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月の満ち欠けに時の流れを感じながら、皆でそれぞれの持ち時間を楽しく意味あるものにしていきたい。

青空に見つけた今日の月

2024-11-08 22:48:31 | 惑星・天体ニュース

   今日は、月の出が12:10、月の入りが22:03。ちょうど、今さっき、地球の反対側の人たちの空へと移動して行ったお月様ですが、私は今日は外に出る用事を終えた後、半月前なので太陽から90度よりちょっと近めのあたりに月がいるはず・・・と青い空を見上げました。

   でも、今の月は思ったより低めを通過していて、こんなところに月がいました。

   

   わかりますか? 木の横の電線がクロスしている辺りを探してみてください。

   

   お月様は、こんな風な姿で空に浮かんでいました。

   太陽の光で、なかなか空と月をカメラが検知してくれず、焦点をあわせるのに苦労しました。

   そして、暗くなってから、しっかり月の輪郭が捉えられるようになって、月のアップを撮りました。

   

    月もだんだん人間の手が伸びていって、資源が眠っているのが見つかったら、どんなことになるのでしょうか。

    南極や宇宙ステーションには国を超えて共同に研究に利用していくような夢を描かせるところがあって好きだったのですが、宇宙ステーションは、運行からロシアが抜け、中国同様に独自に宇宙ステーションを作るとのこと。ただ、ロシアは、2028年までは運用に協力するとも言っているようで、それにしても、2030年までにはいよいよ老朽化した現在の宇宙ステーションは終了となる予定。 何か、夢が色あせていくような気持ちになってきているのは私だけでしょうか。

    人類が、幸せに輝かしい未来へと向かっていると感じた20世紀。21世紀になってから、技術の進歩には加速度が付き、そもそも私がいま便利に使っているパソコンもスマホも、人を繋ぎ国境を越え、世界を繋ぎ・・・と思える一方で、ウィルスだ、ハッカーだ、フェイクニュースの拡散や。弊害も生まれ、技術は人間の能力のコントロールをはるかに超える無人兵器も生み出し・・・本当に私たちの歩みに間違いはないのか、とても不安にもなります。

    どうか、お月様、愚かなことを進めようとする人たちには、あなたのその光で愚かさを照らしだして正しい道を示し伝えてください。

    人が、自分の幸せ、自分の家の幸せ、自分の国の幸せだけ求めては幸せになれない存在であることを、世界のすべての人が理解し、共に幸せになる道を求められる存在になれますように。

  

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月はもうこんなに金星と離れていましたっ

2024-11-07 22:35:06 | 惑星・天体ニュース

  4日に三日月をみてから、一昨日、昨日は天気に恵まれず 月に会えずにいました。

  そして、今日は快晴! いろいろ、気の揉めることの多い1日でしたが、お月様が空で見守ってくれていたお陰で、行きも帰りも電車で座っていくことができ、手続きも2年ぶりで、やや不安な気持ちもありながら無事に心配もなく済ませられ・・・返って、ちゃんとしたやり方を教えてもらえ、安心できました。

  もう家に駅から車で帰るだけ~となった時に、(そうだ、もう青空の中に月がみえそうだ)と、お月様に「ありがとう」を言いたくなって、月のいるあたりを信号待ちの時にみあげると、空に浮かんだ月がすぐに目に飛び込んできました。

  「やはり、守ってくれていたのね。どうもありがとうございましたぁ~」。「よかったね」。「はい!」。

  自宅でひと息すると、カメラを準備して月の写真を撮りました。

  

    もう、2日見られないでいる内に けっこう膨らみを増してきたお月様でした。

    夕飯を食べる前に水星がまだ沈む前にみられるかな?と西空の低い所が見える場所まで行ってみたのですが・・・

   

     残念ながら、もう水星は障がい物の木立のなかに入ってしまったようで見られませんでした。そこで、金星と、金星にすっかり取り残されて まだ空高くにいるお月様のツーショットを撮ってみました。もう随分離れてしまいましたね。

    

      こうやって、月だけをアップしてみると、身体がキリリと引き締まり、まだまだ半月にはならなそうなお月様でした。金星と撮った写真はボケボケで満月みたいに写っていましたが、これが本当の月の姿でした・

      今日も無事に1日を過ごせたことに、心から感謝して。明日もいい1日を無事に過ごせますように~と、お月様にお願いしました。

      

