ゆりかもめ 船の科学館駅発行券売機券

船の科学館駅券売機で発行された、ゆりかもめの片道乗車券です。



   



同社自社地紋の券で、ゆりかもめをデザインしたものとなっています。


券のレイアウトは至ってシンプルな金額式ですが、駅名の字数が多いため、漢字とローマ字表記共に2段書きとなっています。



同社の現在の社名は株式会社ゆりかもめですが、平成年10年4月に社名変更される前は東京臨海新交通株式会社という会社で、「ゆりかもめ」は路線の愛称でした。



船の科学館駅は船の科学館の最寄駅で、近くには東京臨海警察署や潮風公園などがあります。しかし、船の科学館は建物施設の老朽化を理由に明日(9月30日)を以って公開が休止されることとなっており、まだ発表されておりませんが、今後駅名変更の話が浮上してくるかもしれません。

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京王電鉄 新地紋の車内補充券

京王電鉄の車内で発行された、地図式の車内補充券です。



   


京王本線に乗車していた際、都営新宿線への連絡乗車券として購入したものです。


京王自社新地紋のもので、恐らく同社の地図式車内補充券としては最後の様式ではないかと思います。


同社は旧社紋をあしらった地紋を長らく使用していましたが、平成初期のCI導入の際にKEIOマークの新地紋に切り替えられています。
その後、ICカードの普及により、車内での精算業務は廃止されておりますので、新地紋の車内補充券は比較的短命に終わっているようです。


同社の組織は存じ上げませんが、発行箇所は「運輸部旅客班」となっており、車内での検札や精算業務をする専門のセクションであったのかも知れません。

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東武鉄道 業平橋駅硬券入場券

東武鉄道伊勢崎線業平橋駅発行の硬券入場券です。


    

 

    

大人用券と小児用券の2種類があります。この夏より新たに作成され、発売されています。

今まで同社の硬券入場券は北千住駅の特急ホームに残るのみでしたが、このたび隣駅である業平橋駅にも設備されています。
東武鉄道自社地紋のB型硬券で、最近流行りの、記念入場券に使用されている印刷が綺麗なオフセット印刷ものとは違い、北千住駅のものと同じ、足利印刷で調製されたものと思われます。

発売場所は改札兼出札窓口で、外から見られる場所にある木製の乗車券箱に、チケットホルダーに入れて収納されており、手前にはダッチングマシーンも置かれており、なかなか趣味的には大変好ましい保管方法です。

同駅は来年春に東京スカイツリー®の開業に合わせて「とうきょうスカイツリー」駅に改称される予定であり、今回の硬券入場券の発売は、恐らく改称を記念してのものと思われます。
果たして、とうきょうスカイツリー駅に改称された後も、硬券入場券を設備してくれるでしょうか?

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豊橋鉄道 金額式車内乗車券

豊橋鉄道の車掌さんは、前回エントリーした駅名式補充券の他に、金額式乗車券も発売しています。



   



乗車駅名のみパンチを開けることで、130円区間ゆきの乗車券が発行できるので、一人の旅客に対する精算時間が短縮できる利点があります。


駅名式補充券同様緑色自社地紋の様式で、ちょうどバスの整理券程度の大きさです。



この券、良く見ますと発行日を表示するところがなく、発行日が特定できないのが特徴です。


使用済乗車券は回収するのが基本ですから、その結果、時間短縮のために日付をいれるのを省略してしまったのかもしれません。

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豊橋鉄道 駅名式車内補充券

豊橋鉄道渥美線の駅名式車内補充券です。


   


緑色豊橋鉄道自社地紋の券で、上に人数欄があり、複数枚の乗車券を1枚にまとめて発行することができるようになっています。発行箇所名は「渥美線営業所乗務区」となっています。


   


20年くらい前に乗車した際に購入した券です。

基本的に様式は変わりませんが、発行箇所が「高師乗務区」となっており、愛知大学前駅が、平成17年の改称前の大学前駅となっています。


これらの券は事由欄に特徴があり、「紛失」「無札」「手廻り品」「乗越回収」はわかりますが、「券売機故障」という欄があります。このような時、他社であれば「無札」で取り扱いすると思われますが、同社では厳格に区別されています。

