先日、キウイフルーツを2kgほどいただきました。
皮をむきますが、結構な手間で、指先が痛くなります。
タンパク分解酵素のせいでしょう。
フードプロセッサーで荒微塵にし、グラニュー糖を加え、20分ほど置きます。
砂糖の浸透圧でキウイフルーツの水分を引き出します。
鍋は純銅の鍋を使います。
銅イオンでキウイの緑色素(クロロフィル)の変質を防ぐためです。
殺菌した瓶に詰め、15分ほど蒸気殺菌をします。
倒置冷却後、流水で冷却してできあがりです。
自家製のジャムの美味しさは・・・たとえようが有りません。
材料はフルーツとグラニュー糖だけ。
市販のジャムの表示にはそのほか、酸味料、ペクチン、糖類、色素、ゼラチン、CMCなどが入っています。
ジャムとはフルーツの砂糖煮のはずですが、大量生産の過程で変質してしまうようです。
いつもながら、勉強になりました。
作ってみたいものが、また増えました。
毎年色には悩んでいました。
純銅なべが有りますので早速本日収穫してやって見ます。
ところで、煮詰めるような工程がないのですが、
15分の殺菌がそれに当たりますか。?
クロロフィルの鉄イオンを銅イオンに置き換えることで変色を防ぐようです。
夢民 様
銅鍋が有りましたらお試しください。
山菜をゆでるときも銅鍋を使うときれいに仕上がります。
トラッター 様
フードプロッセサーで粗みじんにし、グラニュー糖を加えたあと、比較的強火で90℃まで加熱します。
酸化を防ぐため、短時間で温度を上昇させ、殺菌と酵素を失活させます。
その後殺菌した瓶に詰めます。
画像はレンズが曇ってしまい使えませんでした。
見事にエメラルドグリーンが保たれました。
今までは人様に差し上げるときに気が引けていましたが、これなら胸をはってできます。
ほんとにありがとうございました。
内部もスズを塗っていない純銅の鍋で短時間で作るのがコツのようです。