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「日本と原発4年後」

2024-11-06 23:10:48 | 知ろう福島のこと

     原発裁判の資料として河合弁護士が作成したフィルムから映画になった「日本と原発」シリーズのドキュメンタリー映画。

     その中でも、下の「日本と原発4年後」まだ、見る価値が十分あります! とうとう、20万viewを超えたようです。

     今日も美容院でカットをしてもらいながら、美容師さんと電気料金の話をしていたら、「原発再稼働したら、電気代もやすくなっていい」と美容師さんがいうので、「トンデモない!!!」と、原発事故でどれだけ多大な損失と賠償金、廃炉費用がかかるか。北朝鮮がミサイルを飛ばしてくるけど、原発は核弾頭を用意しているようなもの。ウクライナが大変な思いしているので知っているでしょう?と話したら、美容師さんがシュンとなって、「確かにそうですねっ」て。

  美容師さんと同じように原発のことを思っている方、是非、ココか、下の画像クリックで、原発の怖さ、なぜ日本で原発を再稼働してはいけないのか、知って下さい!!! 

     

    他にも、

  『日本と再生 光と風のギガワット作戦』

    というのも、無料でyoutubeでみられます。日本は再生可能エネルギー後進国。化石賞を毎年もらっている恥ずかしい現実に目をむけましょう。

    (両方とももう古い映画じゃん)と思うかも知れませんが、古いのはいまだに「原発の安全神話」「原発は安価」だなんて言って再稼働や新設まで画策している人たちです。そして、それを支持する人たちがいるかぎり、この映画は重要な「人々に警告を発し、原発の真実を知らせる」という役割を果たしてくれます。

    日本人の全員が見るまで、是非拡散して下さい。

 

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渡辺かづき先生とのレッスン235

2024-11-06 21:12:24 | ピアノ

       今日のレッスン。前回のレッスンで”Sunny Side Of  The Street"は、終了したので、今回は前回の続きで ”Blossom comes out"。音はだいたい掴めてきたので、3回同じ所を繰り返すアドリブ部分をどうにか練習したいと思っていました。

  でも、前回も、アドリブの勉強をしようと意気込んで先生に聞いたのですが、理解がイマイチ。しかも、この3週間は時間を取られることがてんこ盛り。しかも、藤井英一さんの「ジャズピアノトレーニング」のコードについて書いてあるPart4「コードパターンのアドリブ」まで戻って、アドリブについて学び直し~、前回のレッスンで色々質問をし・・・

Am7のコードの時に、avoid note が シ(B音)というのがあって、私がコードがAm7とあったら、いつもBを避けた方がいいと思っていたのが、間違え! それは、それがCスケールの例の中だからAm7のavoid noteがB音になっているだけ。もし、他のスケールの場合は、同じAm7 のコードでも違う音がavoid noteになるんだと分かり、なんだか、とてもすっきり分かってきました>と1度は書いてみたものの、弾いたり、あちこち見ていると、何だかちっともすっきりできなくて・・・

スケールが違うのに、どの場所に使われたAm7でも、aboid noteが同じに練習テキストの楽譜にあって、疑問符がまたいっぱいになってしまっていました。

  ということで、さて、レッスンでは、他に何かもう一つ、これとは全く無関係に、1曲弾いてみようと、(昔弾いた曲で、Cスケールで、すぐに練習をそれほどしなくても弾けそうで、しばらく弾いていなかった曲)という条件から選んだ曲を用意しました。

 「遠い夢」という先生のCDに収録された曲で”The Missing Link" 。このブログで過去歴を確認。ココに、なんと5年以上前に

<先生が私の弾き真似をしてみせて、(16ビート風になっている)と言ってそれを止めるように言われた。それを、そうならないように何回も先生のCDを聞き直しイメージトレーニング。気分を静かに歌う気持ちにして、ゆっくり目に演奏。それでも、やはり16ビートが染みついていてやや不安が残り、レッスンでも注意しながら弾きましたが同じ。>といいつつ、もうこんなところで~で修了した曲でした。

  今度は、それから5年で成長しているかな?と期待して練習。けっこうそれなりに弾けているような・・・。

  ということで、1曲目は、”The Missing Link"を、しかも、思うさまゆっくりつっかえずに済むように弾いてみました。それでも先生の前だとどうしてか引っかかって間違え連発。う~~~~っ。 

