昨日は、昼間は真夏日。風が強く吹いていたものの上天気だった。でも、夜になるとなにやら荒れ模様。月はみられるだろうか、やや心配しながら待っていると・・・東の地平線のあたりにある雲の隙間から、しっかり月の輪郭が見え隠れするのが見えた。
「お~い、お月様、どうにか今夜も逢えたね。そこは、雲が厚いの?出てこられる?」
厚い雲の向こうにいるようで、ここが見えたらこっちが見えず、輪郭が見えたら中に黒雲の筋が入る~といった具合で綺麗な月の全体像が写真に撮れずに格闘。でも、なかなか雲の闘いぶりは粘り強く、こちらが根負け。家の中で用事をしては出たり入ったりし、さらに、お風呂にも入って寝る間際に覗くと、月がようやく一瞬だけ、私にチャンスをくれた。それで撮れたのが、下の写真だ。
<6月11日 00:24>
どうにか。雲に邪魔されずに月の輪郭もしっかり撮れた。「大変だったけど、今夜も無事にいい写真が撮れたよ。有り難う」
そして、「おやすみなさい」の言葉代わりに、もう黒い雲にのまれかかった月の最後の1枚を撮ると、ちょっと素敵な写真になった。