カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

【インドの結婚式】その⑨

2005年04月30日 20時00分59秒 | 北インド / NOUTH INDIA
結婚の儀式を紹介するまでに、かなり前置きが長くなってしまった・・。
それほど謎が多かったし、日本との違いも(当たり前だが)多かったと言う事かな。

それでは、お待たせしました!
謎に包まれた「インド5000年の歴史と伝統の結婚式潜入突撃レポート」の始まり始まり~。
初日の儀式から順番にお伝えしていきます。儀式の順番は、 【インドの結婚式】その⑧ へ。

        

■ レディース・サンギート ① ■

英語とヒンディー語の造語っぽいが、直訳すると女性の音楽・・(謎)。
カニカの実家は、高層マンションだったので、
そのマンションの裏手に巨大なテントが張られていた。儀式はその中で行われた。

写真のテントを入ると、左手にステージがあった。
ステージの前と左手に、コンサートを観るようにイス席が並んでいた。
そしてテントの一番奥には、フリードリンクとフリーフードのエリアがあった。

インディアン・タイムなので、17:00からの時間通りに始まる訳もなく、
(理由は、カニカの髪のセットや化粧や衣装合わせに時間がかかった為。)
17:30頃から始まった。

もう既にテントの中には、近所の人々や通りががりの人々がたくさんいた。
インドでは招待されてなくても、勝手に入って食事にありついてもいいらしい・・。
【インドの結婚式】その①で、私が招待されたのも、不思議はないのだった。

映画:モンスーン・ウェディングで、ヒロインの家の庭にこんなテントが張ってあった。
そして、その中で結婚式が行われたのだが、
今回のカニカの場合は、近所の人へのお披露目だけで、結婚式ではないようだ。

さぁ、何が始まるのかな?

to be continue.
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今日のカレー(No.9) ~シェルパ~(下北沢)

2005年04月29日 22時28分59秒 | カレー / CURRY
ごひいきにいていただいている、
USHIZOさんのブログ  CURRY DIARY (・x・)  で、
あまりにも美味しそうに紹介されていたので、行ってみた店。

正確に言うとカレー屋ではなく、多国籍な居酒屋と言うところかな。
1500円で飲み放題だったり、ツマミもカクテルも充実していて値段も安い。

カレー&ナンのセットは3種類、チキン、ほうれん草が850円、シーフードが950円。
タンドリーチキン以外の料理は、タコわさであったり、じゃんばらやであったり。
でも居酒屋だからといって、あなどるなかれ。

(注)昼・夜はメニューや値段や料理の内容も違うようです。


住 所:世田谷区北沢2-14-5 イスズビル2F
電 話:03(3413)5741
最寄駅:下北沢

<食したメニュー>

チキンカレー&ナン 850円

カレー:大きいチキンが一切れ。
ナ ン:小きめで甘い。

<店内の雰囲気>

店内に煙草の自販機があったり、デビルマンのフィギアがあったり、
ROCK系のミュージシャンのポストカードがあったりと、
インド、ネパール色はない。BGMもROCKだった。
暗めの照明。カウンター9席とテーブル席が6席。

<感想と評価>

チキンカレーは、刺激的なスパイスの味は感じられなく、甘目。
これは、お酒を飲んだ後にも優しい味わいだと思う。

ナンは小さめで、今まで食した中で日本一番甘かったが、美味しい。
カレーをつけずにナン単独で味わっても旨いと思う。
お酒のツマミにも合いそうだし、飲んだ後のために小さめなのかもしれない。

ランチタイムはナンのおかわりが無料らしいので、かなりお得!

