ゆきんこブログ

月刊ガソリンスタンド誌
『変化と試練が、人と企業を強くする』
連載中!

SSを再生させるための、新たなビジネスモデル開発

2011年06月05日 05時14分35秒 | Weblog
全国で「SS過疎地帯」が発生しており、お年寄り家庭の冬場の「灯油」配送体制などが危惧されていますが、
これらの問題を解決するべく、新たなビジネスモデルを企画中です。

「SSの過疎化」による「灯油配送過疎地帯」の多発について、
一番は消費者側にとっての問題ですが、石油販売業界としての課題も大きいわけですから、そこを何とかしてみたい。
石油リテール業界として何らかの手立てを考えれば、石油エネルギーに対する消費者の親密度も取り戻せるはず。
しかも、SSビジネスに新たな付加価値がつけられれば、と考えています。

SS業界に新たな収益源を確保できる「ビジネスの仕組み」とは、
やはり、『宅配』ほ基軸として、佐川急便やヤマトの宅配の地域版のように構築したいわけですが、
地方のSS業者にとっては「収益性」を確立できるだけのビジネスとしての「仕組み」がポイントとなります。

これまで、
SS店頭フィールドを中心とする、油外収益のビジネスモデルは、
SS周辺ビジネス業者から色々な提案がなされてきましたが、

今回、我々が企画するものは、
SSビジネスの基本的な業態そのものに関する新しい提案と云う事になるはずです。

コンビニが普及する段階でも、
商品アイテムはほとんど従来から販売されていたものを、「開いててよかった・」という視点でのビジネスモデルの展開がなされたことで、コンビニの業態が指示され、現在の普及を見たものと考えます。
ですから、定価販売でもあれだけの消費者支持で支えられています。

あなたの街の「ガソリンスタンド」が、車に対する給油や関連サービスだけでなく、
もっとあなたの傍にいて、消費者生活に密着したサービスを展開できたら、
「次のビジネス展開」が生まれて、新たな形で消費者の支持をうけ、存続可能となると云う事。

なるべく少ない資本投下。SS業者によるシステムネットワーク。
安売り競争から脱却したビジネスモラルの向上。
他の追従を許さない独自性と企画力。

やはり、システムの開発企画と構築、運用が最大のポイントとなりそうです。

ビジネスモデルは時代と共に常に変化しています。
特に、WEBを中心とする誰でも可能な、ビジネスモデルは事業変化が激しいようで、
楽天が1000億円以上の赤字を計上するようです。

SSビジネスは、地域に根差しているわけですから、
もう一度、ビジネスフォームを根底から考え直すことで再生可能と思うわけです。

私自身、
「灯油配送管理システム」や「軽油税納税管理システム」など、
日本で最初に開発してきた経緯があります。
人のやらない事、出来ない事に挑戦してみたいと思っています。

週末から、日曜日が私にとっては最も仕事をしているというわけです。

昨日は孫の子守をしながら、昨日はリゾートトラストレディースを観戦してきました。
ギャラリー用の通路が坂道で疲れました。
今日は、プレーでもしながら気分を変えてみたいと考えています。