ゆきんこブログ

月刊ガソリンスタンド誌
『変化と試練が、人と企業を強くする』
連載中!

灯油ビジネスにおける、店頭価格と配送コスト

2011年11月16日 05時38分33秒 | Weblog

SS店頭ビジネスと「宅配ビジネス」、
同じ商品なのですが、『灯油』は確かに全く異なる商品となります。

「セルフSS」と「フルサービスSS」におけるガソリンの価格差と
重いポリ缶をぶら下げて車に積み込んで持ち帰る消費者の煩わしさ・・・

価格差があって当然なのですが、消費者のスタンスによって選択は自由です。

先日、古い友人でもある某元売りの担当者の方と灯油ビジネスに関する話題で盛り上がりました。

今年の灯油ビジネスは、災害による電力供給の課題から「灯油復権」の動きに期待が大きいようですが、
「配送灯油」に関するコスト転嫁について、自分が消費者の立場に立って考えると、
仮に10円/Lの配送コストで、ポリ缶ひとつでで180円の価格差。
自分の車に積み込んで汚れる懸念や、車の燃料を使用してまで購入に出向いたりするかと云えば、どうなんだろう・・・、という話題です。
皆さんは、どう思いますか?

仮に、「タバコを一つあげるから、灯油をポリ缶で買ってきて、」と頼まれたとして、410円です。
「う~~~ン」と考え込んでしまいそうです。

立場により、人間のコスト意識は大幅に異なりますから、選択は多様だとは思いますが、
仮に価格差が20円/Lだとても、ポリ缶一つで380円なのです。

灯油ビジネスにおける価格設定の難しさなのですが・
しかし、ここに「宅配ビジネス」としての大きなビジネスチャンスがあると思います。
販売側としては、いかにしたら配送体制を整備してコストダウンをはかる事が出来るか、
消費者ニーズを先取りして、新たなビジネスモデルの構築へ。

昨日は、
サッカーの北朝鮮戦が気になるなか、昼には来客があり、その後は別件で会食。
夜、自宅に帰りテレビを見たら負けていた・・・・、 残念!!

家内などは、イライラしながら、「貴方がテレビを見ていなくて、よかった。」
確かに、ストレスがたまる試合だったようですね。