JR西日本 金沢駅から福井駅まで サンダーバード44号特急券

2024(令和6)年3月15日、JR東日本の駅で購入した、JR西日本の金沢駅から福井駅までのサンダーバード44号の特急券です。


   

青色JRE地紋の指定共通券紙で発券されたものです。
同列車は翌日のダイヤ改正によって北陸新幹線敦賀延伸開業になり、大阪駅~敦賀駅間に運転区間が大幅に短縮されてしまいます。当日はたまたま金沢で公務がございましたため、最後に乗れたらと思い、当日の朝に地元の駅で金沢駅から福井駅までの特急券を指定席で取ってみたところ、普通に取ることができました。

最終日のサンダーバード号の指定券は発売日に瞬殺で完売したような話が連日ニュースで報道されていましたが、それはあくまでも最終列車であって、そうでない列車は当日でも窓側が取れるほどでした。

管理人はかつて富山駅から大阪駅まで同列車を利用したことがありますし、まだ「雷鳥」と呼ばれていた頃にも利用したことがありますが、不思議なもので、もう運転されなくなると聞くと、何となく乗り納めをしてみたくなるものです。
本当は大阪駅まで乗車したかったのですが、翌日は福井での公務の予定がありましたため、福井駅までの乗り納めになりました。

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JR東海ツアーズ品川支店発行 東京駅から西明石駅までの新幹線特急券

2007(平成19)年9月にJR東海ツアーズ品川支店で発行された、東京駅から西明石駅までの新幹線特急券です。


   

青色JRC地紋の特殊共通券紙が使用されておりますが、この券はまだ熱転写式時代のものになります。

特急券の区間としては東京駅から西明石駅までになりますが、西明石駅にはのぞみ号は停車しないため、途中の新大阪駅でのぞみ号からひかり号に乗換することになります。
御紹介の券は乗車する全区間についての料金を計上する券になり、座席指定の記入はなく、「指定券発行」と記載されています。そして、その右側にあります「N05450」という数字はのぞみ号の特急料金が記載されています。
この特急券の座席指定については、別途列車(区間)ごとに新幹線指定券が発行されます。


   

2枚目は東京駅から新大阪駅までののぞみ号の指定券です。右下に「◯席」という符号がありますので、特急券を発券する前に座席だけをマルス端末から引き抜いたようです。


   

3枚目は、新大阪駅での乗換以降に乗車するひかり号の指定券です。やはりこちらも右下に「◯席」という符号がありますので、特急券を発券する前に座席だけをマルス端末から引き抜いたようです。

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JR東日本 「◯社」藤沢駅発行 藤沢から50kmまで 普通列車グリーン券 ~その2

1988(昭和63)年8月に、JR東日本東海道本線「◯社」藤沢駅で発行された、同駅から50kmまでの普通列車グリーン券です。


   
   

若草色JRE地紋のA型券で、東京印刷場で調製されたものです。

「◯社」藤沢駅は、同駅に乗り入れています小田急電鉄江ノ島線との乗換え改札にあります精算所で、小田急電鉄が運営しています。
同精算所は小田急線からJR東日本線へ乗換える旅客の運賃精算と区間変更のための窓口で、近距離乗車券の発売を行っています。
しかし、同駅の東海道線普通列車は殆どがグリーン車を連結する列車であるため、同窓口では普通列車用のグリーン券の発売もおこなわれていました。
拙ブログ2022年5月3日エントリーの「JR東日本 ◯社 藤沢駅発行 藤沢から50kmまで 普通列車グリーン券」で御紹介いたしましたものは、硬券発売終了後に小田急電鉄側の発券機で発券された券になります。

JR東日本では、Suicaを利用したグリーン券の利用を推奨しており、紙のグリーン券を縮小する方向性であることから、現在では同窓口での普通列車グリーン券の発売は行われていないようです。

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JR西日本 「◯社」福井駅発行 自由席特急券

1987(昭和62)年9月に、JR西日本北陸本線の「◯社」福井駅で発行された、100kmまでの自由席特急券です。


   

桃色こくてつ暫定地紋のA型大人・小児用券で、大阪印刷場で調製されたものです。

「◯社」福井駅は前回および前々回エントリーで御紹介いたしました駅とは異なり、駅業務はJR線の駅はJR西日本が、京福電車の駅は京福電鉄福井支社(現・えちぜん鉄道)が行っており、当時両社の駅の乗換え中間改札にありました、社線側が運営していた精算所で発売されていたものです。

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JR東海 沼津駅発行 あさぎり号用連絡特急券

ちょうど30年前の1993(平成5)年5月1日にJR東海東海道本線の沼津駅で発行された、沼津駅から小田急線新宿駅までの繁忙期用連絡特急券です。


   

黄褐色JRC地紋のD型大人・小児用券で、名古屋印刷場で調製されたものです。
同列車の指定席情報はJRのマルス端末には収容されておらず、小田急のMSR端末を使用していました。そのため、発券する際には小田急の端末から席を抜き取り、硬券に転記して発券していました。

特急あさぎり号は現在のふじさん号の前身の列車で、1955(昭和30)年に小田急新宿駅から国鉄御殿場線御殿場駅へ乗り入れた気動車準急が始まりで、その後、御殿場線の電化後には連絡急行として3000系SSE車による運転となり、1991(平成3)年には連絡特急に格上げされています。
特急列車に格上げされた際には小田急とJR東海の相互乗り入れに変更され、運転区間も御殿場駅~沼津駅間が延長されましたが、2012(平成24)年には再び御殿場駅までに短縮されて、JR東海の車両の乗り入れが廃止されます。
そして、2018(平成30)年には列車名が「ふじさん」に改称され、現在に至っています。