  さらに、弾いた後に、前回のことを先生が思い出して、「この左手のワンパターンになっているのが耳にまだ残っちゃいますね。思い出しました」とひと言。 あれあれ、それだけはかなり意識して避けたつもりだったのですが・・・・(トホホ)。

  さらには、弾き直しながら、音を間違えやすいところに注意喚起マークをつけたりして、すっかり汚くなった楽譜で弾いていたら、「ところで、音ドリが違ってしまっているところがありましたよ」と言って、先生にBのサビ部分の大事なところのメロディーが崩れているとご指摘を受けて、ドッキリ!!!

  目を凝らすと、確かに、CDで聞き慣れていた曲なので、自信をもって弾いていたのに、まさか! 慣れると、自分のいいように聞いて曲を曲解して曲げて弾いてしまっていたのに、自分もびっくり。もう癖になってしまったようで、何回か弾き直しましたが大変でしたぁ~~~~~。

  でも、「先生、この曲は先生の曲の中でもちょっと変わっていて、面白いですよね」と伝えると「Am からA♭に行くところですね」。「そうそう、そこが響きますね」と話すと「これも、新しくリメイクして弾いてみようかなぁ~」と先生。 私のボロい演奏でも、すっかり忘れていた先生に、その曲をおもいだして再評価させる力があったように思えて、うれしい1瞬でした。演奏が上手かったわけではないので、本当は、ただのきっかけにすぎないのですが、それでも先生に昔の大切な音を思い出してもらえる役に立つのは生徒としては誇らしい結果に。

  と言うわけで1曲を終え、2曲目は、先生の新アレンジ”Blossom comes out"。 結局アドリブのところが、上手く弾けなくて、アドリブを「ジャズピアノトレーニング」の「コードパターンによるアドリブ練習」に戻って勉強してみた末に、生まれて来た質問をありったけ先生に質問してみると・・・

  どうやら、私が<コードがAm7とあったら、いつもBを避けた方がいいと思っていたのが、間違え! それは、それがCスケールの例の中だからAm7のavoid noteがB音になっているだけ。もし、他のスケールの場合は、同じAm7 のコードでも違う音がavoid noteになるんだと分かり>というところの理解が浅かったようで、<教本には左の和音と、右手で使うといい近接音と、avoid note が上げられているけれど、たとえば、キー音が違うのに、Am7とあった時、確かに和音とかなんかは一緒でも、その構成音だけでなく、キー音に従って流す音にはそのキー音のスケールに沿って弾いていく。だから、同じコードAm7でも、曲の中の役目が違えばアドリブに使う音も違ってくる>ということが分かってきました。

   そして、私が、”Blossom comes out"のアドリブ部分が自分で考えながら弾くと難しくて・・・と嘆くと、「確かに、このアドリブはコードの変化が激しくて難しいかも」と、いうことになり、実は、他にも仕入れてある他のアドリブ教本とか、もう少しアドリブについて、初歩からやっていくことに。なかなか一直線には上達できないようです。

  そして、苦労の後には、ご褒美が。歌姫のために先生がアレンジしてピアノ伴奏したCDから”Body and Soul"をお願いしていたのですが、「ぎりぎり間に合いましたよ。CDのは、キーがそのまま弾くと、黒鍵だらけだったので、易しく半音下げて譜を書いておきました」とのことで、新譜と、模範演奏を聴かせてくださいました。 うぉ~~~きれいだけれど、滅茶苦茶むずかしそう。

  ということで、今日のレッスンも、楽しく終了。新しい楽譜を手に帰宅しました。

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最高裁判所裁判官国民審査公報 これでいい?(公報は、裁判官自身が書いたものでしたっ)

2024-11-05 20:38:59 | 日記

 最高裁判所裁判官国民審査公報 これでいい?  をまず書いて、

 次に、なぜ「在任中の裁判官全員を国民審査の対象にしないのか」という新聞の投書欄の投稿を読んで最高裁判所裁判官国民審査公報 これでいい?続

 を書いてきました。

 でも、書きっぱなしでなく疑問を解いてみたいと思い、前回ご紹介したNHKのサイトで今回の最高裁判所裁判官国民審査で“罷免すべき”10%超が4人を超えたという結果に、コメントを書いていらした明治大学政治経済学部の西川伸一教授なら、教えて頂けるかも知れないと思いたち、思い切ってお尋ねメールを出してみました。

 すると、なんと私の2つの質問にすぐに丁寧なお返事を頂けました!!!! 

