最近、バラが咲き、アジサイが咲き、柑橘系の花も咲き・・・あちこちでテントウムシや蝶の幼虫が姿を見せ・・・そして、鳥の声もやたらによく耳にするようになりました。あっちこっちに私を呼び止めるものが多くなり、カメラで取り始めるとデータがつい積み重なって・・・その整理に追われて忙しさがまします。
そんな中、昼にも聞こえ、何とお風呂に入っていると、外から夜中でも響いてくる鳥の声に、「いったい、この声は誰の声だったかな?」と思いつつ、調べる時間がなく、ずっと気にかかっていたのをやっと調べましたっ!
ホトトギスの声でした。どうやって分かったかというと、下のSUNTORYの公開してくれている「鳴き声で探そう!日本の鳥百科」で、片っ端から思い当たるのを聞いて見つけました。
「そのさえずりは渡来初期には夜昼かまわず鳴いています。夏の季節の到来を告げる、代表的な渡り鳥。ホトトギスは、春のウグイスとならんで、季節の初音として人びとにその鳴き声を待たれました。万葉集にも、この声は田植えをしろとうながすために鳴くのだ」との説明も読めます。夜も昼も鳴くその姿に、自分も肺を病み血を吐きながら詩を謳い続ける姿を重ねた正岡子規のことが想起されます。
特徴的なその鳴き声、「特許許可局」と聞こえると亀田龍吉さんの「バードウォッチングを楽しむ本」に書かれていて、「あっ!まさにその鳴き声だ」と前に調べたんだった~、と思い出しました。
夜中、静かにホトトギスや時にフクロウの声などが聞こえるのは、心を落ち着かせ癒やしてくれます。
さて、ついでに、最近私が注目した鳥がオナガです。写真ブログのココで公開しています。そちらには動画もリンクしているので、特徴的な鳴き声と、黒い帽子と長い尾などを覚えて、是非どこかでこの声や長い尾を見つけたら、「オナガ」という名を思い出して下さい。
むつまじいカップルの寄り添う姿や、長い尾が邪魔で持ち上げて歩く様子などを昼食を食べながら過ごすと、ほんとうに幸せな気分になれます。長い尾をやや持て余していて木の上でも折っている姿もココで見て頂けますよ。
そして、先日松戸の江戸川の河原で久しぶりに聞いたうるさい声も、調べてみました。これは、たぶんオオヨシキリじゃなかったかな?と目星はついていたので、先ほどの「鳴き声で探そう!」で確認してみました。「当たり!」オオヨシキリの声でした。
(声だけで、鳥の姿は見えなかった)、という時は、探すのがやや大変です。でも、ちょっとでも(大きい鳥だった)、(羽の色は青かった)とかのヒントがあれば見つけやすいです。また、だんだん覚えている鳥の声が増えたら、選択肢は減っていくので、見つけやすくなりそうです。利用してみましょう。
随分前ですが、声だけ聞くウグイスの姿はどんなかな?と知りたくなって出会ったooopppqqq164さんという方のyoutubeサイトもお薦めです。鳥や植物、空、月、私の好きな素敵な自然と出会える癒やしの動画が満載です。「ウグイスよく鳴く」という動画は82万以上のアクセスがある凄い動画で、私もこの動画をきっかけにサイトを訪ねて登録しました。鳴いている姿を捉えているものが多いのが凄く、植物やいろいろな鳥を交えて編集されたものを通勤途上にイヤホンで鳥の声に耳を傾けながら映像をみると、別世界をのぞき見られ、心に爽やかな風が吹いてくるように感じられました。
まだ、コロナウィルスの不安が拭えないので外出は控えめですが、ちょっと散歩にでたり、自分の家の周囲でも耳を傾けてみれば、鳥は歌い、花は咲き、昆虫が育っています。大事なのは、耳をすまし、目を開いて周囲を見回すこと。
ゴミ捨てに行くだけでも、レモンの木の葉にこんな素敵な模様をつけたアゲハの幼虫に、私は目を見張り心躍らせて楽しい気持ちにさせてもらえましたよ。
自然って、凄いですよね。生き物は、宝石より私を魅了してくれます。
今の政治は、嘘やごまかし、傲慢、暴走に溢れ、胸が気持ち悪くなるようなことがいっぱいです。頑張って国会や雑誌、マスコミ、各職場、あちこちで闘ってくれている方々に感謝しつつも、心が嫌な気持ちになる時は、私は自然から力をもらいます。
こんなに健気に美しく生きているモノに囲まれている私たち。人間も、私利私欲に囚われることなく、皆で平和に幸せに生きられるよう、自分のいる場所で、自分のできることで日々頑張らないと~。
最近、聞いたカッコウの鳴き声には感動しちゃいました。
どうもオオタカらしい鳴き声も聞こえるんですよね。
流山おおたかの森ではありませんが、こちらにもおおたかのための保護林地帯があるので、間違いなくいるみたいなんですけど、容易に姿は見られませんね。
こちらも、カッコウが聞こえれば、これからの季節にちょっと別荘気分なのですが、カッコウは聞こえません。でも、こちらはフクロウのような声がたまに響きますよ。 でも、ちょっと通らないでいた道を通ると雑木林が宅地になっていたり、自然は確実に失われつつあります。残念ですが、私有地は難しいですね。