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月の満ち欠けに時の流れを感じながら、皆でそれぞれの持ち時間を楽しく意味あるものにしていきたい。

渡辺かづきトリオ バレンタインコンサート in 我孫子

2017-02-13 20:26:41 | ピアノ
  渡辺かづき先生が、先生の地元我孫子の手賀沼湖畔でトリオでコンサートをしました。
  ふれあい塾というNGO法人主催でしたが、700円でスタンダードジャズや、先生お得意のアレンジ曲を編曲の技を説明してくれながらのコンサートということで、楽しかったぁ~~~~。

      
     上はユリカモメとオナガガモ 

   詳細は、写真ブログの方に書きましたので省略しますが、手賀沼で鳥たちの素敵な姿をみてから会場入り。

   会場は満席。はじまる前から期待に熱気がムンムン。
   
   ”Fry me to the moon" のオーソドックスな弾き方から始まり、そのレゲエバージョン。
   マイファニーバレンタインでは拍子をちょっと悲しげな本来の演奏から8分の6拍子に替え、途中からは4ビートでさらに明るい曲にして大盛り上がりしました。

   4拍子のムーンライト・セレナーデは3拍子に替えられ、先生の工夫を凝らさないではいられない(音楽の女神と遊びなからの演奏)が、なんとも心地よく、拍子が変わっても変わらなくても「どちらも先生の音だ!」とすっかり楽しんでしまった私なのでした。

   「テイク・ファイブ」では、その意味が5拍子だからテイク・ファイブだったと知って、目からウロコ。それを、6拍子に編曲しての演奏を披露して下さり、凄く楽しかったです。

   第2部は、先生の最近CDにしたクラシックのアレンジ曲を4曲お披露目。これまでは弦楽4重奏で演奏することが多かったのを、トリオで弾いてくれました。これもよかった~~~。たぶん、一回弦楽器で弾いていると、トリオに直すのに大変だったのかもしれないのですが、トリオでも迫力満点。トリオはトリオの良さがある感じでした。

   そして、最後はビーイング・ピース。 アンコールは、なんと「バレンタイン・アウト・オブシーズン」と思いきや、客席からリクエストをとって、「A列車でいこう」を突然に演奏。

   突然のリクエストに応えての演奏でも、完璧で素晴らしい演奏を聞かせてくれて、もう大盛り上がりとなりました。
   やんや、やんや。

   先生の凄い実力に、観客が圧倒されたコンサートでした。
   音楽って楽しいなぁ。たくさんの観客や親しい友人と一緒に楽しめた時間。何とも贅沢な時間。

   終わってしまうのがなんとも惜しく感じられる時間でした。
   先生、ありがとうございましたぁ~~~~~。
    
   おっと、すっかり忘れていましたが、お月様が今でましたよ~。19:40月の出。結構もう東の空の上の方にいました。

    

   今日も無事に1日が過ぎていこうとしています。
   心から感謝して。
   明日もいい1日になりますように!!!
 




  
    
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朝日新聞に載っていた映画のような心に沁みた話

2017-02-13 09:29:57 | 知ろう福島のこと

  昨日の2月12日の社会面に掲載の「父は大川小の先生だった  21歳、児童遺族と向き合う」を読んで、まるで1本の素晴らしい映画を見終わった後のような深い感情が心に残った。

  宮城県石巻市の小学校で、あの東日本大震災による大津波で児童74人と教職員10人が死亡・行方不明になった津波の犠牲者についての記事だ(ココを参照)。大川小の教員だった当時55歳の父親を津波で亡くした佐々木さん21歳。高校生ころまでは「遺族である自分」の方が大きかったと振り返る。遺族説明会も児童の遺族と教職員の遺族は時間をずらして開かれていたという。震災から3年後に父と同じ道を目指して大学に進学した佐々木さんは、大川小の児童遺族が学校の責任を問う裁判を起こしたことを知る。大川小に行って児童の遺族をみかけても話しかけられなかったという。
 
  大川小からみた夕陽の写真を投稿したfacebookに12歳の息子さんを亡くした佐藤さんが友達申請をしてきたことから、思い切って自分が同小の教員の遺族と打ち明けた。それから交流が始まったという。父を失った息子と、息子を失った父が、遺族でも立場を違えながらも、もう犠牲者をだしたくないという同じ気持ちをもって、語り部の活動を一緒にするようになっているという。

  記事を読んで、それぞれの心の葛藤、思いが浮かびあがり、自分もその2人の人生に映画の1シーンをみるように立ち会った。
  大震災の残した傷跡は大きく、癒えることがない。

  でも、そこでたくさんの人びとが思いやりを持ちながら、しなくてはいけないことを考え日々歩んでいる。
  心を打つ記事だった。

  サリン事件の河野さんの生き方に触れて、心から尊敬している私ですが(それについては、以前このブログのココに記載)、今回も同じように人間の心の深さを印象付けられました。

  3月11日がまた近づいています。
  2度と同じような大きな犠牲がでないように、自分ができる努力を思い起こしてみたいと思います。
 
 
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