 評価は◎ 今度は飲みに行きたい。

     (3段階、◎:おすすめ ○:まぁまぁ ●:う~ん)

■お断り■
 味に関しては、間違いなく主観でしかありません。(100%!)
 同意見・反対意見など、あると思いますが、
 あくまでも、私の味覚に合うかどうかなので、
 気にしないでください。あしからず
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【インドの結婚式】その⑧

2005年04月28日 21時23分59秒 | 北インド / NOUTH INDIA
カニカが結婚することを、彼女の兄のスミットからのメールで知った。
実は・・・・カニカともスミットとも会った事がなかった・・。(ビックリでしょう?)
二人の両親には1997年に会っていたけれど・・・。

兄妹には会った事がないのだが、二人は結婚式に招待してくれると言う。
とても感激した。・・・にもかかわらず、
私がスミットにした質問は、失礼極まりない事だった。
一応・・・「私は英語が出来ないので、ストレートな表現になるのを許してね・・。」
とは書いたが、失礼であったのにかわりはない。

質問その①:カニカはお見合い結婚か?恋愛結婚か? ⇒ お見合い結婚(やっぱり。)
質問その②:カニカと相手の年齢は?           ⇒ 二人とも30代(ふーん。)
質問その③:結婚式は何日間やるのか?         ⇒ 4日間(えっマジ?)
質問その④:私以外に外国人は参列するのか?     ⇒ NO (心細い・・。)

             (何たるトホホな稚拙な質問・・。)

■ 招待状 ■

どんな招待状が来るのか、とても楽しみにしていた私に届いたのは、
写真のような物だった。さすがはIT技術者が多い国だ。
招待状は、eメールに添付されて送られてきた。
(あららっ。なんかもっと神様が描かれてたりしないの? と思った。)

差出人の所には、カニカの家族の名前(両親と兄)があった。
日本だと新郎新婦の両家の名前(主に父親)が書かれてる。うーんこれがインド風か・・・。

招待状は基本的に英語で書かれていたが、
一部、式次第の所がインド的な単語だったりして、理解できない所もあった。
  (インド的単語じゃなくても、理解できないのだが・・。)

< 解説 >
     写真の一番上には、「私達の娘の結婚式にご招待します。」みたいな事が書かれている。

     その下に、「カニカ(新婦の名前)とパンカジ(新郎の名前)が  
     2003年11月4日にメーラト(デリーの北部の街)の
     サムラート・ヘブン・ホテルで結婚します。」とある。

     さらにその下に、式次第が書かれている。これがチンプンカンプンだ。

     レディース・サンギート 2003.11.2 PM5:00~
     レセプション・オブ・バーラット  11.4 PM8:00~
     ディナー               11.4 PM8:30~
     ○△※ф★ζ▽ξю?         11.5 AM12:30~
     Ω◇Ц§◎£Θ◆щΨ λ☆ЯЫ? 11.5 AM4:30~

ううむ・・・。よくわからんが、11月2日から5日の早朝までやるのね。
2日のレディース・サンギートって何? 3日は、何もやる事がないのかな? 
結婚式が4日だとすると、5日の早朝まではオールナイトなのかな?
4日間ホテルに泊り込みでやるのかなぁ?・・・ぶっ通しでやるのかしらん?
いつ寝るのだろう?ディナー以外の食事はいつするのかな?

大変長らくお待たせしました!(前置き長すぎ?)
インド5000年の歴史と伝統の結婚式潜入突撃レポートは、
【インドの結婚式】その⑨から~。

to be continue.
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【インドの結婚式】その⑦

2005年04月27日 21時57分59秒 | 北インド / NOUTH INDIA
■ ダウリ ■ (持参金)

インドにはダウリと言う制度がある。
これは、結婚するときに花嫁が持って行く持参金のことだ。
大昔はマハラジャでも、娘が3人いると破産すると言われたほどだから、
かなりの額を嫁入りに持たせたのだろう。

日本でも名古屋あたりでは、嫁入り道具が何台ものシースルーのトラックに積み込まれ、
世間の人々に披露しながら新居まで運ばれて行く、と言う話を聞いた事があるが(本当の話?)
そんな事を思い出してしまった。

その昔(そう遠くはない昔)、ダウリ殺人事件なども頻繁に起こったそうだ。
これは嫁入りした際の持参金が少ないということで、
嫁入りした先の家で、火に焼かれて命を奪われてしまうと言う悲しい事件である。


カーストやその家や相手方の家の経済状態で変わるのだろうが、
両親にしたら頭の痛い問題であろう。
この事も聞きたいことの一つであったが、
英語力のなさと大和撫子の奥ゆかしさ(?)で、聞けなかった。

