まずは、今月は大イベント!そうです、金環日食ですよね。
もう、観察用のグラスは購入済ですか? 5月21日(月)朝7時半前後、お見逃しなく。
東京、静岡、名古屋、大阪、高知、鹿児島を結ぶ辺りが、ばっちり金環日食観察可能地域ですが、北海道や東北、日本海側でも、円にはなりませんがカチューシャ風(?)には見られるので、是非観察して見て下さい。
それでは、通常の今月の惑星を見て行きましょう。
水星:明け方の低い東天に太陽の出る前に見えますが、下旬に向かって高度を下げて見えにくくなります。
金星:太陽が沈んだあとの西天に、明るく輝いています。晴れていれば、見逃しようもなく目だっていますが、だんだん低い位置になり、下旬にはかなり低くなります。5月23日(水)の夕暮れには細い三日月の右にいますが、西空低く見渡せる所なら見られるかもしれません。
木星:太陽に近すぎてみられません。
土星:冬の星座と共に夕方沈んでしまう金星とは対照的に、春の星座のスピカに寄添うように、夕方に東空から昇ってきて、夜明け前に沈んでいきます。
火星:金星と土星の間あたり、しし座のレグルスのそばに赤い顔で帰宅の人を天頂に近い南空から見下ろしています。こちらも見つけやすいです。
春雨が降ったり天候に左右されますが、晴れていれば金星・木星・土星が、まだまだ賑やかに夕方からの夜を賑わせてくれています。金環日食と共に是非見ごろの惑星達も忘れずに楽しんで見て下さいね。