質問1:公報は、国の誰が草案を出して決めているのかわかりませんが、どうやって作られているのでしょうか。私が読んだのは千葉県選挙管理委員会のものでした。公報を頼りに判断させるには、公報の基準が主観的で、適切でないように思えました。

 西川教授 国民審査公報は審査対象となる裁判官自身が書きます。

それを総務省がとりまとめて、各都道府県選管が印刷し各戸に配付します。書く内容は経歴、最高裁でかかわった主要な裁判、その他審査の参考になる事項と決められています。言い換えれば、裁判官自身が書きたくない内容は書かなくてよいのです。今崎長官の記載内容についてご指摘の件は、憲法学者からも疑問の声が挙がっています。

   「裁判官自身が書く」と知って、呆れてしまいました。

   なぜなら、選挙公報は、但し書きが下のように、必ずつけられているからです。

 

   「この選挙公報は、、候補者から提出された原稿をそのまま印刷したものです。」と。

   選挙公報に至っては各頁の下に必ず書いてあるこの文言が、県の選挙管理委員会で選挙公報と同時に出している「最高裁判所裁判官国民審査公報」には、どこを見ても、何も書いてありません! 

   それが、書いたのが本人だったなんて!

   私は、公的文書で、まさか本人が自分で書いているとは想像していませんでした。「裁判官としての心構え」という項目は、確かに裁判官本人が原案を書いて提出したのだとは思いましたが、「最高裁判所において関与した主要な裁判」を自分が判断して本人が書いていたとは!!!

   「裁判官自身が書きたくない内容は書かなくてよい」

   (罷免はごめんだから、書かないでパスする)なんてことが、許されるような公報になっている!それっ、問題ですよね。

   選挙の候補者は何を主張しようが、それが間違っていても、本当であるかどうかは選挙民が判断して「選ぶことができる」。

   しかし、最高裁判所の裁判官を国民は「選ぶことができない」。

   わずかに、相応しくないと思える人を罷免できるのが唯一この国民審査なのに、公報がまるで公正であるかの印象を与える情報になっているのは、おかしい。

私としては、まず、次回の衆議院選挙で国民審査の機会があるまでに、せめて、客観的な資料であるかの印象を間違って与えないように、最低でも「この国民審査公報は、当該裁判官本人によって提出された原稿をそのまま印刷したものです。」と各頁の下に印刷だろう。と思いました。

   どうにかしたいですね。

 

もう一つの質問です。

質問2新聞の投書欄に、「最高裁国民審査は毎回全員を」と書いた方がいて、投稿者は3年前に裁判の上告審判決に納得できず、国民審査で判決に関与した裁判官5人にX(バツ)をしようと決めていた。ところが、その名がなかった。今回の国民審査の完了後に最高裁裁判官になった人のみが対象で、1度国民審査を受けた裁判官はその後の裁判でどんな判決をしても、10年後まで国民審査の対象にならない。この問題はどう思われますか?

  西川教授:新聞投稿は私も読みました。主張はごもっともなのですが、15人全員を審査対象にするためには憲法79条2項を改正しなければなりません。実現へのハードルは相当高いです。

  私が、これについて書いた時は、最高裁判所裁判官国民審査法 を改正すれば良い問題だとおもったのですが、西川教授によると

憲法79条2項

  最高裁判所の裁判官の任命は、その任命後初めて行はれる衆議院議員総選挙の際国民の審査に付し、その後十年を経過した後初めて行はれる衆議院議員総選挙の際更に審査に付し、その後も同様とする。 3項 前項の場合において、投票者の多数が裁判官の罷免を可とするときは、その裁判官は、罷免される。

  とした憲法を、国民審査法を変える前に変えないといけないということのようです。これは確かに、ハードルが高すぎそうです。

 そして、西川教授からは、「国民審査に関心をもたれてSNSで発信する方がおられるのは心強い限りです。みなさん情報を得るのはもはやテレビでも新聞でもなくSNSという時代です。今後とも発信されていかれますことを念願しております。」 と、激励のお言葉まで頂いてしまいました。

 西川教授、お返事を頂きありがとうございました。

 ということで、このブログで国民審査について関心をもって下さった方は、次の国民審査の機会までにこの問題への関心を広げていってみませんか。

 

補足)  ところで、今回調べた中でブラジル在住のひとりの方の気づきから、最高裁が前回衆院選後の2022年、在外邦人の投票を認めないのは「違憲」と判断し、制度が変わったことで、今回の国民審査から、海外に住む有権者の投票が今回初めて可能になった!ということを私は知りました。 ご存知でしたか?