たった一つ聞けたのは、結婚式の費用は誰が支払うのか?と言うことだった。
聞かずともわかっていた事ではあるが、確認せずにはいられなかった。
答えは・・・花嫁の両親が支払うとの事だった。(やっぱりね。)

スミットの家は、カニカの結婚費用で支払った分を、
スミットの時に取り戻せばいいので、まぁトントンだろうか。

to be continue.
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【インドの結婚式】その⑥

2005年04月26日 23時28分59秒 | 北インド / NOUTH INDIA
衣装の他に、どうしたらよいか困ったのは、「贈り物」と「ご祝儀」だった。

日本なら、本人の希望を聞いて欲しい物を贈れば良いだろうけど・・・。
一応、カニカにメールで欲しい物を聞いてみよう。

さてご祝儀は、どうしたものか? インドではそう言う習慣があるのだろうか?
お金をご祝儀袋入れて持参するのだろうか? 相場はいくらなんだろうか?
いつ渡せばいいのだろうか? かなり困った。
ご祝儀の持って行き方や金額は聞けまい・・。

                 

■ 贈り物 ■

カニカ(新婦)とスミット(新婦の兄)にメールで聞いてはみたものの、
具体的な答えは聞けなかった。インドでは、貴金属やサリーなどを贈るらしい。

どうしようか・・・。初めてスミットの両親を訪ねた時には、
日本画が描かれた風呂敷を持参した。日本の古典的なラッピング用品だけど、
使用しないときには、タペストリーとして壁に飾る事もできる、
といい加減な言葉を添えて・・。

また、カニカはアメリカ在住だし、夫婦は結婚後はアメリカに住むそうだし、
物には不自由しない。・・・困った・・・・。

そこで、思いついたのは井草製の「草履」だった。
これならば、アメリカにもインドにもない。誰もが見た事がないだろう。
おそろいの「草履」を通販で買って持って行った。軽くて履きやすいと好評だった。

もう一品は、扇子だった。
おそろいとはいかなかったが、男物・女物をペアで贈った。
これなら、インドの民族衣装でも、洋装でもあわせられるだろう。
実際に使ってくれてるかどうかは「?」だけど・・。

                 

■ ご祝儀 ■

こちらは、ムチャクチャ困った。いろんな本を調べに調べた。
長谷川まり子著の「インドへ行こう」に、結婚式の様子が書かれていた。
その一説に「インドでは”1”が縁起が良いので、
ご祝儀の額は11Rs、21Rs・・・101Rs・・・が良い。
中産階級の友人なら101Rsが相場。」と書いてあった。(1996年初版)

時代と彼らの経済状態を考えれば、101Rsという訳にはいくまい。
それに私はリッチな国・日本を代表する参列者だし。
いくら私が貧乏人だとしても、期待されているかもしれない・・・。
でも・・あまりに多すぎても、どうかと思う・・・。

私はインドから帰ってくる時に、あまったインドのお金をそのまま持ってくる。
また里帰りするからだ。そのインド用の財布の中に、
500Rs札があったので、501Rsにした。(これでも日本円で1500円程度。)
この501Rsを、日本らしさがあふれた和風のご祝儀袋に入れた。

あとの問題は、いつ渡せばいいのかだ。
結婚式場には日本のような、受付があるかどうかわからない。
機会を逃して渡しそびれるよりは、早くても渡した方が良いだろう。
そこで、会った日に贈り物と一緒に渡してしまおうと思った。

これは後日、カニカからのメールで判明したのだが、
渡すときに「お祝いのお金です。」と言ったのが、通じていなかったらしく、
アメリカに帰ってから開けてみて、お金に気づいたそうだ。

おまけ:結婚式場には受付はなかった。

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今日のNK ~サンマリノGP~

2005年04月25日 23時53分59秒 | スポーツ / SPORTS
NK(ナレイン・カーティケヤンのイニシャル)は、インド人初のF1ドライバーである。
今年ジョーダンからデビューした。

                     

