カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

【ヴィシュヌ神の化身】 ~ ラーマ ~

2006年05月31日 23時05分59秒 | 神様・聖仙・聖者 / GOD & SAINT
ご存知「ラーマーヤナ」の主人公である。
この叙事詩は、紀元2世紀頃の作と言われている。

ヒンドゥー教の七大聖地のひとつアヨーディアの
国王ダシャラダの息子。
世継ぎのいなかった国王が真摯な態度で祭祀を行うのを見て、
ヴィシュヌ神が息子ラーマと化身して、生まれ変わった。

子供の頃から神性を持ち、学問も武術にも長けていた。
このラーマが悪魔や魔神を退治しながら、
一生を送る姿を描いたものが「ラーマーヤナ」。

そのお供には、ラーマ王子に忠誠を誓った
ハヌマーン神もいた。

ラーマ王子の生涯を描いている所が違うが、
ストーリーの一部は、日本の昔話「桃太郎」と似ている所もある。

このラーマーヤナは、
芝居や歌や踊り、TVドラマ映画にもなり、
インド人の大好きな物語である。
確かに他の動物の化身と比べると、
はるかにカッコイイ・・・。

         

5月27日、大地震に見舞われたインドネシアのジャワ島の
プランバナン遺跡のロロ・ジョングラン寺院にも、
ラーマーヤナをモチーフにした、浮彫りがあった。
ちなみにアンコールワットにもある。

 ≪ 関連記事 ≫ 

【インドの神様】 ~ヴィシュヌ神~
【インドの神様】 ~ハヌマーン神~
【ヴィシュヌ神の化身】 ~マツヤ~
【ヴィシュヌ神の化身】 ~クールマ~
【ヴィシュヌ神の化身】 ~ヴィラーハ~
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【ヴィシュヌ神の化身】 ~ ヴィラーハ ~

2006年05月30日 22時11分59秒 | 神様・聖仙・聖者 / GOD & SAINT
ある時にアスラ(魔神)ヒラニヤークシャによって、
大地が海底に沈められてしまった。

ブラフマー神の息子マヌはブラフマー神に相談したが、
良い考えが出てこなかった。
困惑したブラフマー神がヴィシュヌ神に相談した。

するとヴィシュヌ神の鼻の穴から一匹の猪が飛び出し、
みるみるうちに山のような巨大な姿になった。
そして海に飛び込むと
大地を牙に引っ掛けて持ち上げた。

ヒラニヤークシャは抵抗したが、
ヴィラーハに殺されてしまった。

ヴィラーハはヴィシュヌ神の化身だけに、
4本の腕には、ホラ貝、棍棒、チャクラ、蓮華を持つ。

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【ヴィシュヌ神の化身】 ~マツヤ~
【ヴィシュヌ神の化身】 ~クールマ~
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【ヴィシュヌ神の化身】 ~ クールマ ~

2006年05月29日 22時14分59秒 | 神様・聖仙・聖者 / GOD & SAINT
この世を悪の力が覆った事によって混迷が生じた時、
ヴィシュヌ神は様々な生き物の化身となって救済すると言う。
その化身は一般的には10種類と言われている。
 (22種類と言う説や他説もあり。)
ちなみに、クールマは亀の化身。

       ....  オイラの出番だ・・・。

クールマの誕生は、乳海攪拌の神話に付随する。

神々はアムリタ(不死の霊水)を手に入れる為、
ヴィシュヌ神に相談したところ、
「マンダラ山を攪拌棒として大海をかきまぜよ。」
と言った。

絵のように左側から神々が、右側かからアスラ達が(魔神)
マンダラ山を支点にして両側から引っ張って攪拌した。

ところがあまりにも強い力で攪拌した為、
海の底に穴が開きそうになった。穴が開いてしまえば、
海水が流れてしまうので、ヴィシュヌ神は亀の化身となって、
海底に潜り攪拌棒の支点を甲羅で支えた。

そのお陰で海水は乳状に転じ無事、
アムリタを手に入れることが出来たのだった。
めでたし、めでたし。

       ....  お役に立てて幸せだなぁ・・。


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【インドの神様】 ~ヴィシュヌ神~
乳海攪拌
【ヴィシュヌ神の化身】 ~マツヤ~
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【ヴィシュヌ神の化身】 ~ マツヤ ~

2006年05月28日 22時43分59秒 | 神様・聖仙・聖者 / GOD & SAINT
この世を悪の力が覆った事によって混迷が生じた時、
ヴィシュヌ神は様々な生き物の化身となって救済すると言う。
その化身は一般的には10種類と言われている。
 (22種類と言う説や他説もあり。)

