ゆきんこブログ

月刊ガソリンスタンド誌
『変化と試練が、人と企業を強くする』
連載中!

システム構築作業も南下中

2007年10月25日 09時52分48秒 | Weblog
北海道、東北は紅葉真っ盛り。
晩秋から冬が日本列島を南下中。

我々の仕事も、徐々に南下しています。
現在、中四国から九州エリアの立ち上げ作業で大忙し。
A君は今日も新人のU君を伴って連日飛行機で全国を飛び回っています。

U君に「飛行機に乗る時は、ちゃんと靴を脱いで乗るんだよ。それから、切符は降りる時スチュワーデスさんに渡すんだよ」なんて私が冗談言っています。
彼は、「海外旅行に行ってきましたら、判りますよ!!」で大笑い。

今年は、スタッフも冗談を言いながらの余裕も出てきました。

ユーザー様はどこでも灯油で「今年こそは」という気合いが入っています。
今年は昨年のような天候異変やなどはさそうです。
期待できるシーズンです。

今年は、セルフなど店頭ビシ時ネスだけで外販経験が少ない多数のSS業者の方も灯油外販に参戦しています。
店頭実績しか持たない販売業者の皆さんにとって大きな収益の柱となるようサポートを徹底し、来春には総括と分析を行い、今後の戦略を練り上げてみたいと考えています。灯油配送を起点として夢のある「外販ビジネス」展開の可能性を模索しましょう。

私は、朝から掛かってくる電話対応やスケジュール立案管理です。
サポートセンターのT嬢が急遽手術する事になり、数か月休みます。
強力な戦力が離脱です。辛いです。

しかし、来月からは金融機関を退職して当社に入るスタッフなどもおり増員計画は順調に推移しています。

いずれにしても、忙しいシーズンです。

不得意なディスクワーク

2007年10月24日 11時46分12秒 | Weblog
今月に入って、出張の合間のディスクワークが多くて参ってます。
まず腰が痛くなる。
たばこの量が増える。
長時間頑張ると集中力が落ちる。

ブログを書く事が「息抜き」になるくらいハードです。

特に、企画や計画がからむものは時間が掛かります。

会社の中をウロウロしては、集中して作業中のスタッフに話しかけて邪魔者扱いされます。

「昼寝でもしていてください」なんて慰められて、またPCに向かいます。

困ったオヤジになってしまうのです。
動物園のクマのようです。

昨日まではシステム検証。
今日は計画立案。

早く、表に出たい気分なのですが、しょうがない。

ゴルフに行けば、シャンクにザックリでグリーンを一周してストレスが溜まります。
午後はゴルフ場でも行って支配人とアプローチ練習でもしようかと思っています。

駄目だな・・・、やっぱり仕事しよう。
バイオリズムが悪い日なのかも知れません。
こんな日は集中力が欲しいです。

閉鎖するSS

2007年10月24日 10時49分48秒 | Weblog
閉鎖が進む北関東エリアですが、最近油外収益が凄いといわれてきた優秀SSまで閉鎖しています。
倒産による閉鎖ではないので、資産の有効活用でも考えているのでしょうか。

努力の割に収益が薄い。もっと儲かる商売がある。
赤字や収支トントンなら閉鎖すべきだとか、色々な意見や憶測もあります。

外販配送や卸直売に特化して業績を伸ばしている元石商幹部の企業もあります。
生き残りや業態変化の手法も様々ですね、

別にSSに限ったことではなく、色々なビジネスで業態の変化が出てきました。
日本経済新聞の関東版では倒産件数が22%も増加しているとの報道です。

企業が生き残るためには、何か工夫をしなくてはならない時代に入ったようです。業種によっては人手不足で中高年齢層は職探しといった状況が顕著になっています。人手不足なのに人が余っているなんて不思議な時代です。

どうも、これからの時代に合ったビジネスや人材の窓口が絞り込まれてきたようです。
石油ビジネスでも、ある程度の規模になれば優秀な管理スタッフが必要です。

SSフィールドで力を発揮するスタッフとITに強くて管理能力が発揮できるスタッフの両方が必要となっています。

時代の変化を嫌う旧泰然とした頭の古いスタッフが多い老舗企業などでは、管理部門の見直しが急務となっています。
本社管理経費が大きい「頭でっかち」といわれる組織は淘汰の道を一直線。

ITに強い若手スタッフがバリバリ仕事をしている企業と、アナログ社員が手作業で業務を課抱えこんでいる、給料泥棒の多い企業では管理コストが全く異なります。

これだけ全国各地の有力店を巡回していると、玄関を入っただけでその企業の雰囲気というか空気が判ります。

自分の会社も気をつけましょう。
今日から二日間、経営計画の立案です。

勝負あり !! ?