周回遅れの14位完走・・・。
トラブルがなければ完走できる力は、ドライバー、マシン共にあるのだが、
予選の結果からもわかるのは、他チームとジョーダンとミナルディとの間には、
3秒ほどの差がある。上位はたった1秒の間でしのぎを削っているというのに・・。
ちょっとマシン性能の差があるのかなぁ? 
ジョーダンのエンジンは、TOYOTAだけど・・。

                     

4月11日にNKは、インドの故郷であるタミルナドゥ州の知事と会い、
インド初のF1レーサーとして称えられた。

そこでの彼のインタビューを紹介しよう。
「私には、目標があります。 それは、レースに勝つ事です。」
「しかし当分の間は、ポイントを獲る事が目標です。」

レースに勝つことは、全てのドライバーにとっての目標である。
しかしルーキーであり、全てのGPのコースが初めてであるし、
マシン差がある現状では、夢のまた夢であろう・・。

完走できる力は認めたい。マシン性能に差があるとしても、
1ポイントでも獲得する事を祈りたい。
次のレースは、5/8のスペイングランプリだ!
がんばれ! NK!!
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今日のカレー(No.8) ~レッサム・フィリリ~(五反田)

2005年04月24日 19時02分59秒 | カレー / CURRY
ネパール&チベット料理レストラン。
最近、新規開拓のインド料理店が見つからなくなり、ネパール料理店に行く事が多くなった。
基本的にはインド料理とさほど変わってるような気はしないが、
野菜カレーはダルカレーが主流となる。

住 所:品川区西五反田7-22-17 TOCビルB1
電 話:03(3493)7725
最寄駅:五反田(高輪店もあり。)

<食したメニュー>

ネパリ・セット 1000円

 カレー2種類、ナンORライス、アチャール、パパド、ヨーグルト

カレー:ダルとチキン。
ナ ン:大きめで厚いので、若干硬い。
パパド:普通。
アチャール:キュウリ、人参、大根。辛さはあまりない。
ヨーグルト:缶詰の桃・パイナップル入り。甘口。


<店内の雰囲気>

五反田TOCの地下と言うことで、ファミリーレストランっぽいインテリアだが、
エベレストの写真やタンカなどある。テーブル席が8席。

<感想と評価>

チキンカレーは酸味と塩分がやや強いがバランスは取れている。ダルカレーは普通。
ナンが硬いので右手だけでちぎるのにやや苦労する。

昼時だったが店内は、日本人のおばちゃんが一人で接客しており、
手が行き届かないところもある。また、HPにクーポン(ワンドリンク)がついているが、
確認するとランチタイムは、土日でも使用できないとの事。
平日はダメと明記してあるが、土日はダメとは明記していないので、不親切な感じがした。

メニューにはチョウメン(焼きそばのような物)やフライドライスもあり、
次回チャレンジしてみたい。

 評価は○

     (3段階、◎:おすすめ ○:まぁまぁ ●:う~ん)

■お断り■
 味に関しては、間違いなく主観でしかありません。(100%!)
 同意見・反対意見など、あると思いますが、
 あくまでも、私の味覚に合うかどうかなので、
 気にしないでください。あしからず。
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【インドの結婚式】その⑤

2005年04月23日 20時53分59秒 | 北インド / NOUTH INDIA
ご存知の通り、アジア諸国では「金」が一番尊ばれている。
インドのご婦人方も、それはもう・・・全財産を金にして身に着けたのではないか?
と言うほど大量の、バングルやネックレスやピアスや指輪を身につけている。

私は普段は、ピアス以外のアクセサリーを身につけていない。
休日や外国では、指輪やバングルをしているけれど、高い物は持っていないのだ。
ただやはり結婚式に参列するのに、何も身に着けてないのは気が引ける。

                          

■ アクセサリー ■

日本といえば「真珠」だから、これで行こうと思った。
インド人でパールを身につけている人はいない。これなら高そうに見えるだろう。

ピアスは、中国旅行のお土産でもらったピンクパール。直径8mm。
  (お土産だから、そんなに高いはずはないが・・。)
ネックレスもパール。三越のジャアンツ優勝セール(何年か前。)で買った物。
  (確か10000円だった。)

指輪は、とっておきの一品、カルティエの3連リング。
ゴールド&ピンクゴールド&ホワイトゴールド。自分で買った中で最も高価。
初めて行ったハワイの三越で買った物。
  (別に、三越好きじゃないけれど・・。)
それと、ゴールドにダイヤモンドがちりばめられた物。
  (友人T子にもらった。別れた旦那に買ってもらった物だって。)

バングル・・・・いろいろ迷ったが結婚式にして行けるものはなかったので、
購入する事にした。とは言っても、本物のゴールドは無理だ。
質より量だ! と思い、上野のアメ横のギャルが行くショップで買った。
50本で680円だった。超お買い得~!