「乗越回収」というのも、表現として特徴的です。


また、右上の「小人」(これも特徴的な表現ですね)の横に「現金集札」という欄もあり、下車する旅客から直接現金で収受した際に使用するものと思われますが、これも「無札」と区別されており、同社の経理処理上の売上計算がかなり厳格的であるように思われます。

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JR東海 硬券入場券への入場時間の記入欄

平成6年5月に菊川駅1番窓口で発行された硬券入場券です。


   


名古屋印刷場調製のB型硬券で、国鉄時代から引き継がれた発売時刻記入欄のない様式です。

しかし、制度上、入場券に発売時刻から2時間までの時間制限制が導入されると発売時刻の記入が必須となり、ゴム印で発売時刻を記入する欄を捺印のうえ記入発売していました。


   


次は、同日、同じ窓口で発売された硬券入場券です。

この時ちょうど印刷ロットが変わり、このときから時間制限対応の新券に変わっています。
新様式券は「発売当日1回限り有効」から「発売時刻  時  分から2時間以内1回限り有効」と注意書きの表現が変わっています。

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本庄駅発行 京浜急行三浦海岸ゆき 準常備連絡乗車券

前回エントリーの平井駅発行のものと同じく、昭和57年8月に発行された、品川駅接続の京浜急行線三浦海岸駅ゆき硬券準常備連絡乗車券です。



   



現在、101km以上の乗車券であっても首都圏近郊区間内であれば当日限り有効のため、本庄発であれば有効期間が2日とはなりませんが、当時の近郊区間はエリアが狭く有効期間が2日となっており、平井駅のものとは違って青色地紋の券となっています。



金沢文庫」「京浜田浦」「横須賀中央」「北久里浜」「三浦海岸」の各駅は特活となっていますが、同じ4文字ではありますが、「馬堀海岸」の特活がなかったのでしょうか、これだけ活字を組み合わせたものとなっており、ポイント数が小さく、大変バランスの良くない仕上がりになっています。

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平井駅発行 京浜急行三浦海岸ゆき 準常備連絡乗車券

昭和57年7月に総武本線平井駅で発行された、品川駅接続の京浜急行電鉄三浦海岸駅ゆき、硬券準常備連絡乗車券です。


   


当時、首都圏管内の駅では硬券の常備金額式による連絡乗車券が設備されていましたが、需要があまり見込まれない区間については準常備式で設備されていました。
着駅には京浜田浦(現・京急田浦)・逗子海岸(現・新逗子)・野比(現・YRP野比)といった過去の駅名も見られます。


券は東京印刷場で調製されたD型券で、発行時に着駅の真下で切り取って発売されます。
一番下にあったはずの報告片の大きさを想像するに、終着駅である三崎口駅まであった可能性があります。

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NRE取扱い 普通列車グリーン区間変更券

東北線普通列車のグリーン車車内にて、乗車区間を変更した際に発行された区間変更券です。

   


携帯型車発機によるもので、レシートのようなペラ券です。

当初、事前に駅で購入した小山駅から新宿駅ゆきのグリーン券を所持していましたが、湘南新宿ラインの列車が暫く来なかったため、急遽東北線で上野駅まで乗車することとし、車内にてアテンダントさんに申告しました。


変更後の区間もグリーン料金に変更がないため、差額の発生がなく、「領収0円」の記載があります。


車内で発行された券ではありますが、事前に駅で購入したグリーン券の区間変更であるため、事前購入の駅料金が適用されており、「ホリデー(駅)」という表記があるのが特徴です。

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JR東海 東海道新幹線 指定席変更券

東海道新幹線車内にて、自由席車が混み合っていたため、自由席特急券を指定席に変更した際に発行されたものです。


   


JR東海、東京車掌所乗務員発行の第1種車内補充券によるもので、自由席特急券と同時使用のため、区間の指定は記載されていません。
発行事由は「12指変」となっています。


発行年の記載がありませんが、JR発足当初に存在した国鉄地紋の過渡期券であり、昭和63年1月4日であったことがわかります。

JR化後の券ですがノンカーボンとはなっておらず、カーボン紙を挟んで記入されています。


車内検札の乗客専務氏は検札をした乗客の乗車区間を手元の座席表にメモしていますが、当時は赤鉛筆を使用していた方が多く、この券は赤鉛筆を使用して記入されていました。そのため、ボールペンとは違う、大変太い線となっています。

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