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Hanshin Tigers Series 2024

ファーム日本選手権(8日・スカイマーク)

2005-10-11 13:59:45 | Western League
「今日は胴上げしてもらいたい」と話していた木戸修2軍監督。ウエスタン・リーグ優勝の際には、優勝争いしている1軍に配慮して、胴上げはなし。このファーム日本選手権に懸けていたのだが……イースタン・リーグの「覇者」千葉ロッテ・マリーンズに「5対7」で逆転負け。「日本一」を逃がしてしまった。
 日本シリーズを目前に控え、縁起が悪い……あれほどウエスタン・リーグをぶっちぎりで優勝しただけに、期待は大きかったのだが……。

 先発はルーキー・能見篤史。ファームでの実績からいけば、太陽の先発が順当だと思ったのだが……日本シリーズ登板のテストも兼ねた先発か? しかし5回(3/2)を4失点。期待に応えることは出来なかった。最近1軍で好投が続いていただけに、このピッチングは意外だった。
「5対4」の1点リードの場面で降板したが、【7回裏】に3番手・前川勝彦が打たれ、3失点。大事な試合にかつての近鉄のエースが期待を裏切った。ネット裏で視察していた中村勝広(オリックス・バファローズ)新監督の目にはどう映っただろう?

 打線は初回に先制し、【4回表】にも1アウト2,3塁のチャンスを作り、9番(移籍の)前田忠節が三振に倒れたものの、1番「首位打者」赤松真人が勝負強さを発揮して、レフト前に2点タイムリーヒットを放って、「3対2」。
【5回表】にも4番・喜田剛が豪快にライトスタンドへ、6番・林威助のレフトへ流し打ち、1軍昇格組がそれぞれソロホームランを放って、「5対2」。中村新監督、喜田は出せないヨ!! この左の大砲を狙っているらしいが、それは無理な相談だ。
 間に挟まった5番・桜井広大があえなくショートゴロに倒れたのも気になるが。この「大一番」に4タコ(ノーヒット)。若者の焦りは募る……。

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