ゆきんこブログ

月刊ガソリンスタンド誌
『変化と試練が、人と企業を強くする』
連載中!

自信を持った配送サービスで適正な値取りが可能となります。

2011年11月21日 05時22分26秒 | Weblog

ここ数日、全国各地から今シーズンの灯油の「走り値」と販売市況情報の問い合わせが増えています。
「配送灯油」に関しては、100円/L以上がほぼ定着しているようです。

最近の灯油ビジネスは配送サービスの「質」が問われており、安定した値取りも可能となっているという事のようですが、
配送サービスについては、企業ごとに格差がありますから消費者の満足度次第ともいえます。

ここにきて、『引き売り』といわれる巡回販売よりも徹底した顧客管理体制による「定期配送」などの消費者需要が急増しています。
巡回販売は、やはり小口のポリ缶購入の需要などが中心となっており、消費者から見た購入時の不安定要素が課題となっているようです。
今年は、「巡回販売」から顧客管理を中心とする「雪ん子」導入の動きが急増しています。

店頭灯油に関しては、SS店頭やホームセンターなどで一部安値が見られますが、
以前と比較すると「配送灯油」との価格のすみわけが明確化しており、あまり気にならないという意見が増えてきました。
配送コストの転嫁が可能となったことで、配送の「質」が問われています。

『雪ん子』のハンディPOS納品書からプリントアウトされるQRバーコードを読み取り、
携帯電話からのWEB注文システムを駆使した、24時間の無人受注体制などは消費者の利便性やニーズに合っているようで、受注データが急増しています。

朝、「雪ん子」を立ち上げれば、受注データがすでに収納され「配送指示データ」として作成されているわけですから、
企業側にとっても、受注業務などの煩わしさから解放されますし、配送業務の効率化にも抜群の効果を発揮しています。

さらに、配送現場のハンディPOSから「雪ん子」へ直接売り上げデータや日報データの送信も可能ですから、
夜間に及ぶ配送でも安心してご利用いただけますし、後方の計算センターへのデータコンバートにより、納品書の手打ち作業なども不要です。

灯油の仕入れ市況情報も必要ですが、
「売価」の値付けと、配送業務コストの削減はもっと大きく収益に影響を及ぼすということを忘れずに。

充実した配送体制による顧客満足度が、ホームエネルギーほ起点とする「次の時代」の宅配ビジネスに直結しています。
今年は、自信を持った配送サービスで、適正な値取りが可能となるはずです。