この日からスターティング・メンバーに3番アンディー・シーツと7番・矢野輝弘が戻ってきたタイガース打線。【3回表】に1塁に内野安打で出塁の赤星憲広を置いて、2番・鳥谷敬が早稲田大学の先輩、スワローズ先発の藤井秀悟からライトスタンドに飛び込む2ランホームラン(7号)で先制。1塁の赤星が「走るぞ」と揺さぶっておいて、「1-3」からのスライダー(126㎞)を狙い打ち、だった。【4回表】にも5番・今岡誠が「1-2」からのカットボール(137㎞)をセンター・バックスクリーンにソロ(29号)!
続く「藤井キラー」の6番シェーン・スペンサーが四球を選んで、関本健太郎が「0-2」からのカットボール(134㎞)を叩いて、左中間に大飛球! これをレフトのアレックス・ラミレスが落球して(記録は2塁打)、「4対0」。【6回表】にも8番・関本から3番(途中出場の)藤本敦士まで(全てシングルの)5連打を連ねて、「7対0」完成。
藤井はいずれもカウントを悪くしてから痛打を浴びていた。1塁側ダッグアウトでは険しい顔で戦況を見つめる古田敦也<フューチャー>監督の姿が……エース藤井のリードにはキャッチャー古田の存在が必要不可欠、なのかもしれない。
タイガース先発の杉山直久は6イニングスを投げて、散発3安打の0封。9勝目を挙げて、恐らく今シーズンを終えた。防御率も3点台を突破して、2.94。この杉山の「思わぬ」成長が今シーズンの≪優勝≫に一役買った。開幕前、恐らく首脳陣は(藤田)太陽にこういう活躍を期待したのだろうが……その太陽の不振を補って余りある杉山の活躍、飛躍。日本シリーズでも頼むぞ、と期待したい。
杉山の後は桟原将司を一枚挟んで、3日ぶりに「JFK」リレーが復活。【9回裏】に久保田智之が「例によって」2本ヒットを打たれたが、最後は連続三振で締めて、この3連戦「2勝1敗」の勝ち越し。宴の後の疲れが残るはずのタイガースが、Aクラス入りに望みを繋ぐスワローズを圧倒して、再び甲子園へ……今シーズン最後の舞台(2連戦)に立つ。
和田豊オフィシャルサイト『虎の意地』
続く「藤井キラー」の6番シェーン・スペンサーが四球を選んで、関本健太郎が「0-2」からのカットボール(134㎞)を叩いて、左中間に大飛球! これをレフトのアレックス・ラミレスが落球して(記録は2塁打)、「4対0」。【6回表】にも8番・関本から3番(途中出場の)藤本敦士まで(全てシングルの)5連打を連ねて、「7対0」完成。
藤井はいずれもカウントを悪くしてから痛打を浴びていた。1塁側ダッグアウトでは険しい顔で戦況を見つめる古田敦也<フューチャー>監督の姿が……エース藤井のリードにはキャッチャー古田の存在が必要不可欠、なのかもしれない。
タイガース先発の杉山直久は6イニングスを投げて、散発3安打の0封。9勝目を挙げて、恐らく今シーズンを終えた。防御率も3点台を突破して、2.94。この杉山の「思わぬ」成長が今シーズンの≪優勝≫に一役買った。開幕前、恐らく首脳陣は(藤田)太陽にこういう活躍を期待したのだろうが……その太陽の不振を補って余りある杉山の活躍、飛躍。日本シリーズでも頼むぞ、と期待したい。
杉山の後は桟原将司を一枚挟んで、3日ぶりに「JFK」リレーが復活。【9回裏】に久保田智之が「例によって」2本ヒットを打たれたが、最後は連続三振で締めて、この3連戦「2勝1敗」の勝ち越し。宴の後の疲れが残るはずのタイガースが、Aクラス入りに望みを繋ぐスワローズを圧倒して、再び甲子園へ……今シーズン最後の舞台(2連戦)に立つ。
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