5日に会ってから、ずっと会えないでいたお月様。昨夜、やっと会えました。22:52が月の出だったので、日付が変わる前から時々覗いてみていたのですが、雲がいっぱいなのか、まったくどこに月がいるのかも分からない状態でした。それが、私も(これ以上は待てないぞ~~)と思いながら外にでてみた12時過ぎになって、俄に雲の奥からチラチラ姿を見せ始めてくれました。
最初は、まだ電線にひっかかったりして、なかなかうまく写真に撮れなかったのですが、落ち着いたところで、ここまで写真にきれいに撮らせてくれました。「有り難う!」
ところで、撮っている時、何とも気に掛かったことがありました。下の写真ではそこまで見えていないのですが、月の影になったところの左4分の1のところあたりに、糸が出ているように見えるところがあったのです。たぶん、雨の海の淵に光が当たっているのだとおもいますが・・・
下の白黒になっている方がわかるでしょうか? この緑色の丸が囲んだところの真ん中に「糸が出ているように見える」部分があるのですが。
これが、月のズームアップ写真を撮ろうとすると、結構 目立って見えて、面白かったんですよ。「月の取っ手」というのを面白がって、気づくとこのブログに書いてきましたが、こちらは、「月のうぶ毛?」とでも名付けましょうか? これからも、気をつけるとタイミングがあえば見えるようになるかな?
私が、月を見るようになって、いろいろな月を観察している方から情報をもらうようになりましたが、月面Xが見えるとか、LOVEと見えるとか・・・太陽では味わえないお月見の面白さが、この月が作る光と影の境目にあります。
さて、そんな楽しみ方をしていたお月様はというと・・・実は下のように、電線の上にやっと顔をだしたけれども、こんなに雲に覆われていました。
「私の寝る前に姿をみせてくれて有り難う!おやすみなさい」
と、昨夜はお別れしましたが、朝にも会えるかと思ったこのお月様。朝は青空のところもあったのですが、逢えませんでした。
さあ、今夜はもう月の出が23:58。待っていては、夜中になってしまいます。朝のお月見にチェンジして、今夜は早く寝ることにします。半月過ぎても、まだまだ存在感のあるお月様、たぶん少々寝坊しても、晴れて青空が広がっていたら、沈むのは13:48。逢えるかもしれません。あなたも、仕事や学校に行く途中で、「いってらっしゃい」と挨拶を送ってくれているお月様を南から西の空で探してみて下さいね。
ブドリさんの昨日のブログをみて、そうだ、そろそろ朝に切り替えないといけないな~と思ったら、自然に目が覚めて、水星にも逢えました。ありがとうございました。
まぁ、私の方もよく見られたなぁという月ですけどね。
今、夜明け前の東の空の低いところに金星と、11日が西方最大離角の水星が見えているんですよね。
うちのベランダからは見えない位置なので外に出ないとだめなんですけど、ここのところ冷え込んできているので、見たいけど・・・