今日は、どれも難しい曲ながら、どうにか形にはなったかな?位の出来でレッスンに臨みました。
まずは、「弾ける! JAZZ STANDARD 30」から"When I Fall in Love" 。難しくてつっかえたり、音を踏み外したりはしますが、素敵な曲で練習していてもとても楽しかったです。
弾き始めると直ぐに、先生が「これは跳ねないで弾かないと~ですね」とのこと。練習を始めた時に、跳ねないで弾くのかなぁ~とは考えたのですが、「youtube で見たら、跳ねている感じで演奏している人がいたので、跳ねてみたのですが・・・」と言うと、「いやぁ、この楽譜のここなんかとか見ると、跳ねないで弾くとしか思えない」と先生。「そうなんですね。確かに、跳ねない方がいいかと、最初は考えたのですが、確かに」「イントロなんかは、全然跳ねたらダメですよね」
静かなアレンジでもあるし、飛び跳ねてと言うほどではないまでも、すべて例の3カウントで頑張ってきた私。すべてが水の泡(嘆)どうにか形になってたつもりが、最初からガツンと衝撃打。でも、納得して跳ねずに弾くようにトライ。
トライand エラー。納得いかない出来に当然ながらなってしまい、もう1度弾き直し。すると3連符の大事なメロディーが時々、「休止をしっかり取れていない」とのご指摘が飛んできました。またしても、ガツン。
何度か、あれこれ失敗したところを弾き直し、フ~~~(汗、汗、汗)「これ、もう1回次回弾き直してきます!」と自分から申告。
「これ、他の曲に比べて本当にいいアレンジだから、しっかりやるといいですよ」と先生。編曲者の名を見て「藤井英一って、僕の先輩なんですけど、さすがにいい編曲しているなぁ~。全然、他の人とはレベルが違う」と楽譜の編曲者の名をみながら・・・僕がヤマハで教えていた時の人もこの中にいると先生。
さて、次に弾いたのは、「ハナミズキ」。先生が模範演奏して下さったので、先生アレンジを真似て弾きました。コードとか、いろいろはまずまずうまく弾けるようになったものの、最初のアドリブはうまく決まったのですが、最後のアドリブは何だか居心地が悪く・・・「最初のアドリブなんかいい感じでしたね」と言って頂いたものの、こちらにも落とし穴が!「Cのところのメロディー、ちょっといい加減に弾いっちゃって間違ってましたよ」ガツン! 「う~す紅色の」というところです。う~が短かったようです(トホホ)「これ皆が知っている曲ですから、そこ間違っちゃうとね」と先生。確かに。今、このブログ書きながら、youtube で聴いて、「う~~す紅」と一緒に呟きつつ、そうそう、次回は心の中で歌って弾けば間違わないで弾けそうだと思い至りました。
いやぁ~、今日はもう汗、汗、汗ですぅ。最後に更に難関の先生のオリジナル曲”Wind of Change" です。欲張って、雰囲気ががらりと変わった後の部分を前回先生に頂いてチャレンジです。先生の模範演奏を聴きながら(何だか、弾けそうにもないかな?)と不安がよぎったのですが、ゆっくりから練習して、CD収録の時に先生が弾いたイントロまで真似して弾いて、どうにか全部をそれなりにやり遂げて(う~ん、その部分を弾いていることは分かった)と思って頂ける位にはなりました(噓?)
「聴いている時は気持ちよく聴いていたのですが、弾いてみたら滅茶苦茶大変でした。何でこんな風に思いつくのかと、もう本当に四苦八苦しました」と弾く前に感想をいうと、「そうなんですよね。聴くのと弾くのとは違いますからね」大きく頷く私。
そして、気持ちよく聴いているのとは大違いの演奏を披露(苦笑) でも、努力はご理解いただけたのでは・・・。でも、弾く側の苦労が分かると言えるところが片鱗でも弾けるようになったのは大進歩と自分を自分で褒めて、「これ以上は弾けそうにないので、これはここまでにします」と自己申告。先生も、「そうですね。これはこんなところでいいでしょう」とピリオッド。さらに、これからまだX年長生きしたら、チャレンジしてみるかなぁ? X年って何年だろう???
で、新曲に何かアレンジ曲でも何でもとお願いすると、「枯れ葉」の楽譜を出して、「これを色々な弾き方でやってみるのがいいかもしれませんね」とのご提案。今日はまず(静かに淡々と、コードに従って弾くヴァージョン)ということで、模範演奏をして下さいました。さてさて、それを終わったら、先生が、「それにしても、さっきの編曲はよかったなぁ~」と"When I Fall in Love"の楽譜を開いて弾き始めました。コードや和音、装飾音を確かめるように、耳で響きを噛みしめて・・・・ 横で聞いていて、先生の編曲魂が藤井英一さんの作りだした音楽に火をつけたんだなぁと思いました。そして、藤井英一さんのサビをあれこれとり出して弾い後、「あ~いぁ~」と先生。思わずいい音楽に呑み込まれてしまう音楽心を目の前で感じられ、藤井英一さんに感謝。
そして、先ほどamazonで検索して見たら、藤井英一さんの編曲は有名なようで、譜面とCD付のJAZZ本が見つかりました。絶版になっているのもあり、とんでもない値段がついていて買えないのもありましたが、買える値段の中古をみつけ、ちょっと大人買いしちゃいました。「弾ける! JAZZ STANDARD 30」を終わったら、使えるかもしれません。届くのが楽しみです。
と、今日も1日が過ぎて、もうそろそろ寝ないと。というこてゃ、もうお月様も出てきた時刻?では、今日はこの辺で、別枠で、今挨拶を交わすことができたお月様だけアップすることにしますぅ。
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