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月の満ち欠けに時の流れを感じながら、皆でそれぞれの持ち時間を楽しく意味あるものにしていきたい。

5時起きで木・火・土星・さそり座・月を楽しんじゃいました(肉眼OK)!

2016-03-04 08:49:29 | 惑星・天体ニュース

  久しぶりの早起き。今朝は、昨日は月に起こされたけれど、今度は惑星たちが私を起こしに来た模様(笑)
  目が覚めるとまだ外が暗い。時間も見ずにとりあえずベランダに出てみると寒いっ!!!

  まずは、月の機嫌よさそうな笑顔が目に飛び込んできました。

    

  「おはよう、今朝は早いね。昨日見逃したから火星君たちを見に起きて来たかな?」
  「そうそう、火星と土星と木星は・・・」

  ぼんやり寝ぼけた目では西空に下降中の木星しか見えませんでした。
  慌てて、カメラと双眼鏡とメガネを用意。防寒着で装備。

  「火星と土星と、いました、いました!」

  
   <左の木の上、白いのが月、月と同じ高さで右に視線を移して最初の点が土星、その次が火星。土星と火星の真ん中下。建物に触れそうになっているのが、さそり座アンタレス>
  
  火星がさそり座や土星に近づいてきていますね。火星とアンタレスの間に画面を拡大するとひとつ星が見えますが、これがさそりの頭の位置に当たる星です。

  見えましたねぇ~~~~!
  土星と火星を撮ったのは「未明に水・金・土・(月)・火・木の惑星の贅沢な空を見ました~」の時以来ですが、火星がちょっと明るくなってきたような!
  これから、どんどん火星は地球と近づいて、見かけで下のように大きくなって明るくなるんですよ。楽しみですね。

  
   <ちいき新聞より転載>

  こんな具合にさそり座のそばで、土星と一緒に火星が不思議な動きで私たちを惑わしてくれるんですね。
  さそり座近くで火星が明るさを増しながら土星やさそり座に近づいて、さそり座の赤い星アンタレスと4月5月頃は赤さ比べをしているように見えるようです。

  木星はどこ?
  そうですね、木星も忘れませんでしたよ。

  
   <右下の建物のアンテナ右に木星。電線の下です。写真左の建物が、土星や火星の下に見えた建物です。火星から目を右に移したらこの木星がいる感じです。木星はもう沈もうとしてるんですね>
  
 
  さて、次は金星と水星は出て来るかなぁ~と思っていましたが、なかなか見えず夜が明けてしまいました。
  1か月前より金星も水星も太陽に近くなっているので仕方ありませんね。前回の月のめぐりの時に写真が撮れたのはよかったです。

  月はまだしばらく空に残ってくれていました。7時半には下のような姿でした。

  「どこにいるのか、うっかりするとわからなくなっちゃうから、ちょっと木の枝の下でポーズしてくれる?」と月に頼んで、家の前の木の枝の下にぶら下がってもらって、「ハイ、ポーズ!」

  

  この儚げな姿を残して月は8時頃にはすっかり太陽の明るさに溶け込んでしまったのか見えなくなりました。
  早起きの方は、こんな感じでこれから木星・火星・土星を肉眼でみて楽しめます。
  
  是非是非、火星の惑わしを味わってみてくださいね。

  

  
  
  


  

  
コメント (2)
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