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Hanshin Tigers Series 2024

井川、完封目前でダウン!(8日・秋田)

2006-07-08 21:21:24 | Tokyo Swallows
 スワローズの先発・石川雅規の立ち上がりを突いて、初回に4連打で3点。【2回表】にも岡田彰布監督の熱血指導が効いたのか? 1番・赤星憲広が右中間を破って、「4対0」。しかし、この後、なかなか(全く!!)追加点が取れない。左腕・石川が立ち直ったからか? 相手の先発が普通の調子に戻ったら、沈黙する打線。3回以降はヒットすら出ない。(9回表にヒット1本)

 タイガースの先発は「エース」井川慶。8回までヒット4本に抑えて、普通なら完封ペースなのだが、【9回裏】先頭の青木宣親に初球140㎞の後、2球目のチェンジアップが高めに浮いて、これをライトスタンドに運ばれ、「4対1」。これで動揺したのか、2番アダム・リグスにストレートのフォアボール(四球)を与えて、井川はここで降板。無念……

 急遽登板、心の準備は出来ていたか? クローザー藤川球児。3番・岩村明憲に2球目の146㎞を流し打たれて、三遊間を抜かれる。0-OUT1,2塁。一発が出れば同点の場面で、4番アレックス・ラミレス。「2-3」フルカウントになって、最後は150㎞が外角低めに決まって、空振り三振! 最後に最高のボールが来た。これならアレックス・ロドリゲス(ニューヨーク・ヤンキース)でも打てない!! 
 5番グレッグ・ラロッカも152㎞で連続空振り三振! 2-OUTになって、ホッとしたのか? 6番・宮出隆自にライト前に運ばれ、「4対2」。8番・米野智人には「格」の違いを見せ付け、149㎞の高めのボール球で空振り三振! 結局OUT3つを全て空振り三振で奪って、46イニングス連続無失点記録を更新。辛勝した秋田の夜。

岡田監督 不振の赤星に熱血指導 (デイリースポーツ)