2007年10月24日 08時42分00秒 | Weblog
今シーズンの灯油ビジネスはまだ序章段階です。
助走段階ではスピートに乗っていますが、天候次第ですからもう少し注視する必要があります。

しかし、今シーズン灯油の「先物」で勝負している某社の社長さん。
うまくいきそうですね、他社の仕切りで売ってもいけるはずですが、大切に売ってしっかりと儲けましょう。

昨年のスタート時は蒼くなっていたけれど、途中から暖冬で今年もこのままいけば・・・、

しかし、相場がらみの儲けはラッキーとしなければいけません。

場当たり的な「業転市況」で仕入に右往左往することなく、場を見ながらの冷静な商売の姿勢には感服の至りです。

全国各地から灯油ビジネス本格スタートの連絡で、ゆきんこサポートセンターもいよいよ忙しくなってきました。

昨日は、インド大使館から電話で引っ越ししたのでドラム缶にある灯油を片付けてほしいとの要請。なんだコリャ・・・?
当社は灯油配送システムの開発販売会社です。と説明して何とかご理解を頂きました。


当社も財務会計システムの入れ替えです。

2007年10月23日 16時49分34秒 | Weblog
決算期を前に財務会計システムの再構築作業に着手しています。

「医者の不養生」、「紺屋の白袴」とか言います。
自分たちはシステム屋なのですが、会計システムは汎用のものを使っていましたので不便を感じまして、より業務に適合したソリューションはないものかと探していました。

営業情報の管理や決算シュミレーション予測まで、一元的に連動できる事を条件にいろいろと探してみたのですが、なかなか気に入ったコンテンツが無くて、いっそのこと自分たちで創ってみようかと考えていた矢先、会計事務所のI君が探してきた最新版のビジネスソリューションをみてびっくりしました。

我々が想定していたのとほぼコンセプトが一致するビジネスソリューションが存在していました。

これからの時代。商売も多様となりますから汎用のものを応用し我慢しながら使用する必要はありません。やはり、業務に特化したものが使いやすい訳です。

石油ビジネスに汎用の請求書作成システムを使用するとしたら、揮発油税や軽油税計算をはじめ妥協しなくてはならない部分がたくさんありますから、現実的には使用不能です。使い勝手が悪くて大変ですね。

ですから、業務に特化したシステムが一番です。
その業界で使用される本数が少なければ当然価格も高くなります。
しかし、やはり「その道のプロ」が作ったものは何かが違います。

請求書をコンピューターで作る時代が創世記で、関連ソリューションが出てくる時代が成長期なのでしょう。これからはより成熟した業務特化型のソリューションが出てくるはずです。

しかも、安くなるはずです。
IT環境をフル活用する事で驚くほどの経営効果が生まれます。
こんなに便利で有利なビジネスツールを有効に使いこなせなければ市場から置き去りにされてしまいます。

まさか、今でも「手書き請求書」を書いている企業は少ないでしょうが、使ってみれば判ります。

そういえば、新潟のS産業さんも「雪ん子」で請求書を作り始めているかな?
御婆ちゃんと奥さんと手書きの請求書作成で大変でしたね、A君の報告では最近御婆ちゃんまで、「雪ん子」をバリバリ使いこなしているとか・・、よかった・。

あれだけの灯油の売り上げを手書き請求書でよく対応していたものです。
今年からは楽になるでしょう。

箱根のバリバリ君も立地条件を克服して、灯油ビジネスで勝負してみてください。
貴方なら絶対にできます。立派なチラシも見せて頂きました。もう「稟議」も不要でしょうから結果を出すだけです。(笑

兵庫の頑張り屋さん。いよいよセルフのSSフィールドを飛び出して、新しい「何か」を掴みましょう。安定収益確保が当面の課題です。奥さんと一緒に頑張ってください。近くに行ったら寄らせていただきます。

大手業者から家族経営の灯油業者まで、日本全国何処でも、便利に使って頂いて、しかも灯油消費者に安心の配送サービスで「雪ん子」が活用されているとしたら開発者冥利に尽きます。

何かあったら、どんなことでも「ゆきんこサポーセンター」までお気軽に電話をください。

絶対にお役に立ちます。お任せください!