 これについての詳細は、東京新聞のネット版の<海外から裁判官の審査、初実現 最高裁「違憲」で法改正>で読めます。

 世の中って、動かないようでこうした小さな気づきを見逃さない人たちが少しずつ動いて社会が動いていくものなんだな~と勇気をもらえました。

余談)ところで、(そうだ、2022年、在外邦人の投票を認めないのは「違憲」と判断した最高裁の裁判官の名前も確かめておこうか)と思い調べてみたら、裁判所の「最高裁判所判例集」の「在外日本人国民審査権確認等、国家賠償請求上告、同附帯上告事件」(令和4年5月25日)のところから全文をココでみると・・・18頁に亘って怒濤のごとくいろいろ説明があり、最後にいたって15人全員一致での判決だったようだと分かったが、補足があった。でも、それだけ調べるのに、十分頭が痛くなってしまった。法曹界に生きる人は別世界の大変さだと思えたことでした。 

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三日月が金星に近づいています

2024-11-04 20:52:14 | 惑星・天体ニュース

   今日は、どうにかぎりぎり沈む前の月を西空の金星の下に見つけました。

  

    まずは、沈んでしまう前にと急いで月の写真を撮りました。

    この後30分ほどで沈んでしまう月でしたから・・・月が撮れてひと安心。

  

   ほら、月は、もう地平線に入る前。障がい物のないところでやっと撮れた感じでした。

   日が沈む前は雲がけっこうあったのですが、今日も快晴でした。

  

   南東の上の方をみると、土星(左上)がみえました。昨日写し損なったので、今日は忘れませんでした。そして、よく目を凝らすと、土星の下に、秋の星座では唯一の1等星フォーマルハウトがぼやっと浮かんだ小さい雲?の上に写っています。 右の上の方にも星が写っていますが、秋の空は明るい星がすくないです。

   今日は、昨日木星は見たので、このまま帰宅しました。彗星のいる場所も一応再度チャレンジしましたが、私のカメラでは遠くなってきている彗星は写りませんでした。

   明日は、1日に書いたように、月の昇る時間がさらに遅れるので、金星にさらに近づきます。

   2024年11月4日から5日17時過ぎ、日の入り後30分の東京の空

    上の4日の図をみると、アンタレスが月の横にいたようですが、残念ながら、アンタレスなら明るくて分かりそうなものでしたが、地平近くで邪魔者がおおかったので、写っている写真はありませんでした。

    今日も無事に1日を終えられたことに感謝して。明日もいい1日になりますように。

    

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最高裁判所裁判官国民審査公報 これでいい?続

2024-11-04 13:27:51 | 日記

   今朝、朝日新聞の声の欄に出た「最高裁国民審査は毎回全判事を」というのを読んで、ハッとした。

   私は、今回の選挙の時の最高裁国民審査で1割を超える人がバツをしたという話を知って、それをバツする判断基準に使われる公報に問題があるのではないかと

  最高裁判所裁判官国民審査公報 これでいい?

   という記事をこのブログに書いたが、この新聞への投書を読んで、今回の6人の半数に近い裁判官がほとんど判例も上げられない今年任官されたばかりの新人だったことに違和感を持ったことを思い出した。本当に国民が審判をしないといけないのは、問題のある判例を出し続けるひとだろう! 

