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月の満ち欠けに時の流れを感じながら、皆でそれぞれの持ち時間を楽しく意味あるものにしていきたい。

2014年7月の惑星

2014-07-01 09:28:03 | 惑星・天体ニュース

  もう、2014年も半分を過ぎてしまったのですね。時がすぎるのは本当に早い。
  ここのところは、月が新月だったことに梅雨も重なって、月や星とご無沙汰の寂しい日々でした。

  でも、明けない梅雨はない!
  早い梅雨明けを祈りつつ、7月の惑星をみていきましょう。

  水星:朝に登場の水星。中旬あたりには、明け方の空で見つけられるかもしれません。でも、今の明け方って何時ですか?水星の光は微かなので、しっかり暗いのは4時前?夏至を過ぎてすこしずつ日の出が遅くなるといっても、まだまだ夜明け前の惑星観察は大変です。

  金星:水星と同じく夜明け前の東空にいます。こちらは、水星に比べれば圧倒的に見やすいはず。でも、4時前に起きる人は早起きというか~。私としては、寝ている時間なのではっきり水星も金星も「見られない」と潔く言ってしまいたいと思います(笑)

  火星:梅雨空で久しく見ていません。火星自身が地球からの距離が離れていって暗くなってきたこともあり、梅雨空でも見えるほどには明るくありません。でも、運がよければ、夜は西空の春の大曲線、スピカのそばにいるのが見られるかもしれません。

  木星:太陽の近くにいて、見ようとしても見られません。

  土星:春の大曲線のスピカそばの火星よりやや後を追いかける形で8時頃でも南空寄りにみえます。環は肉眼では勿論見られませんが、星としてはみつけられるかもしれません。梅雨空に邪魔されなければ・・・。

  という訳で、火星・土星は見られる可能性はありますが、あまり期待しずぎないように。
  まずは今月は月でも見られたらラッキーと思って楽しみましょう。月は梅雨でも雲間やちょっとした拍子に見える可能性はあります。
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