自身のHPで、これが「最後の甲子園」と示唆していた井川慶。今秋の日本シリーズは(2年前と同じく)パシフィック・リーグの球場から開幕するから、第1戦の先発が予想される井川が甲子園で登板する可能性はない。これが本当に「最後の甲子園」になりそうだ。こんな成績で獲ってくれるメジャーリーグのチームはあるのか? こんな今シーズンのピッチングで? と思うが……メジャーも「投手不足」は深刻なのだろう。
【1回表】1番・石井琢朗を初球143㎞(内角高め)のストレートでサードファウルフライに打ち取る。2番・小池正晃の初球にも146㎞のストレート! ちょっと今日の井川は「違う」。ピッチング・フォームにシャープさが、ある。以前のようなダルさ(緩さ)がない。腕が振れている。「2-2」になって、6球目の「145㎞」で完全に詰まらせて、ファースト・ファウルフライ。3番・金城龍彦も「146㎞」で平凡なライトフライに打ち取った。久し振りに球が走っている!
【2回表】4番・佐伯貴弘に「2-2」から決めにいったストレート(142㎞)が高めに外れて「2-3」になるが、ラストボールも「144㎞」で攻めて、止めたバットに当たって、サードゴロ。5番・多村仁は得意のチェンジアップ(131㎞)で空振り三振に仕留め、6番・種田仁も146㎞のストレートでキャッチャー・ファウルフライ。打球が前に飛ばない!
【3回表】7番・村田修一には初球チェンジアップ(123㎞)が抜けたものの、2球目「145㎞」で空振り。振り遅れた村田が打席で唖然とした顔でマウンドの井川に目をやっている。3球目も「146㎞」。うなりを上げる豪速球! 4球目はMAX「148㎞」が出て、空振り三振! 凄すぎる……こんな井川は久し振り!!
8番・相川亮二には内角を突いた「140㎞」をセンター前に弾き返されたが、9番・三浦大輔の送りバントを見事なダッシュで2塁で刺し、1番・石井を「145㎞」で完全に詰まらせて、ピッチャーゴロ。……こんな井川を(ずっと)見たかった!
【4回表】2番・小池を「3球勝負」で空振り三振(144㎞)。3番・金城は初球(145㎞)を打って、ファーストゴロ。4番・佐伯も「145㎞」「144㎞」で追い込み、最後は「129㎞」チェンジアップでファーストゴロ。ファースト喜田剛の好守に助けられ、3アウト。
【4回裏】タイガース期待の「新星」3番・林威助がベイスターズ先発・三浦のカーヴ(104㎞)を捉え、ライトスタンドへプロ入り第1号ホームラン! 口を真一文字に結び、ベースを回る林が初々しい。タイガースの新たなスターの誕生、か? 4番・金本知憲も続いて、貫禄の「第40号」ホームランをセンターに打ち込んで、「2対0」。今日もタイガースの「ゲーム」だと思われたが……
【5回表】先頭の多村に「2-2」からの勝負球の「146㎞」をセンターに持っていかれ、「2対1」。続く種田には「2-3」に粘られながら、「127㎞」でセンターフライ。村田を「130㎞」で空振り三振。相川も「130㎞」でサードゴロに打ち取って、後続を遮断。
【6回表】はピッチャー三浦に初球(141㎞)を弾き返され、センター前ヒットを許す。1番・石井は初球(122㎞)をファーストゴロ。2番・小池は「128㎞」で空振り三振に斬って取ったが、3番・金城に初球(121㎞)を叩かれ、センターに飛び込む、2ランホームラン被弾!! 痛い失点だ。この回、初球、しかも変化球を悉く狙われた。配球の工夫次第で防げた失点だ。「2対3」逆転を許す。
緊張の糸が切れた(?)井川は【7回表】にも、先頭の多村に「140㎞」を叩かれ、センターに大飛球。フェンス手前、赤星憲広が追いついたかに見えたが、まさかの捕球ミス(記録は3塁打)。これは井川にとっては「不運」だった。1アウト後、これまで2打席連続空振り三振に斬って取ってきた7番・村田に「2-1」に追い込みながら、「147㎞」を叩かれ、右中間を深々と破られ、「2対4」。井川はこの回限りで降板。本当にこれが「最後の甲子園」になるのか?
