昨夜は、雨が降って夜遅くなってもお月見の可能性はゼロ。今朝も、外を見ると雲がいっぱいで、お月様の姿は全くみられず・・・
でも、仕事場へ向かう途中に青空が何だか広がり出して、まさかと思いつつ太陽から、西へ西へと目を移していくと、「アッ!!!!」青空の中に、下弦の月がくっきりと姿を現して浮かんでいました。
「わぉ、今日こそもう逢えないかも~と思っていたけど、よく出てきてくれたねっ!」
「連続記録とか言っていたからね。頑張ったよ(笑)」
頑張ったお月様に感謝して撮影したあとは、そんなお月様を、松戸の伊勢丹の横に連れて言って撮影してみました。
矢印を入れてもまだ分かりにくいでしょうか?白く半月が見えているのですが・・・。確かにこんな仄かな存在感では、お見送りしてくれていても、気づく人は少なそうですね。
でも、朝からお月様が見えたおかげか、今日は千客万来。朝から次から次へと相談者が現れて大忙し。余りに忙しくて、結果的には大好きな江戸川への鳥観察に行く時間も、お昼ご飯を食べる時間さえもないほど。ちょうど、年末年始で休みが続いてしまった上に昨日も祝日だったので、人が集中してしまったようです。
さて、なぜお月様を伊勢丹の横に据えて写真を撮ろう思ったかと言うと、垂れ幕でわかりますか?「43年分のありがとう。3月21日まで全力で営業いたします」と書いてあります。
実は結婚したての頃の新居に一番近かったのがこの伊勢丹でした。あれから約40年。私たちも、東京、千葉、ブラジル、横浜、千葉、と引っ越しを繰り返し、そして偶然この近くに週1回仕事に来るようになって、この伊勢丹の閉店の姿を見送ることになりそうなのです。ちょっと感慨深いものがありますね。お月様が、私の想い出にと記念写真を撮らせてくれたのかもしれませんね。
さあて、これで20日連続のお月見となりました。今夜お月様がでるのは夜中の0:33。とても起きて待ってはいられないので、また朝お月様を見つけてみましょう。沈むのは、12:11。まだ、明朝なら、ちょっと寝坊してもお月様が「お見送りお月様」として青空の中でみつかりそうですが・・・
上の写真のように、探そうという気持ちと青空があれば、お月様見つかると思うので、あなたもお月様を探してみて下さいね。