   声の欄の投書では、筆者は3年前に裁判の上告審判決に納得できず、国民審査で判決に関与した裁判官5人にX(バツ)をしようと決めていたのに、その名なかったのだという。裁判官はたった15人。全員にしても、大きな問題はなさそうだ、そして、そうすることの方にこそ意味がありそうだと思えた。

   法令をみると、下のようになっていて、投書の方の指摘どおり、最初にまず任命後最初の衆議院選挙の際に国民審査が行われれば、あと10年後まで国民審査は行われないとなっていた。

 

   最高裁判所裁判官国民審査法

第一章 総則   
第一条(この法律の趣旨)最高裁判所の裁判官(以下「裁判官」という。)の任命に関する国民の審査(以下「審査」という。)については、この法律の定めるところによる。
第二条(審査の期日)審査は、各裁判官につき、その任命後初めて行われる衆議院議員総選挙の期日に、これを行う。
②各裁判官については、最初の審査の期日から十年を経過した後初めて行われる衆議院議員総選挙の期日に、更に審査を行い、その後も、また同様とする。

   是非、今回の審査をいい機会に、国民がこの制度についてしっかり考えておくのもよいでしょう。

   オカシイと思ったら、一人一人気づいた人から声をあげる。そんな世の中であり続けたいモノ。声の欄の方の上げた声に、私の声も添えて上げてみました。

 

最初の「最高裁判所裁判官国民審査公報 これでいい?」の記事については、ココをクリックしてご覧下さい。NHKの参考になるサイトも紹介しています。

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月には間に合わず、金星と土星と木星や星達に囲まれた

2024-11-03 22:37:19 | 惑星・天体ニュース

  今日は、天気がよかったので月が見られるか思いましたが、出かける時間がないうちに沈んでしまったようでした。

  でも、西空に遅れて行ってみると、金星がきれいな姿で出迎えてくれました。 その上にまだ紫山・アトラス彗星もいるようなので写真を撮ってみましたが、もうだいぶ暗いようで、全然写っていませんでした。

  

   夕食を食べて、木星が昇ってきているのを見ようと、買い物がてら今度は東空の見える公園へ行ってみました。

   すると、暗くなってさらに星がたくさん見えるようになっていて、写真をとったら、木星だけでなく、ぎょしゃ座やペルセウス座、くじら座の星達がたくさん見えていました。

  

      左の木の右の1番明るい星が木星です。

     木星は、以前露天風呂でとなりにいた子どもがお母さんに「あそこの空に穴があいている!」と言うのをきいて、「あれはね。木星っていう惑星なのよ」と教えたのを思い出しました。ホントに(暗幕に大きめの穴があいて光が漏れてきちゃった~)って感じくらいに明るいです。

   

    これは、左寄りにもう少し木星の左側を撮ったのですが、やはり、ヘタな写真はきれいに星達がアップしても思ったようには浮かび上がってこず、暗いです。

    残念。

    でも、今日はともかく星がきれいでした。これからでも、気づいた方は、防寒具をしっかり来て空を見上げるときれいですよ。遅い時間であるほど東から冬の明るい星座が次々登場してきて賑やかなはずですよ。

    

    星とは関係ありませんが、米国の大統領選挙、心配です。FakeニュースやSNSが流れたり、そもそも候補者自身がいい加減な言葉を吐いたり・・・私はハリスを勿論応援していますが、ハリスが勝った場合、圧勝でなく僅差での勝利だったら・・・トランプがまた難癖をつけて暴動に結びついたり揉めたり、民主主義国の名を穢すような事態にならない保証がありません。そして、もしトランプが勝ったら・・・(嘆息)

 

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2024年11月の惑星

2024-11-01 09:04:33 | 惑星・天体ニュース

   何だか、11月になったというのに、私はまだ半袖を長袖と衣替えするのに迷っています。

   気候変動の激しさを感じる夏でした。30度越えは当たり前で、「クーラーをつけないと熱中症になります」と、テレビがずっと言い続けていました。

   それでも、涼しい日もあって、やっと長袖を出したものの、まだ夏服も?と考えてしまう異常さ。そんな中でも、星達だけは、静かに時や季節を刻むようにいつもの通り、夜遅くには冬の星座が姿を現し始めています。

   では、いつもの月の巡りの一覧からお届けします。ただ、10月の月の巡りのお届けが新月の9月3日~10月2日までのものを先月の惑星の記事ではまだギリギリの中途でアップできなかったので、今月は10月3日の新月~10月31日までの巡りと2つ合わせてアップします。 どちらも、ちょっと見ると賑やかですね。

    実は、これまでと、ちょっと表記を変えています。

    月はご存知のように毎日昇って沈むとは決まっていません。約50分ずつ昇る時間がずれていって、夜遅く昇り朝に沈む月もあれば、空にいる月がその日は朝沈むともう昇って来ないという日もあります。