サンダルは、ミャンマー旅行のお土産にもらった物に、
自分でラメラメ・シールを貼って、派手にデザインした物。

                         

インド人は本当に「金」が好きだ。正確には「金」というか「金色」かな。
自慢のカルティエの3連リングは、ゴールド&ピンクゴールド&ホワイトゴールドの
3色のれっきとした正真正銘の「金」なのだが、
色が「金色」じゃないばっかりに「金」とは、認めてもらえなかった・・・。

だけど、イミテイーションもいいとこの、アメ横で買ったギャル仕様の
50本のバングルは「金色」だから良いみたいだった。
  (良くわからない・・インド人。)

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<夜空のひとりごと>

2005年04月22日 23時35分59秒 | 音楽・舞踊 / MUSIC & DANCE
【 BORO LIVE at 南青山 曼荼羅 】

久しぶりにBOROのLIVEに行った。
彼が東京で活動していた頃、友人達とファンクラブを運営していた関係で、
友人づきあいをさせてもらっていた。
彼が活動拠点を兵庫県伊丹市に移してから、もう10年は経つだろうか・・・。

ここのところ年賀状のやり取りだけになっていたし、
その年賀状には毎年のように「東京でLIVEがあったら行きたい。」と私は書いていた。
彼からの今年の年賀状には、「今年は東京でLIVE演ります。」と書いてあったので、
とても楽しみにしていた。

        

今夜のLIVE・・・一言で言えば「泣けた。」。
自分でもどうしたのかわからないが、ステージにBOROが登場し
1曲目を歌い始めた時から、ジワーッっときてしまったのである。

2時間のLIVEの中で、口ずさむことが出来たのは4曲だった。
後はみんな初めて聞く曲ばかりであったのだが、感動した。
50歳を超えた彼は、歌声ばかりでなくMCでも、
人間としての深みや大きさのようなものが感じられ、
その優しさと力強さに、包み込まれていたような2時間だった。

                    

そして、ギター漫談に路線を変更してしまったのかと思わせる
関西人特有の話術・・・。・・こんな芸風だっただろうか?
もとい・・・こんな人だったけ?

若い頃から、確かに面白い人だったのだが、
その中にもロックンローラーとしてトンガったところがあった。
  (写真はまだ彼が、トンガっていた頃。今夜は残念ながら撮影禁止だった。)

だが・・・・時間は彼をすっかり変えていた。
この時より体型が、ふた周りは大きくなっていた。

           

LIVEは大盛況だった。予想以上に(失礼。)観客が来ていた。
お願いです。東京でも、もっとLIVEを演ってください。

ゴールデン☆ベスト
BORO
ユニバーサルJ

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【インドの結婚式】その④

2005年04月21日 21時05分59秒 | 北インド / NOUTH INDIA
「モンスーン・ウェディング」>「アンジュのハッピー・ウェディング」
インドの結婚式について勉強したのだが、わからない事はたくさんあった。

■ 衣装 ■

どんな服装で結婚式に行けばいいのだろう?
外国人が私だけとなると、かなり目立つだろう。
日本人なら着物かな?しかし・・・着付けが出来ない・・。
それから、インドの美容室じゃ着物に合う髪型にはセットできないだろう。

じゃぁ、洋服かな? うーーーん、インドの結婚式はかなり派手だから、
叶姉妹ばりのゴージャスなドレスじゃないと、失礼だろうし。
たとえゴージャスなドレスを買ったとしても、貧弱な体型の私には無理だ。

                  