ちなみに、マツヤは魚の化身。

          
            
賢者マヌ(聖仙サティヤヴラタと言う説もあり。)が、
川で祭祀を行っていると小さな魚が掌に入ってきた。
魚は「自分を家に連れて帰れ。」と言う。

家で育ていると、どんどん大きくなって飼いきれなくなったので、
海に放す事にした。すると魚はこう言った。

 「7日後に大洪水が起こる。大きな船を与えるから、
  いろいろな植物の種と、7人の仙人と、
  あらゆる動物と一緒に乗りなさい。」

・・・・7日後に洪水が起こった。

賢者マヌは魚の言う通りにしたので、
破滅から逃れる事ができた。
マヌは魚がヴィシュヌ神である事に気づき、
賛歌を唱えたと言う。

この話はノアの箱舟と類似しているが、
洪水神話は海の無い内陸の諸民族にも広く分布している。

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【インドの神様】 ~ヴィシュヌ神~
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【インドの神様】 ~ サントーシー女神 ~

2006年05月27日 22時47分59秒 | 神様・聖仙・聖者 / GOD & SAINT
私の名前です・・・。
そもそもは「満足を与える女」と言う意味。

特徴としては、4本の腕に剣と三叉戟、食物を入れる器を持ち、
結跏趺座(座禅スタイル)で座る。
ドゥルガー女神の生まれ変わりとも言われている。

          

この女神は他の神々とは違い、
昔から存在していたわけではなかった。

1975年頃、北インドで「ジャイ・サントーシー・マー」
  (サントーシー女神、万歳  )
と言うタイトルの映画が上映された。 

絶大なるご利益をもたらす
サントーシー女神を中心としたストーリーに
人々は熱狂したらしい。

通常ヒンドゥー教では、祈りのヒンドゥー教は火曜日だが、
サントーシー女神の祈りの日は金曜日。

この日は夜明けから日暮れまで断食をする。
これを毎週金曜日に行い、16週間続けると、
どんな願いでも叶うそうだ。

  商売繁盛、  お金は儲かり、
  病気は治り、  恋愛は成就する。

あらゆる幸運を庶民にもたらすと言う、
徹底的な現世利益の神。

特に子授けの霊験があらたかで、
この絵でもサントーシー女神の足元に子供達が描かれている。
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「乳海攪拌」

2006年05月26日 22時38分59秒 | 神様・聖仙・聖者 / GOD & SAINT
インドの神様の話をしている時に、
たびたび出てくるのが「乳海攪拌」である。

 ≪ 乳海攪拌にちなんだ記事 ≫ 

【インドの神様】 ~ ラクシュミー女神 ~
【インドの神様】 ~アイヤッパン神~
【インドの神様】 ~マナサー女神~

では「乳海攪拌」とは、一体なんぞや 

ある時に、神々の威光を脅かす魔神達(アスラ)が、
天界を荒らし始めた。どうしたものか?
と神々はヴィシュヌ神に助けを求めてきた。

ヴィシュヌ神は不死の霊水(アムリタ)を得るしかないと答えた。
そしてそれは、大海を乳色に化して攪拌することによって、
得られると結論づけたのだった。

       

まず世界中から薬効に優れた植物と種が集められ、
大海に投入された。次に巨大なマンダラ山を引き抜いて、
攪拌棒にした。この攪拌棒に地下世界に住むヴァースキ龍を
巻きつけて神々とアスラが両側から交互に引っ張り合い、
かき回した。

この時にヴァースキ龍が猛毒を吐き、
世界を滅亡させそうになったので、
シヴァ神が毒を飲み干したと言われている。

 (絵の右上がマンダラ山。巻きつけたヴァースキ龍を
  左右からアスラと神々が引き合っている。
  左側がヴィシュヌ神マナサー女神
  毒を飲み干したシヴァ神を介抱している。)

やがて攪拌が進むと、マンダラ山の動物と海中の生物の多くが、
死んで海中で溶け合い乳色に変わった。
すると海中から神秘的な宝物が産まれた。

          

願ったもの全てを生む聖牛、月の様に輝く白馬、
4本の牙を持つ聖象、天女アプサラ、ラクシュミー女神、
絶妙な味わいの酒を造る女神、
天界に茂る霊験あらたかな樹木、そしてアムリタ。
しかしアスラが、アムリタを奪ってしまった。

