今日は、レッスンに行く2時間前くらいに練習をしながら、そうだメトロノームに合わせてみようと思って挑戦。でも、やってみたらなぜかメトロノームとずれてしまっている個所があって(汗)慌てて、そこを修正してからレッスンへ。実は、こういう付け焼刃のようなことをするとヤバイんですよね(苦笑)
まずは、レオ・アルファッシー著の「ジャズ・ハノン」から。今日は9番。8番もジャズ風でいい感じでしたが、9番もまとまりのある曲でいい感じでした。しっかり練習してあったのですが、出かける前の動揺が尾を引いて、懸念した通り1回目はハチャメチャに(涙)。
すかさず、2回目を弾いて、どうにか曲らしく弾けてホッとひと息。「跳ねて弾いていたんだけど、跳ねて弾いていいのかなぁ~」と言って先生が楽譜を確認して、「8番もそうしたし、跳ねていいですね」ということになり、次回は無事10番へ。
そして、次の曲に行く前に、先生に質問。というのも、最近どうにかコードだけで左手を書かずに弾けるようになってきて、コードを意識するようになったら、この「ジャズ・ハノン」*、ちょっと書き方が先生の譜と違うのに気づいたのです。
*左手も譜が書いてあるので、基本的には全くコードを見ずに弾ける楽譜です
「ベースの基音がコードと違うのですが」→「ⅠからⅣという進行を繰り返しているのを感じさせたいからⅣになる基音を出しているんです」
「Bの横に小さくoとか、それに/がついたのがあるのですが、何ですか?」→「小さい〇が付いているのは、Diminishですよ。普通の7thのコードをひとつずつ半音下げて弾くんです。Boならシレファラでラが♭になります。このoに/が串刺しみたいにつくと、Half Diminish といって、最後の7thの音はそのままにラはナチュラル(♮)のままになります。つまり、なった、Bm7♭5と同じです。Coは、ド・ミ♭・ソ♭・ラ♮ですよ」 難しい。いくつか楽譜に書いてくるのを弾いて確認して頂きました。Diminishあまり使ってこなかったので、不思議な感じの音が新鮮でした。
コードのことが分かったところで、「夢(ドビッシー)」から弾きました。こちらも最初の動揺が残っていたか、ズタズタに。繰り返しがあるので少し立て直したものの、酷い演奏でした。でも、先生のご指摘はD.CでAのところに戻ったら、Bを飛ばしてCに行くっていいませんでしたっけ」「Cの2回目は左でなく右でメロディーを弾くというのを前回聞いて、そこは頑張ってきましたでが・・・」
「いい忘れたかも。ここはAからCに2回目は行くって実はBの上に、ほら書いてあるんだけど、小さくて読めないね(笑)」ということでした。そこの流れを再度弾いて、前回問題の8分の6拍子は直っていたからということで「(これ以上は望めなそうだから)まあ、これはこんなでいいんじゃないかな」合格を頂きました。はい、これ以上は望めません(笑)
そして、もう1曲の”Across the Border"へ。間違えながらも、どうにか流れて弾き終えると、先生が「また6拍子でなく4拍子になっちゃっていましたよ」「えっ、どこがですか?」
「Ⅰ3のところが、6拍子ちゃんとカウントして入れてみて下さい」。弾いてみると「それ、4拍子になっています」。青くなってやり直してもダメ。
先生が横でカウントをしてくれるとハマるのですが、どうやら自分が8分の6拍子のカウントを間違えないように内声に入れた音どりが調子に乗りすぎて崩れ、4拍子になっているらしい。
とうとう、左は6拍子を単純に入れてやり直すこと数回。それだと、OKが出ます。でも、単純なのをバリエーションに直すと、またもや瓦解(嘆)
内声をしっかりカウントが合うように入れ直して次回再度挑戦へ。これって、4回目に突入?でも、弾けないのですから仕方ありません。「でも、先生新しい譜を1曲は頂けそうですか?」そして、新しく”First Touch"の譜を頂けました!!!!
「この譜はCDにした時のでなくて、youtubeにアップしているストリングスを一緒の時の譜だから、ちょっと難しいかな?」
そして、お楽しみの先生の模範演奏。先生がソロでこれを弾くのを初めて聞かせて頂きましたが、ソロでもメロディーがきれいに出て、(いい曲だなぁ~)とうっとり。「リズム的には難しくないけれど、右と左手を同じにオクターブ離れて一緒に弾くのは結構 僕でも難しい」「あれっ、ここはコードが入ってないですね」「ここはコードがないんですよ。そういうのもあるんです」「難しいところは、では右手だけにさせて頂きま~す」ということで、楽しみ!!!!
無事に1曲を頂けて、多難な滑り出しのレッスンでしたが、めでたし、めでたしでレッスンを終えることができました。
最後に、義母のホームでみた、コブシの花?白モクレン?の元気をくれそうな花をアップしておきますねっ。
なんか、凄い勢いを感じさせてくれる花たちでしたぁ。花たちの元気があなたに届きましたか?
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