野球少年は夢を見る…

Hanshin Tigers Series 2024

金沢の不覚!同点3ラン被弾も…(29日・甲子園)

2006-05-01 23:22:06 | Koushien Stadium
【3回裏】にアンディー・シーツの3ランで先制して、好投の先発・安藤優也を6回で降板させた首脳陣。これが裏目に出た。「新」勝利の方程式『KFK』の先陣、金沢健人が【7回表】に登板したが、青木宣親に同点3ランを浴びて、「3対3」同点に……

 先頭の宮本慎也を「2-0」に追い込みながら、3球目に不用意にスライダーを配して、ライト前ヒットを浴びた。8番・米野智人も「2-1」に追い込みながら、今度はカーヴを打たれ、三遊間の真ん中に飛ばされたが、ショート鳥谷敬が深い位置で追いついて、セカンド(2塁)でフォースOUT。
 しかし、この後、代打ユウイチの打球も三遊間深い所へ。ショート鳥谷がまたしても追いついたが(2塁への)送球を焦って、ファンブル。ランナーを二人残して、この直後、青木に3ランを喫した。これも「1-0」からの2球目だった。少しストライクを揃えすぎたか? 金沢。

 しかし【7回裏】1-OUT満塁のチャンスを作って、相手ピッチャーのエラーで2点を貰い(吠える高井雄平!)【8回裏】にも鳥谷に第2号ソロ。エラーは(安藤の勝ち星を消してしまった為に)帳消しにはできないが、これで意地の一発! 
【8回表】は藤川球児、【9回表】は久保田智之。特に久保田は3つのOUTを全て三振で奪う特徴的なピッチングで(最後は150㎞で)締め括って、「6対3」で快勝! この『FK』二人の最近の充実振りは頼もしい。ようやく調整期間を終えて、全開の境地に達したようだ。

太陽「中継ぎの楽しさ分かってきた」 (デイリースポーツ)