そこで仕方なく、インドに行ってからサリーを調達することにした。
ただ婚礼用のサリーとなると、金襴緞子の刺繍入りじゃないと失礼かな。
すると予算的には・・・・数千ルピーかなぁ・・。日本円だと一万円以上だよな・・。
サンダルもラメ入りかな・・・などと考えていた。

私は、パンジャビースーツは何着も持っているのだが、サリーは持っていなかった。
サリーも着物同様、着付けが難しいし、なにより日本で着る機会がないだろうと思い
買わなかった。(パンジャビースーツも着る機会がないのだけど。)

        

購入するつもりで行ったのだったが、仕立てるのに時間がかかるのと、
行くヒマがなかったのとで、結局はインドの母のサリーを借りた。


◆豆知識◆

サリーは7m~12mの一枚の布で出来ているので、フリーサイズだ。
ペチコートとブラウスとサリー、3つのパーツから出来ている。
ブラウスはおへそが見えるというより、完全に胸の下までしかない。

まずブラウスを着る。そしてロング丈のペチコートをはき、
そのウエスト部分にサリーをはさみながら巻いていく。
体型により巻数で調節する。腰に巻いた後に肩にかける。
着付けが崩れないように、安全ピンでウエスト部分と肩部分と留めておく。

あーら簡単・・・そうに見えるが、これが難しい。

                     

下に着るブラウスだけは、身体に合わせる必要があったので、
インドの母が、自分のブラウスをミシンで縫って縮めてくれた。

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【インドの結婚式】その③

2005年04月20日 20時48分59秒 | 北インド / NOUTH INDIA
まず最初にインド人の結婚観について、話しておかなければならなかったが、
すっかり忘れていたので、遅ればせながら、ここで書いておこう。

                

インド人は早婚である。10代で結婚する女性も珍しくない。
中には12~3歳という例もあるが、これは俗に言う幼児婚とは異なる。
 (田舎だとホントに、幼児婚もあるようだが・・・。)

幼い時に結婚式はあげるのだが、実際に同居して結婚生活を始めるのは、
女性が18歳以上になってからとか、大学を卒業してからである。
 (でも早婚には違いない。)

実際のところは、大学入学時から結婚相手を探し始めて、卒業と同時に結婚となる例が多い。
だから25歳くらいまでには、ほとんどの女性は結婚するのである。

                           

それからインド人にとって結婚は、必ずしなければならないものである。
 (英語で言うとMUST。)
だから私など、インドの母に「なにやってんの、アナタは!」とか
「かわいそうに・・この子は・・。」とか言われる。

そして都市部では恋愛結婚が増えているそうだが、主流はお見合い結婚である。
インドにはカーストと言うものがあるため、同じカースト同士でないと
なかなか結婚できない事情がある。そして星占いが重要だ。
カーストなどの条件が合っても、星占いで凶と出ると結婚できない。

お互いの両親が決めたお見合い結婚だと、結婚式まで会った事がないなんて事も
未だにあるらしい。
    
アンジュのハッピー・ウェディング

もうひとつ、勉強したのは結婚式をテーマにしたこの本だった。
この本は、アメリカ在住の30代のインド人のキャリア・ウーマンの自伝である。
ヒロインは結婚したくてたまらないのに、なかなか運命の人には出会えない。

いろんな男性とお見合いするのだが、
その度に何かが起こったり、理由があって結婚できなかった。
そして36歳でめでたく結婚となるのだが、インド的には相当な晩婚である。
結婚に至るまでの道のりで、右往左往したり、
心の動きやその姿までも目に浮かぶようでとっても面白かった。
ノンフィクションならではである。

実はストーリー的には「モンスーン・ウェディング」より、カニカに近かった。
カニカはアメリカの大学を卒業して、そのまま就職していた。
私が最初にインドに行った1997年、既に彼女の両親は結婚相手を探していた。
しかし・・カニカは顔に傷があるために、なかなか相手が見つからなかったのだった。

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アンジュのハッピーウェディング

早川書房

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【インドの結婚式】その②

2005年04月19日 23時05分59秒 | 北インド / NOUTH INDIA
2003年11月、私は本格的なインド人の結婚式に招待された。
友人スミットの妹、カニカの結婚式だった。

