日々の出来事や思ったこと、趣味やペットのことなどを書き流す自己満足ノートです。
家事の合間に。。。



実家の父は今年の4月で90才になる。
父はすごく元気で、碁会所に行ったりデパートを見て歩いたり、毎日どこかしら出掛けていた。

その父がお正月に会った時は少し風邪気味だったが、お正月明けに肺炎で入院したという知らせ。
年寄りの肺炎は命取り。
年も年だしもうダメかもしれないな~、この年まで我が儘で好き勝手に生きてきたんだから幸せだったよね~などと妹と話して、もう死を覚悟をしていた。
実際、父は母にも私たち子供にもいい夫いい父であったとは言えない。
だからという訳でもないが、もうダメかもしれないと思ってもぜんぜん悲しくないのだ。
絶対死なないで欲しい!とか、どんな状態でもいいから助かって欲しい!とかいう気持はなかった・・・。
もう年だから仕方ない、これで逝ければ幸せな死に方だと思った・・・。

あっしゅを亡くした時はあんなに哀しくて辛かったのに・・・。

最初はかなり重症で1月中は治療をしても良くなっているという感じはなく、ほんとに治るのかどうなのか?という状態だった。
先生からも延命治療はしません、と言われ
姑も『○○さんも××さんも、この辺の人はみ~んな肺炎で死んだのよ。』と言い
一時間おきぐらいに『電話がきた?』とか『知らせはまだ~?』とか聞いていたほど。<何の知らせだ?

2月に入る頃から酸素マスクが取れ管が取れ、点滴も取れてきて昨日行ってみたら大部屋に移され、ご飯もだんだん硬いお粥になり少しずつ食べる量も増えてきたらしく顔つきも以前の父に戻ってきていた。
リハビリも始めたらしい。
ずっと寝ていたから先ず起き上がることから始めたという。
元々丈夫な人だったから回復したのだろう。

こうなったらすっかり元気になってくれなければ困る。
中途半端に治って人の世話になるようでは・・・。
老いた母の生活も一変してしまう。

しっかりご飯を食べてリハビリをして元の生活ができるようになったら家に帰れるよ!と励まして帰ってきた。



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