ゆきんこブログ

月刊ガソリンスタンド誌
『変化と試練が、人と企業を強くする』
連載中!

石油流通管理システムも変化しています

2008年04月23日 08時24分25秒 | Weblog
今月末は、買い溜めの仮需要発生が予測されます。

なにしろ、30円/㍑の値上げですから、未曾有の値上げ幅です。
消費者の動きがどうなるのか見ものです。

それ以前に、これから月末までの需給状況も問題となりそうです。
やはり、系列優先となり業転市場は急高騰となるのかも知れません。

今月はカブリを覚悟の先行値引きで頑張った販売業者も今度はどこまで在庫分で値上げを送らせる事が出来るか?

それとも、被り分を取り戻すために即日転嫁となるのか?

色々と経営方針があるでしょうから販売市場は混乱するはずです。

石油流通業界のSSリテール部門の拡販戦略はともかく、流通の上流段階ではすでに次の段階を見据えての経営戦略を立てている大手企業が増えています。

リテール業者に対する「与信限度額設定」の見直し、「油種別数量枠設定」など流通がタイトになる事を前提としたシステム構築の動きです。

時代が変わりますね、請求書発行を中心とする単純な勘定系システムから本格的な流通管理システムの構築が急速に進行中です。

リテール業界では販売促進のための色々なシステムも話題となっています。

私自身、これからの石油ビジネスはシステムで変わると提唱し続けてきたわけですが、これからが本番のようです。

スケールメリットを享受できる規模であれば、システムにより確実な収益体制が確立できるのが石油流通ビジネスです。
いよいよ、格差の時代です。

当社システムの販売方針

2008年04月23日 05時50分14秒 | Weblog
自社でコンテンツを企画立案し、自主開発して、運用していただくクライアント企業の経営規模や業態に合わせながら一本、一本丁寧に販売していく。

我々が開発、販売するソリューションシステムはいわゆる「パッケージ製品」ではありません。
スーツで言うならば『ペトロマスターEX』と『D-TAX』はオーダーメイドで「雪ん子」はイージーオーダー製品ともいえるでしょう。

最近では当社製品も大手企業が販売窓口となるケースも増えています。
しかし、システムの性格上細かいサポートが必要となります。

ですから時間や経費はかかりますがプロパー販売が原則だと感じています。
商談が成立して納入を完了したその時点から、我々とクライアント企業のお付き合いが始まります。

完璧なサポート体制を維持していくためにはこの営業方針は絶対に大切なポイントだと感じています。

特に、最近はお問い合わせも増えております。
クロージングから構築スケジュールなどを考慮した場合には、販売体制の再整備も必要になってきそうです。