招待され、とっても感激したが、
インド式の作法がわからないので、正直言うと困った。
ネットで調べてみたりしたが、詳しい情報は見当たらなかった。
インド人の結婚式に参加した事のある人は、そうはいないだろうから。
そこで、この映画を観て予習する事にした。


■モンスーン・ウェディング■ (写真は、サントラ盤)

ストーリーは、デリーに住む女性が、結婚に至るまでの様子を描いた物である。
ただし、この女性だけにスポットを当てているわけではなく、
その周りを取り巻く家族や結婚式に携わる人々にも、
それぞれに興味深いストーリーがあり、とても楽しめるし、
結婚式の準備や式に至るまでの心の動きも詳細に感じ取れる。

ビックリしたのは、このお嬢様が不倫していた事。(インドでこんな事があるんだろうか?)
その不倫相手と別れて、親の決めた相手との結婚を承諾するのだが、
悩んだ挙句に式の前に新郎に打ち明ける。(許してくれる新郎にも驚くのだが・・。)

個人的には、主人公の女性よりも、
結婚式屋の男性の純愛の方が面白かったりしたのだけれど・・。

あまりストーリーを語ってしまうと、これからこの映画を見たいと思う人に悪いので(?)
このくらいにしておこうっと。

           

映画を観て雰囲気はつかめたのだが、これが全てだとは思わなかった。
実際はどうなんだろう?と思った。

【純インド式の結婚式】参列してみて、映画ではわからなかった事が多かった。
そして・・・私にとって貴重な経験となった。
この模様は、また後日。

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モンスーン・ウェディング

アミューズソフトエンタテインメント

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【インドの結婚式】その①

2005年04月18日 21時40分59秒 | 北インド / NOUTH INDIA
■南インド編■

初めて結婚式を見たのは、チェンナイのカパーレーシュワラ寺院だった。
私は境内をうろうろしていた。すると、なにやら人だかりが・・・。

のぞいてみると、それは結婚式だった。
しかもその日は、お日柄が良かったのか、すごい数の家族であふれかえっていた。
たぶん・・・二十組以上はいただろう。

何組かの結婚の儀式を、のぞいていたところ、
いきなり「こっちへ来い。」と、私を呼ぶではないか。
いけない、何か失礼な事でもしてしまったのだろうか?
ちょっと心配になった・・・。

しかしそれは、いらぬ心配だった。
その家族は、私を招待してくれたのだった。
彼らにとって何の縁もゆかりもない、見ず知らずの、どこの馬の骨かも知れぬ(?)、
ほんの通りすがりの、ちょっと振り向いてみただけの異邦人である私を・・・・。

そして、招待してくれた上に、新郎新婦の目の前に座らせてくれた。
写真でわかる通り、左手には儀式を取仕切る僧侶もいる。

「ホントにいいのだろうか?」
私なんて現世は日本人だから、当然アウト・オブ・カーストだし、
肉食もすれば飲酒もする、そう言う意味では、かなり穢れてるのに・・。
その上、もう二度と彼らとは出会わないだろう・・・。それなのに・・・。
日本では考えられない事である。

       

戸惑いながらも、特等席で神聖なる儀式を見せてもらった。
おかげでたくさんの写真を撮ることができた。

儀式は僧侶が取り仕切り、新郎新婦は僧侶の指示通りに行動した。
ココナッツを火の周りにかざしたり、レイをお互いに掛け合ったり。
周りの家族は見守っているだけである。

南インドでは、黄色いヒモを首にかけているのは、既婚者の印とされる。
結婚式でも黄色いヒモをお互いの首にかけ合っていた。
私は常に3色ボールペンを首にかけているが、
このヒモが黄色いので既婚者かと聞かれることが多い。
  (この場合の答えは、嘘でも・・YESです。)

結婚式には、その人々の宗教や地域性や経済力なんかも現れると思うが、
たぶん・・こういった寺院で結婚式を挙げる人々は、
ごく一般的な南インドの中流家庭の人だろうと思う。

映画「モンスーン・ウエディング」については、次回ご案内します。

to be continue.
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今日のカレー(No.7) ~ベンガル・カフェ~(池袋)

