テレビなどを見ていると、デフレの時代を背景にして色々な業種で「安売り」情報の報道が盛んです。
安売りスーパーなどでは198円で海老フライがついたお弁当の話題や1円で衣料品を売るショップなどなど、
家内などはテレビを見ながら「うちの近くにもあればいいのに・・・・」などと溜息をついています。
もちろん1円で売って儲かるはずもない商売だとは思いますが、
最近のスーパーマーケットやホームセンターなどの「客寄せ商品」の価格設定には本当に驚かされます。
テレビを見ていたら、衣料品安売りショップの経営者は「一番小さい貨幣である1円硬貨で売るのだから、間違いなく日本で一番安い」と言っています。
お客さんが開店前から列をなし、ヨーイドンでスタートして数十秒で売り切れとなる状況がテレビで報道されていました。
昔、上州戦争と言われた「ガソリン安売り競争」がありました。
私が父から事業継承した頃でしたから今でもよく覚えています。
安売り「無印スタンド」の出現で石油業界全体で騒がれたものです。
その後、酒のディスカウントとガソリンスタンドの併設店舗も大騒ぎされたものです。
安売り店の前で一般の酒屋の経営者が焼身自殺をして安売りに抗議した事件などもあったのです。
その会社の跡取りはは今は亡き弟の同級生で親友でしたが、今では立派な社長さんです。
北関東、特に群馬県は、江戸と越後、信州の分岐点です。
昔から「バッタ品流通」で有名な地域なのです。
江戸の売れ残り商品が流れてきて「越後」と「信州」の業者が高崎の問屋町に仕入れにやってくる流通の拠点でもあったようです。
石油製品でも「京浜玉のゴミ捨て場」なんて言われていました。
今手は、高速道路もできて流通体系も変わりましたので、問屋町の老舗問屋も倒産と廃業に晒され見る影もありません。
そんなわけですから、家電のヤマダ電機にビックカメラ、カインズホーム、にワークマンなどのベイシアグループをはじめとして、ディスカウントストア発祥の地として有名です。
「安売り」を貫き通して全国に名ただる企業に成長した企業をあげたら枚挙にいとまがありません。
まさに、流通と価格破壊の発祥の地ともいえるわけです。
私の同級生にはそんなディスカウント企業の創成期に就職し成長期から現在まで仕事をして役員にまでなった友人もたくさんいるわけです。
昔は作業着を着てトラックを運転しながら仕入れで全国各地を飛び回っていた友人が今では役員となってバリッとしたスーツを着て頑張っています。
一方では、当時花形デパートであった高島屋に就職した友人もいるわけです。
今では駅を挟んで高島屋とヤマダ電機、そしてビックカメラの発祥店などが覇を競っているわけですが、本当に時代の流れを感じています。
先日も石油業界紙の記者さんが来訪して、「高崎は元売販社と商社の直営店、大手ディーラーの店舗ばかりが増えて、地元業者が少なくて読者が少なくなりました・・」と嘆いています。
確かに、周辺を見渡すと地元の石油老舗が少なくなりまして、寂しい限りです。
東京駅から新幹線で一時間弱、高速道路で京浜玉もひとっ飛びですから、何も石油ビジネスだけではありません。
若い人たちや富裕層は流行のモノが欲しければ東京地内へ買い物に行きます。
東京駅の大丸デパートやグランスタでさえもライバル店なのです。
そんな高崎ですが、ユニクロの駐車場だけはいつでもどこの店でも満杯です。
時代の勢いとビジネスの流れは凄いものです。
昔、私の会社の販売店だった方が「カアチャンと二人だけでスタンドやってるから、晩酌を減らせば、安売りできる」と看板上げて業転仕入れて頑張っていました。
近隣の競合店が私の会社の仕切りより安い看板をあげていました。
悔しかったですね。
そんなこともあり、私は高速道路のそばに流通貯蔵基地を作って、
大型ローリーを購入して京浜玉を引っ張る業転ビジネスに本格参入したわけです。
そして、厳しい人生の試練に晒されることになりました。
先日、昔の販売店のSSがあった場所を通りましたら「宅地分譲中」の売り出しの旗が立っていまして、涙が出ました。
販売店であったⅠさんは、SSを閉鎖した今でもホームローリーに乗って灯油宅配ビジネスで元気に頑張っているとのこと、
健康に気をつけて頑張ってください。近いうちにホルモン持って遊びに行きます。
七輪で焼きながら、また、一緒に晩酌でもしましょう。
テレビでは、JAL破綻のニュースを報じています。