    そこで、今回から、昇ってきた月が沈む前に捉えたり、その逆の場合もやや日付はゆるく考えて掲載してみることにしました。例えば、9-16-17となっているのは、16日に昇った月を17日になってから見たというモノです。実際は17日の0:03の写真ですが、これは9-17にせず 9-16-17 と書くことで、9月9日から昇って来た月を9月20日まで1つも欠かさず見たことが表現できました。

    一方で、実は日を優先させたものも入れて、同じ昇って沈んだ月をアップしているのもあるので、やや水増し(?)をしたものもあるので、これはお許し頂くことに。素人の月観察日記のようなものなので、そこはゆる~くお付き合いください。

 

     けっこう、お月様と仲良くできましたが、惑星たちも冬の星座も見られたり、だんだん夜空が楽しい時期に入ってきたこの頃です。

     どんな惑星がみられるようになったか。さっそく見ていきましょう。

  水星:現在は夕方の西空の低い場所にいる水星ですが、中旬にむけて高度が上がって見えるチャンスがあるかもしれません、でも、高度10度がせいぜい。太陽に近く小さい水星はなかなか肉眼ではみられません。条件が揃わないと見つかりづらいです。

  金星:このブログでも、西空の1番星としてすでに先月も登場している金星。ますます高度をあげて、見つけやすくなります。11月4日5日の夕方天気がよければ、是非細い月がそばにいるので楽しんでみましょう。西といっても、けっこう南よりに今は見えます。

        2024年11月4日から5日17時過ぎ、日の入り後30分の東京の空

    火星: 暗かった火星も、1月に向けて地球に近づいてきて肉眼でも見つけられるようになってきました。ただ、まだ登ってくるのは遅い時間なので、今は、日付が変わってから東空に見えてきます。これから、どんどん見やすくなってくるので、無理をせず、逆に沈む前の火星を空高いところにいるのを探してみましょう。

    下の図は、11月20日と下旬の火星に月が近づいている夜11時のものですが、これも、夜更かしでない早起きの人は、空の天頂近くで月のそばにいる火星をみるのがよさそうです。早起きしてまだ暗かったら、是非南の空高くに火星がみつかりそうです。火星のそばには、冬の星座たちも賑やかそうですよ。

       2024年11月20日23時頃、東京の東の空

    木星:金星が西の空に沈むと、反対の東空にから、ゆっくり昇ってくる木星。マイナス4等星の金星ほどではないですが、マイナス3等近い木星も、肉眼でばっちり見つけられます。 17日には、下の図のように月が近づきます。木星も、まだしばらく未明の空で西空で見つけられるので、未明に起きる方は火星、冬の星座だけでなく、西空に残る明るい木星も見忘れないように。

       2024年11月17日20時頃 東京の東の空

     土星: 登場する時刻が木星より実は1歩早い土星。惑星が少なくて寂しかった空に、ずっと色を添えてきてくれましたが、今は、金星と木星が明るく派手に見えるようになってきた中で、その中間辺り場所で、やや忘れられそうな・・・様子です。ただ、9日~12日にかけて月がそばにいるので、探してみて下さい。

      宵の南の空で、土星と月が並ぶ。2024年11月9日から12日19時の東京の空

     と言うわけで、夕方から夜にかけての惑星を楽しむことを主とする月と惑星ファンの立場では、夏の間、寂しい空にひとり頑張ってくれていた土星が、圧倒的な明るさの金星が夕方の空で目立ち。さらに、金星が沈むと東から、これまた明るい木星や冬の星座たちが登場する賑やかな惑星の集合の始まりを感じています。

     金星を見る時には、金星の西より、金星から右下に目を落とした地平線近くの低い場所に水星が見つかったらラッキー!水星が見られなくても、金星を見る時には土星を南に目をやりながら探し、もう少し遅くなったら、明るい木星を東空で見つけましょう。こんなに惑星って列車のように同じような場所を動いていくのか~と面白く感じられそうです。

    そして、その惑星を月が訪ねて歩いていくのをカレンダーにメモしておくといいかもしれません。月が、上記の図のような日には、夕方から順に金星、やがて土星、さらに木星とは、夜から朝にかけて一緒にゆっくり旅する姿を見られそうです。、夜更けから未明にかけて火星も「この星が火星君だよ」と月が教えてくれます。

    

     

 

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