2005年04月17日 23時17分59秒 | カレー / CURRY
ネットで見つけた店。HPもあるが、店の常連さんが作ってくれたとの事。
明治通り沿いに、ラージ・ラニと言う姉妹店もある。

住 所:豊島区南池袋3-24-17 OKビル
電 話:03(3971)8677
最寄駅:池袋(都電の雑司が谷が一番近いらしい。)

<食したメニュー>

スペシャル・セット 1500円

 カレー2種類、ナン、ライス、サラダ、チャイ

カレー:野菜(ほうれん草、大根、里芋、レンコン、豆)とチキン。
ナ ン:冷蔵品! 
ライス:サフランライス。
サラダ:レタス、キャベツ。
チャイ:普通。


<店内の雰囲気>

テーブル席が3席と狭いが、地下と2階もあるそうだ。
かなりフレンドリーなコルカタ出身の店主がやっている。

<感想と評価>

店主は、まさにインド人らしいインド人と言う印象。日本語も話せる。
メニューには「スペシャルセットのカレーは選べません」と書いてあったが、
好みを聞いて作ってくれたところもいい。辛さも調節してくれる。
この人の人柄で常連客が多いのだろうと思われる。

カレーは、里芋やレンコンなどカレーの具に見かけないような野菜が入っていて、
とても独創的であり美味しかったが、このセットで1500円は、
他の店と比べても割高な感じがする。

それに・・インド料理店のナンが冷蔵品とは! あり得ない。
今まで100軒以上のインド料理店、カレー屋を食べ歩いてきたが、
インド人がやっている店で、冷蔵ナンが出てきたのは初めてだった。
  (ちなみに、日本人がやっている店でも1回しかない。)

 評価は○

     (3段階、◎:おすすめ ○:まぁまぁ ●:う~ん)

■お断り■
 味に関しては、間違いなく主観でしかありません。(100%!)
 同意見・反対意見など、あると思いますが、
 あくまでも、私の味覚に合うかどうかなので、
 気にしないでください。あしからず。
コメント (2)
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【インドの乗り物】~舟~

2005年04月16日 23時01分59秒 | インド / INDIA
舟にはいろんな種類がある。
河や池や湖や海・・・・機会があったら試してみるのもいい。

①チャーター(交渉制の舟)

 代表的なのは、バラナシのガンガー(ガンジス河)の観光客を乗せる手漕ぎの小舟。
 一番小さな舟で5人乗りくらいだろうか。(写真)
 料金はもちろん交渉である。舟の大きさ、貸し切る時間や乗る距離によって料金は異なる。
 日の出を見たり、様々なガート(沐浴場)を見たり・・・。
 料金は・・・?

②渡し舟(公共の舟)

 ガンガーのラームナガルへの渡し舟、やはり5人乗り位の小舟だった。
 料金は・・・忘れました。

 コルカタのフグリー河の渡し舟、ハウラー駅から地下道を通って船着場まで行く。
 BBGバーグ近くのチャンドパル・ガートまで乗って、料金は1.75Rsと格安。
 (1997年当時)乗船時間は、約15分。駅から市内までの道路は渋滞がひどく、
 車での移動は時間がかかると聞いていたので、乗ってみた。

③観光船とか遊覧船とか・・・。

 ムンバイのエレファンタ島へ渡るためのフェリーは、
 1997年当時はエレファンタ島の観光も含んで往復70Rsだったが、
 現在は、島の入場料は別料金5$(ゲッ!)で、往復70Rsくらいする。

 カニャークマリのヴィヴェーカーナンダ岩への渡し船は、いつも満員で長蛇の列だった。
 往復で10Rs、岩の記念堂の入場料金は別途10Rs。(2001年当時)

 ウダイプールのピチョラー湖の中にあるジョグマンディール島への遊覧船。
 船着場まで下る道は、王宮の一部を通るので通行料が25Rsかかるが、
 チケットに含まれている。島の観光と往復で175Rs。(2003年当時)
 乗客は私一人だったが、船を出してくれた。
 船の操縦と島のガイドは同じ人で、写真を撮ってくれたり、親切だった。
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