少し前大型のテレビを入れたのですが、台は昔のブラウン管テレビのもの。
視線が上向きになり疲れます。
テレビにあった台は市販で2~3万円ほどで、多くは観音開きの扉です。
スペースに余裕の無い兎小屋には合いません。
自作することにしました。
展開図を作成します。
図面にそって木取りします。
部材の寸法をチェック。
今回の仕組はビスケットジョイントにしました。
ジョイナーで掘った溝にビスケット(圧縮材のジョイント)をはめ込み、
ほぞとほぞ穴の関係にします。
立て板にほぞ穴を掘ります。
ほぞ穴にビスケットを差し込み、ほぞにします。
横板に溝を掘り、ほぞ穴にします。
この時のセンター合わせがこの仕組の肝です。
各部材をサンディング。
ほぞ穴、ビスケットに接着材を塗り、組んでいきます。
ビスケットは圧縮材ですので、接着材の水分を吸収し膨張します。
これがビスケットジョイントの強度の原理です。
全体を汲み上げ、ハタガネ、重しで圧着します。
フィニッシュはオスモカラーのノーマルクリアーでのオイルフィニッシュ。
オイルサンディングで表面を調えます。
引き戸のレールを設置。
キャスターの取り付け。
アクリルの引き戸を設置。
テレビとオーディオ機器をセットして完成です。
視線がかなり下がったので首も疲れなくなりました。
次はターンテーブルとスピーカー台の作成が待っています。