タイガースも【7回裏】もう一人の期待の若手、6番・喜田がセンター前に詰まりながらも、ヒットを放ち、出塁。2アウトになるが、代打・浜中おさむが四球を選んで、1番・手痛いミスを犯した赤星が「汚名返上」、1,2塁間を抜く、タイムリーヒットで「3対4」。しかし、【8回表】に登板した「JFK」の一角「J」が小池にソロを喫して、「3対5」。【9回表】にも桟原将司が失点して、「3対6」。【9回裏】代打・関本健太郎がタイムリーを放って、「王者」の意地を見せたが、ここまで。井川に9つ目の黒星がカウントされた。
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【1回表】1番・石井琢朗を初球143㎞(内角高め)のストレートでサードファウルフライに打ち取る。2番・小池正晃の初球にも146㎞のストレート! ちょっと今日の井川は「違う」。ピッチング・フォームにシャープさが、ある。以前のようなダルさ(緩さ)がない。腕が振れている。「2-2」になって、6球目の「145㎞」で完全に詰まらせて、ファースト・ファウルフライ。3番・金城龍彦も「146㎞」で平凡なライトフライに打ち取った。久し振りに球が走っている!
【2回表】4番・佐伯貴弘に「2-2」から決めにいったストレート(142㎞)が高めに外れて「2-3」になるが、ラストボールも「144㎞」で攻めて、止めたバットに当たって、サードゴロ。5番・多村仁は得意のチェンジアップ(131㎞)で空振り三振に仕留め、6番・種田仁も146㎞のストレートでキャッチャー・ファウルフライ。打球が前に飛ばない!
【3回表】7番・村田修一には初球チェンジアップ(123㎞)が抜けたものの、2球目「145㎞」で空振り。振り遅れた村田が打席で唖然とした顔でマウンドの井川に目をやっている。3球目も「146㎞」。うなりを上げる豪速球! 4球目はMAX「148㎞」が出て、空振り三振! 凄すぎる……こんな井川は久し振り!!
8番・相川亮二には内角を突いた「140㎞」をセンター前に弾き返されたが、9番・三浦大輔の送りバントを見事なダッシュで2塁で刺し、1番・石井を「145㎞」で完全に詰まらせて、ピッチャーゴロ。……こんな井川を(ずっと)見たかった!
【4回表】2番・小池を「3球勝負」で空振り三振(144㎞)。3番・金城は初球(145㎞)を打って、ファーストゴロ。4番・佐伯も「145㎞」「144㎞」で追い込み、最後は「129㎞」チェンジアップでファーストゴロ。ファースト喜田剛の好守に助けられ、3アウト。
【4回裏】タイガース期待の「新星」3番・林威助がベイスターズ先発・三浦のカーヴ(104㎞)を捉え、ライトスタンドへプロ入り第1号ホームラン! 口を真一文字に結び、ベースを回る林が初々しい。タイガースの新たなスターの誕生、か? 4番・金本知憲も続いて、貫禄の「第40号」ホームランをセンターに打ち込んで、「2対0」。今日もタイガースの「ゲーム」だと思われたが……
【5回表】先頭の多村に「2-2」からの勝負球の「146㎞」をセンターに持っていかれ、「2対1」。続く種田には「2-3」に粘られながら、「127㎞」でセンターフライ。村田を「130㎞」で空振り三振。相川も「130㎞」でサードゴロに打ち取って、後続を遮断。
【6回表】はピッチャー三浦に初球(141㎞)を弾き返され、センター前ヒットを許す。1番・石井は初球(122㎞)をファーストゴロ。2番・小池は「128㎞」で空振り三振に斬って取ったが、3番・金城に初球(121㎞)を叩かれ、センターに飛び込む、2ランホームラン被弾!! 痛い失点だ。この回、初球、しかも変化球を悉く狙われた。配球の工夫次第で防げた失点だ。「2対3」逆転を許す。
緊張の糸が切れた(?)井川は【7回表】にも、先頭の多村に「140㎞」を叩かれ、センターに大飛球。フェンス手前、赤星憲広が追いついたかに見えたが、まさかの捕球ミス(記録は3塁打)。これは井川にとっては「不運」だった。1アウト後、これまで2打席連続空振り三振に斬って取ってきた7番・村田に「2-1」に追い込みながら、「147㎞」を叩かれ、右中間を深々と破られ、「2対4」。井川はこの回限りで降板。本当にこれが「最後の甲子園」になるのか?
タイガースも【7回裏】もう一人の期待の若手、6番・喜田がセンター前に詰まりながらも、ヒットを放ち、出塁。2アウトになるが、代打・浜中おさむが四球を選んで、1番・手痛いミスを犯した赤星が「汚名返上」、1,2塁間を抜く、タイムリーヒットで「3対4」。しかし、【8回表】に登板した「JFK」の一角「J」が小池にソロを喫して、「3対5」。【9回表】にも桟原将司が失点して、「3対6」。【9回裏】代打・関本健太郎がタイムリーを放って、「王者」の意地を見せたが、ここまで。井川に9つ目の黒星がカウントされた。
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