ちょっと前ですが、2月14日(金)の東京新聞の朝刊に下のような記事が載りました。
再審無罪の判決が確定した袴田巌さんの公判で、裁判官が弁護士に写真のバッジを外すように求めたとのことで、その裁判所の対応が違法であると求めた訴訟が起きている話の記事だが、それも大事。でも、私の目はバッジに釘付けになったのは・・・
”HAKAMATA SUPPORTERS CLUB” あれっ!!!なんで、”DA”じゃないの??? 「ハカマタ」という呼び方は聞いたことがなかったので驚きました。 すると、袴田さんの正式名は「ハカマタ」さんだったのでした。
折しも、出生届などして載る戸籍にはふりがながない。今年2025年5月26日から改正戸籍法が施行になり(法務省ココから)、
「従前、氏名の振り仮名(フリガナ)は戸籍上公証されていませんでしたが、この改正法の施行により、戸籍の記載事項に、新たに氏名のフリガナが追加されることに」なるという。こうなると、「正しい氏名の読み方」が定着するが、これまではそもそも不思議と思えたが、登録がされていなかったと判明した。
ということは、袴田さんが、「ハカマタ」だけれど、周囲もニュースも「ハカマダ」というのを通称名にしていたのかもしりません。
確かめると、中日新聞に「再審請求・袴田さんの読み方 浜松では濁らないのが一般」2022年6月22日 05時05分 (6月22日 05時07分更新)という記事がウェブで見つかり、<2021年10月27日に、共同通信社は加盟各社にこんな通知を送った。「「袴田巌さんの人名ルビは、これまで『はかまだ・いわお』と濁点を付けて表記してきましたが、今後は家族や弁護団が正式な読み方としている『はかまた・いわお』に変更します」。本紙(中日新聞)もこれに従った>とあり、さらに袴田さんの出身地である浜松市中区にある袴田さん宅の郵便受けは「HAKAMATA」となっていたこと。浜松市によると、市内の袴田さんは97%が「ハカマタ」さんと濁らないのが一般的だったそうです。
中島さんが「ナカシマ」、山崎さんが「ヤマサキ」と呼ばれる地域もあります。これから、戸籍でふりがなが入るようになると、しっかり言い分けをして区別するようになるのでしょうか?
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