時代ですね・・・・・・・・・・・
安売りスーパーなどでは198円で海老フライがついたお弁当の話題や1円で衣料品を売るショップなどなど、
家内などはテレビを見ながら「うちの近くにもあればいいのに・・・・」などと溜息をついています。
もちろん1円で売って儲かるはずもない商売だとは思いますが、
最近のスーパーマーケットやホームセンターなどの「客寄せ商品」の価格設定には本当に驚かされます。
テレビを見ていたら、衣料品安売りショップの経営者は「一番小さい貨幣である1円硬貨で売るのだから、間違いなく日本で一番安い」と言っています。
お客さんが開店前から列をなし、ヨーイドンでスタートして数十秒で売り切れとなる状況がテレビで報道されていました。
昔、上州戦争と言われた「ガソリン安売り競争」がありました。
私が父から事業継承した頃でしたから今でもよく覚えています。
安売り「無印スタンド」の出現で石油業界全体で騒がれたものです。
その後、酒のディスカウントとガソリンスタンドの併設店舗も大騒ぎされたものです。
安売り店の前で一般の酒屋の経営者が焼身自殺をして安売りに抗議した事件などもあったのです。
その会社の跡取りはは今は亡き弟の同級生で親友でしたが、今では立派な社長さんです。
北関東、特に群馬県は、江戸と越後、信州の分岐点です。
昔から「バッタ品流通」で有名な地域なのです。
江戸の売れ残り商品が流れてきて「越後」と「信州」の業者が高崎の問屋町に仕入れにやってくる流通の拠点でもあったようです。
石油製品でも「京浜玉のゴミ捨て場」なんて言われていました。
今手は、高速道路もできて流通体系も変わりましたので、問屋町の老舗問屋も倒産と廃業に晒され見る影もありません。
そんなわけですから、家電のヤマダ電機にビックカメラ、カインズホーム、にワークマンなどのベイシアグループをはじめとして、ディスカウントストア発祥の地として有名です。
「安売り」を貫き通して全国に名ただる企業に成長した企業をあげたら枚挙にいとまがありません。
まさに、流通と価格破壊の発祥の地ともいえるわけです。
私の同級生にはそんなディスカウント企業の創成期に就職し成長期から現在まで仕事をして役員にまでなった友人もたくさんいるわけです。
昔は作業着を着てトラックを運転しながら仕入れで全国各地を飛び回っていた友人が今では役員となってバリッとしたスーツを着て頑張っています。
一方では、当時花形デパートであった高島屋に就職した友人もいるわけです。
今では駅を挟んで高島屋とヤマダ電機、そしてビックカメラの発祥店などが覇を競っているわけですが、本当に時代の流れを感じています。
先日も石油業界紙の記者さんが来訪して、「高崎は元売販社と商社の直営店、大手ディーラーの店舗ばかりが増えて、地元業者が少なくて読者が少なくなりました・・」と嘆いています。
確かに、周辺を見渡すと地元の石油老舗が少なくなりまして、寂しい限りです。
東京駅から新幹線で一時間弱、高速道路で京浜玉もひとっ飛びですから、何も石油ビジネスだけではありません。
若い人たちや富裕層は流行のモノが欲しければ東京地内へ買い物に行きます。
東京駅の大丸デパートやグランスタでさえもライバル店なのです。
そんな高崎ですが、ユニクロの駐車場だけはいつでもどこの店でも満杯です。
時代の勢いとビジネスの流れは凄いものです。
昔、私の会社の販売店だった方が「カアチャンと二人だけでスタンドやってるから、晩酌を減らせば、安売りできる」と看板上げて業転仕入れて頑張っていました。
近隣の競合店が私の会社の仕切りより安い看板をあげていました。
悔しかったですね。
そんなこともあり、私は高速道路のそばに流通貯蔵基地を作って、
大型ローリーを購入して京浜玉を引っ張る業転ビジネスに本格参入したわけです。
そして、厳しい人生の試練に晒されることになりました。
先日、昔の販売店のSSがあった場所を通りましたら「宅地分譲中」の売り出しの旗が立っていまして、涙が出ました。
販売店であったⅠさんは、SSを閉鎖した今でもホームローリーに乗って灯油宅配ビジネスで元気に頑張っているとのこと、
健康に気をつけて頑張ってください。近いうちにホルモン持って遊びに行きます。
七輪で焼きながら、また、一緒に晩酌でもしましょう。
テレビでは、JAL破綻のニュースを報じています。
時代ですね・・・・・・・・・・・