ありがとうございます。

当社のシステム導入の話題から、飛んだ方向に行ってしまいました。

デリバリービジネスの開幕です。

2007年10月23日 09時06分13秒 | Weblog
石油市況総論は別として、直近の灯油ビジネスの見通しは明るくなっています。
先ずは今シーズンのスタートは非常に順調のようです。

10月度は店頭ガソリン減販を補って収益貢献できそうです。

問題は価格ですが、各地の走り値で80円以上です。11月からは一段高の様相です。

なんだかんだ言ってもSSの決算は灯油によって左右されます。冬場の花形収益商品です。これから来年春まで目一杯頑張りましょう!!

配送を伴う付加価値販売の工夫もこれから一段と活発化されてきます。

全国各地でアイデア一杯のデリバリービジネスの開幕となりそうです。
地域性や業態に応じて色々な特色があるのも面白そうです。

画一的で創造性に乏しいといわれてきたSS業界も最近ではようやく自主性に目覚めてきたようで、これからが見ものです。


灯油の仮需要が発生

2007年10月22日 12時17分27秒 | Weblog
ガソリンをしり目に、10月の灯油販売は順調のようです。
消費者レベルで値上げを見込んだ仮需要が発生しているからです。

既に、北海道東北ではホームタンクへの満タン給油がスタートを切っています。
SSビジネスにとってはガソリン減販を補う神風到来。

今月末にかけてさらに上向いてくるとの予測です。
そういえば、冷え込みが急ですね、

昨年はスタートは寒くなると思われたのが、一転暖冬でした。
天候の事ですからまだまだ判りませんが、一応スタートは順調のようです。

あとは、価格設定の課題です。
生協やホームセンターなどのも今年の価格設定は苦労しているようです。
まだ、先行きは不透明です。

配達灯油は100円/㍑に乗るのでしょうか?
これだけ製品価格が急上昇すると石油ビジネスでは増加運転資金の調達にも影響しそうです。

現金売りだからキャッシュフローにメリットがあるなんて考え方は、間違いの原因になります。仕入調達の必要増加資金分に必ず反映されるのですから要注意。

問題はあくまでも「値取り幅」なのです。
価格転嫁の遅れは即時自分の首を絞める事になります。

短期的な波動では業転の下げもあるでしょう。しかし、今年はそんな安易な情報に乗せられることなく確実な値取り体制を視野に入れ覚悟しておく事が大切です。

全体の状況を普遍的に見ながら、その上で目の前のことにも最新の注意を払えと教える「着眼大局、着手小局」が当面の経営テーマとなるはずです。

ビジネスのスタンスにより異なる必要情報

2007年10月22日 10時56分58秒 | Weblog
石油流通ビジネスに従事する企業や経営者にとって、その時々で必要となる最低限の情報があります。逆に不用とまでは言いませんが「知っておいて損のない」程度の情報もあります。

絶対に必要な情報は、それぞれの立場やスタンスで異なるはずです。
極端にいえば、リテール業者にとっては当面の「仕切りの値動き」が最大のポイントということになるはずです。
個々のスタンスにより当然仕入調達の手法や条件も変わります。

それぞれの立場で、どうしたら有利な仕入スタンスを確保できるかが問題となる訳ですが、結論からいえば交渉力の基本は資金力と販売力のバランスです。結論はいつでもどんなビジネスでも同じ事。

中国や中進国の消費量が増えて云々。。は仕切り価格高騰の原因と要素であり、その内容や見通しについては石油で相場でも張らない限り「知っていて損のない」程度の情報となってしまいます。なぜなら、リテール部門のスタンスではその時点における価格転嫁作業がが最優先されるからです。