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JR東日本 替佐駅発行 長野から大宮まで の新幹線自由席特急券

2006(平成18)年7月に飯山線替佐駅で発行された、長野駅から大宮駅までの新幹線自由席特急券です。


   

桃色JRE地紋のA型大人・小児用千切り軟券になっています。
同駅には飯山駅管理の簡易委託駅で地元自治体が受託した乗車券発売所があり、現在ではPOS端末による端末券を発売していますが、当時は御紹介のような常備式軟券で発売されていました。
この券は実際に管理人が長野からの新幹線に乗車するために購入したもので、長野駅で新幹線のホームに入場する際に改札スタンプが捺印されています。


   

裏面です。裏面には券番が印刷されています。右下の印は大宮駅で新幹線改札口を出場する際、記念に持ち帰りたい旨を申告いたしましたところ捺印された、乗車記念用の使用済み印です。

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JR東日本 下諏訪駅発行 八王子・新宿までの急行券

1988(昭和63)年2月に中央本線下諏訪駅で発行された、八王子・新宿までの急行券です。


   

桃色こくてつ過渡期地紋のA型大人・小児用券で、東京印刷場で調製されたものです。

東京印刷場では、急行券などの料金券の発着駅を表示するのに使用する活字は16ポイントの大きさを使用するようになっていたようですが、着駅が2つ以上ある場合、16ポイントでは2段書きができないために12ポイントの活字を使用することになっています。
ところが、この券の場合、本来であれば発駅の「下諏訪」は16ポイントの活字を使用するべきところ、何らかの理由があったのでしょうか、着駅と同じ12ポイントの活字が使用されています。

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JR東日本 ◯社 藤沢駅発行 藤沢から50kmまで 普通列車グリーン券

前回エントリーで国鉄時代の ◯社 藤沢駅で発行された藤沢から100kmまでの普通列車グリーン券を御紹介いたしましたが、同駅ではJRとなってからも、平成10年代までグリーン券の発売を行っていました。


   

1998(平成10)年5月に◯社 藤沢駅で発行された藤沢から50kmまでの普通列車グリーン券です。
桃色PJRてつどう地紋のA型サーマル式券で、小田急電鉄の出札窓口用の印発機で発券されたものです。様式は当時のJR券売機で発券されたグリーン券に準じておりますが、右下に発行箇所名として「◯社 2 藤沢 駅発行」の記載があります。

同窓口は現在でも存在しておりますが、小田急電鉄ではグリーン券の発売を行っておりません。

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のと鉄道 穴水駅発行 和倉温泉から金沢ゆき B自由席特急券

ちょうど7年前の今日、2015(平成27)年2月22日にのと鉄道穴水駅で発行された、和倉温泉から金沢ゆきのB自由席特急券です。


   

青色JRW地紋のプリカット特殊指定共通券紙で発行されたものです。

プリカット紙は旅行会社等の端末用に設定されている券紙で、JR直営駅で使用するロール状の券紙ではなく、印刷時に予め1枚づつの大きさにカットされたカードのような券紙となっており、1枚1枚に紫色用紙番号が付番されています。
穴水駅の出札窓口は駅の窓口のようですが、JRが営業している出札窓口ではありませんので、旅行会社と同様の扱いになっています。
発行箇所名は「◯の のと鉄道」となっており、どの駅で発行されたか、券だけ見る限りでは特定できません。

本日は2022年2月22日と「2並び」の日です。時間まで刻印される入場券を購入すれば面白いのですが、目一杯「2」が並ぶ2022年2月22日22時22分となりますと深夜時間帯になってしまい、駅まで行くには寒いので、諦めます。

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JR東日本 新青森から新函館北斗まで 新幹線特定特急券(立席)

2021(令和3)年9月に、都内の駅で購入した、北海道新幹線の新青森から新函館北斗までの新幹線特定特急券です。


   

青色JRE地紋の特殊指定共通券で、前回エントリーの東京都区内から札幌市内ゆきの乗車券と同時に、指定券券売機で購入しました。

当該区間の新幹線はすべての列車が全席指定となっているため、自由席の設定がありません。その代わり、自由席の設定のない東北新幹線盛岡駅から北海道新幹線新函館北斗駅間だけを利用する場合、新幹線自由席特急券に相当するものとして、普通車指定席に空席があれば着席することのできる特定特急券が設定されています。
立席の特定特急券はあくまでも指定席が用意できない場合の代替策として発行されていることから、あくまでも指定席特急券の部類になり、券の様式を見ると指定席特急券の様式になっており、乗車日が指定されています。ただし、列車の指定は行われていませんので、発車時刻が空白になっています。そのため、「(立席)」となってはいるものの、「当日の普通車空席にお座り下さい」と内容に矛盾が生じてしまっています。

特定特急料金は指定席特急料金から指定料金の530円を差し引いた額で発売されており、御紹介の区間については、新幹線指定席料金の4,530円から530円を差し引いた4,000円になっています。
この料金が高いか安いかと言われればビミョーなところですが、この区間だけでこの料金と考えますと、個人的には決して安くはないかと思っています。


本年も拙ブログをご贔屓いただきましてありがとうございました。
来年もまたよろしくお願いいたします。皆様、良いお年をお迎えください。
              古紙蒐集雑記帖 管理人 isaburou_shinpei

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