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月の満ち欠けに時の流れを感じながら、皆でそれぞれの持ち時間を楽しく意味あるものにしていきたい。

新刊本は書庫に?図書館で見る日本人のモラルハザード

2011-11-20 22:11:00 | 日記
 最近図書館を利用していて、不思議に思うことがありました。原発とか、iPS細胞とか、皆が今読みたいと思うであろう本が、書庫に入っていることが多いのです。

 書庫には、皆が利用しないが価値がある本が残されていると理解していたのに、なぜ今年の夏でた本まで書庫に?????

 そこで、今日思い切って「なぜ、新しい今話題の本が、書庫内なのですか?」と、図書館の方に聞いてみました。

 すると、返ってきたのは
 「盗難が多いからです。最近は、新刊本は、書庫にまず入れたりするんです」という想定外の返事だった *(驚き)*

 その図書館では、定期的に「本を大切に読んでください」というキャンペーンをして、線を引かれたり、折り曲げられたり、破られたりした本が展示されていますが、なんと盗難とは・・・。

 公共の場でのモラルハザード。書庫なら、取り出しを依頼する時に名前をチェックされるので、盗難防止になるようです。

 建築設計での嘘、経理報告での嘘、一般人による公開討論という嘘等、叩けば何処からでも不正行為がでてくる昨今の日本。
 図書館利用の一般人もこの有様。
 性善説に立っていられた日本も、西洋の性悪説の文化に移行を強いられることになっていくのでしょうか。

 なんとも遣り切れない気持ちになりました *(ショック)*
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