本当に難しい。
ご要望は多くても、石油流通ビジネスの内容に対応できる人材を育成するには時間が掛かり過ぎます。

最近ではSSのPOSなどで処理されるデータは本当に単純だと感じています。

大手企業は多くのSS店頭データを平準に簡素化して一気に省力化を実現して、SS運営コストを劇的に落とすことが可能です。
販売店や直売部門データ、業転対応なども含めた流通管理を圧倒的に省力化することで驚くほどの経営効率向上が可能となるわけです。

受発注業務を電子化したら、次の課題は「与信限度額管理」や「油種別数量枠管理」などですから、まるで金融システムのように変化しています。

石油ビジネスもこうなると確かにダイナミックですね、少ない口銭でもますますスケールメリットを享受できるわけです。
まるで、石油流通ビジネスも金融デリバティブシステムのような感じになってきました。

『ペトロマスターEX』は日夜変化してますます充実しています。
開発も営業もサポート業務も全開です。

「ガソリンスタンド」ビジネスは時代の節目なんですよ

2008年04月10日 10時08分15秒 | Weblog
ここ数日関西、中国地方への出張でしたが移動が多くて、ブログを書き込む時間もありませんでした。

日本中どこへ行っても揮発油税暫定税率問題で大変です。
意見や議論も十人十色。

それにしても、全国を飛び回ってみると日本は石油販売業者の数は本当に多すぎると感じます。

「多すぎる」と言ってしまえばそれまでなのですが、過去のモータリゼーションの発達とともにそれだけ増えすぎたともいえるのでしよう。
最近では車の販売台数も頭打ちですから、開発途上国と違いこれからは販売数量が増えるということはないはずです。従って「適正な数」まで減少するはずです。

それを「淘汰」というなら、当然帰結すべき結論だと感じます。

誤解を招くと困りますが、最近では本当に必要な販売業者とどうでもいいような業者が存在していることも事実だと感じています。

これからの「ガソリンスタンドビジネス」はとてもマンネリで続けられる商売ではないようです。

業界として、行き着くところもだいぶ明確化されてきたように感じています。

その事が判っているリテール業者がどれほどいるのか、早く察知した方が勝ち組になるのでしょうね。

色々な方と話をしてみるとガソリンスタンド創生期を経験してきたお年寄りのほうが時代に対する変化の認識をお持ちのようで、二世三世の若手経営者のほうが逆に業界の既成概念にとらわれ視野も狭すぎるように感じられるのですが、どうなんでしょう。

大きな変化の時期ですから視野を変えて大ベテランの意見を拝聴するのもある意味で良い勉強になるかも知れません。

ガソリンスタンドというビジネスを創業した動機、それからの経緯、そして現状、何の職業でも創生期があるわけで、その昔、ガソリンスタンドは日本のモターリゼーションの時代を先取りしたニュービジネスでもあったわけですから。

とにかく、一つの時代が終わって「次の時代」が始まろうとしているように感じています。

難しい。時代の節目ですね。