消費者から「また上がるの??」といわれた時に、説明するための知識なのですが、現在では新聞やテレビで報道されていますから忙しいSSスタッフよりも購入者側の方が情報取得が早くて豊富な場合も多い訳です。

特約店の販売店担当者に対する値上げ交渉。元売り社員の特約店に対する価格戦略。元売りには原油調達のために産油国などとの交渉もあるはずです。
それぞれの立場やスタンスで話題や交渉内容も異なるはずです。

これから、厳しい値上げにさらされるであろう、消費者に向けてどんな手法で値上げ交渉を進めたらいいか、これが最大の課題ですね、一般需要家や消費者にWTI云々を説明してみても判りません。

そこで、工夫が必要です。

下げで文句をいうお客様は少ない訳ですが、「上げ」ではうるさい訳です。
商売は上げが難しい。
「看板価格」を変えるだけでその都度の交渉の煩わしさを回避できるとしたら楽ですね、それが「セルフ」や「店頭現金売り」ということになります。このビジネスは誰でもいつでも出来る、ビジネス手法です。

しかし、地域一番店のプロが行うリテール商法の巧さは見習うべきものがあります。

デリバリー(配送)を伴う消費者サービスなどで他の追従を許さないだけの自信があればこその強みを発揮できるようになればしめたものです。

視察や説明会などの真似の出来る外見的なフォームではなく、特殊なノウハウがありますから本物の強みを発揮できるのです。

そのための、手法と情報を知りたい・・・・?
貴方は、自分が汗と涙で長年培ってきたビジネスの種明かしを他人や同業者に簡単に行いますか?

実は、その部分が「必要な情報」なのです。
導入したら、ウナギ登りのような意図された小手先の情報よりも、本物の情報はもっと深いところにあるものだと考えるほうが妥当です。

優秀といわれる企業にはそのノウハウや要素がたくさん蓄積されています。
それが本物の「情報」なのだという事がよく判ってきたら貴方も本物です。。

ゴルフは悪?

2007年10月22日 06時40分40秒 | Weblog
今度は防衛庁の高官が出入り業者とゴルフをしていたと大騒ぎ、過去には事件が起きた時に総理大臣がゴルフをしていて問題になったり、ゴルフをしていたというと何かと目くじらを立てられます。

ゴルフが悪いわけではなくて、その人の行動が問題なのであってゴルフファンの私としては少し気になります。

以前ゴルフ業界のある方と話していたら、ゴルフに対する「偏見」について業界として修正する必要があると主張していました。そのとおりです。

一日、一万円程度で青空の下で運動して、食事して、風呂に入って帰れるスポーツなんて現在では庶民的な遊びです。パチンコへ行ったら一万円なんて一時間も持ちませんよ。

政治家や要人がパチンコをしていて問題になったなんて聞いたこともないけれど、偏見というものは怖いものです。

接待でも、ゴルフ以外いろいろなことがあるはずです。
ゴルフはなぜ「悪者」になり易いのでしょう。
よくわかりません。

灯油ビジネス現場検証。全国行脚

2007年10月22日 06時26分44秒 | Weblog
関東平野もめっきり冷え込んできました。
北日本ではすでに灯油シーズンインです。

これから、今年の灯油ビジネスは南下しながらスタートします。
真夏の炎天下に「雪ん子」の構築を開始してからスタートまでほんの一瞬のような忙しさです。

今年は新規導入企業でも準備が早く、例年になく「気合」が入っているようです。
一時のガソリンのような価格で灯油を販売することになりますから緊張感もたかまります。

灯油シーズンが始まると、サポートが忙しくなります。
今年からシーズン中でも私自身が時間を調整しながら全国のユーザー様を巡回してみたいと思っています。

全国の灯油ビジネス最前線を見ながら、システム屋としての目ではなく現場実務を原点に返って再度検証してみる事も大切ですからね、これから、まだ中四国、九州地区の構築を控えています。

灯油ビジネスの最前線情報や新たな手法。宅配を起点とする新たなSSビジネスフォームについてもお知らせするつもりです。