ゆきんこブログ

月刊ガソリンスタンド誌
『変化と試練が、人と企業を強くする』
連載中!

秋ですね

2011年11月01日 20時06分43秒 | Weblog
午前中の営業会議に午後からは複数社が来訪してのシステム開発の打ち合わせ。

忙しかったけれども結構充実した一日でした。
結構大きな案件が複数発生していますが、時間がかかりそうです。

今日はこの季節にしては温暖でした。
仕事から解放されて一息ついています。

我々の企業も大きな過渡期を迎えており、これからが勝負の時期になりそうです。
これからの体制とビジネスの方向性について新たな模索がスタートしています。

まるで、ビジネスドラマのように状況も変わります。
こんな時には、流れと変化を楽しむくらいの余裕がほしいものです。

ここで一句、

頬撫でる、孫の手に似た、紅葉(もみじ)かな。

読書の秋、思索の季節です。



想えば、遠くへきたもんだ・・・

2011年11月01日 15時11分43秒 | Weblog
ディスクワークは疲れます。

一仕事終わってから、
月刊ガソリンスタンドの来年からの原稿企画に取り組んでいます。

大災害後、石油業界で進んでいる「クラウド化」とBCPに関する課題がテーマとなりそうです。

すでに、
灯油配送システム「雪ん子」、軽油税納税管理システム「D-TAX」、
そして、石油直売システム「ペトロマスターEX」などはクラウド構築に充分な実績があります。

さらに、EDIによる石油受発注システムなど、
すでに、石油業界は大手企業を中心に「クラウド」の大きな波が動き出しています。

これらの、実例をご紹介ることになるわけですが、
システムとしての機能に関する情報開示ともなりそうなので難しいですね。

軽油税システムなどは、エクセルなどを駆使して自前で工夫している企業もあるわけですが、
現実の流通データからそのまま起生して直接作成できるシステムは「D-TAX」のみだと自負しています。

一昨年の帳票変更のような事態も発生しますから、
個別的な対応では時間がかかりすぎるため、「D-TAX」の評価が高まっています。

開発当初は運用ユーザー数が少ない割にメンテ作業が多く非採算でしたが、
ようやくここにきて、対応パターンも増えて来ました。

特徴業者であれば、ご理解いただけると思いますが、
軽油税納税は毎月の作業ですし、帳票作成はデータも多いため担当者の方はハードな業務を強いられます。
還付金計算などをしてみますと、一人あたり収益ではその企業で一番貢献しているケースもありますね。

しかも、各都道府県の税務担当者によって、
指示や見解が異なるなんてことまであるわけですから、普通のシステム屋ではほとんど対応不能でしょう。

しかし、「軽油税納税管理」は地味な作業で目立たない。
また、ベテランでなければ理解できない、円滑にいかない部分もあります。
課税済み軽油の「流通経路図作成」なんて、若い女性などが販売先に問い合わせられないなんてことまでありますね。

時を経て、我々の「D-TAX」もだいぶ認知されてきました。
現在では、元売り販社や大手商社までご活用いただいています。
すでに、システムとしては磨き抜かれて円熟ともいえる領域に入ったと自負しています。

今後は、構築の期間短縮などに取り組んで、さらなるコストダウンを図ります。、
さらに、「ペトロマスターEX」への拡張開発の要望が増えており、
ようやく今後の展開に期待が持てるようになりました。

これほど、開発とメンテナンスに時間と手が係るソリューションなんて、
大手企業では不可能だとも思うわけです。

それにしても、こんな零細な企業が永年かけてよくここまで完成度を高めたものだと、自分でも思います。

想えば、遠くへ来たもんだ・・・