その時ヴィシュヌ神はモーヒニーと言う
この世のものとは思えない絶世の美女に化身して、
アスラをたぶらかし、アムリタを取り戻した。

アムリタを手に入れた神々はアスラを倒し、
平和を取り戻したのだった。

と言う事で「乳海攪拌」は、
いろんな遺跡のモチーフになっているのだ。
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【インドの神様】 ~ マナサー女神 ~

2006年05月25日 22時59分59秒 | 神様・聖仙・聖者 / GOD & SAINT
乳海攪拌の時に生じた毒が神々に及ばないように、
シヴァ神が飲み干した。
その時、シヴァ神の喉から毒を取り除いたのが、
マナサー女神である。

取り除いたその毒を様々な生物に分け与えた為、
毒蛇や毒虫が現れたとされている。
 (なんて事を!)

西ベンガル州やビハール州、オリッサ州、アッサム州などで、
毒を取り除いてくれるだけでなく、現世利益の神として、
篤い信仰を受けている。

  今までも何回か出てきた
    「乳海攪拌」については、明日!
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SHINJO FOREVER!!

2006年05月24日 22時13分59秒 | スポーツ / SPORTS
北海道日本ハムファイターズの新庄選手が、
シーズン早々にヒーローインタビューのお立ち台で
オキテ破りの引退発表を行ってくれたお陰で、
行って来ました、東京ドーム。

  実は・・・もう2回行っていたのですが、
  連敗してたので記事にしてませんでした。
     (  悪かったなっ!)

  ちなみに・・昨年の観戦も2連敗で始まり、
  その後は2引分けをはさみ5連勝でした。

  ですから、今年も2連敗で始まったと言う事は、
  もう負けないと言う事ですね。
     (  私はプラス思考ですから。)

           
今日の目的は新庄選手の最後(本当)の勇姿を見る事ですから、
勝敗は二の次です。(ウソです。)
たとえGが負けても、記事にはするつもりでした。
  (ホントだってばっ!)

で、新庄選手の成績は、4打数1安打1三振。
サードへの内野安打1本のみで終わりました。

最後の打席は、9回表ツーアウトランナーなしの場面。
勝敗には関係なくてもホームランを期待していたのに、
見事に裏切ってセーフティバントをしてくれたのでした。
それも初球を・・・。

本人は裏をかいたつもりでしょうが、
結果はアウトで試合終了でした。

新庄らしいと言えば、そうなんですが・・・
三振でもいいから、思いっきり振って欲しかったです。

           

本当に辞めちゃうんでしょうかねぇ?
野球人生では、やりたい事をやったので、
未練はないのでしょうか・・・。

まだまだファンを呼べると思うのですが、
自分らしいプレーが出来ないと感じているのなら、
仕方ないかもしれませんね。

シーズン終了後を楽しみにしましょう。
デザイナーになるんでしょうか?
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今日のカレー(No.51) ~ガネーシャズ・ダイニング~(渋谷)

2006年05月23日 22時31分59秒 | カレー / CURRY
地下への階段を降りていくと、怪しげな飲食店が並ぶ。
エアインディアの人形を頼りに、
恐る恐る奥へと進むと店があった。

メニューを見て「とにかく安い」と言うのが第一印象。
こんなに安くってやっていけるんだろうかと心配になった。

Aランチ(カレー、ナンorライス、サラダ、ドリンク)が680円 
Bランチ(上記A+チキンティッカ、シークカバブ)で780円 

さらにCランチは(上記B+フィッシュティッカとデザート)で
890円と激安 
Dランチは上記Cメニューにカレー2種1190円。

          

住 所:東京都渋谷区宇田川町32-8渋谷RビルB1F
電 話:03(3463)2863
最寄駅:JR山の手線 渋谷駅

<食したメニュー>

   Bランチ 780円
   チキンティッカ、シークカバブ、ナンorライス、
   サラダ、ドリンク付

<店内の雰囲気>

こじんまりとした店内、かなり狭い。
テーブル席:2人×4、4人×1、カウンター3席。
店内は明るい感じ、店名の通りガネーシャ神が飾られている。
シタールの音色が心地よい。TVモニターがあるので、
夜はインド映画など上映するのかも?

<感想と評価>

カレーは、サグ・チキンを選択。(最近ヘルシー志向な私)
味はクセがなくとってもマイルド。
チキンは3切れ入っていた。

タンドリー2種は普通。
もう少しスパイシーでもいいと思う。

ナンは、もっちりとして厚め。ちょうどいい甘味がある。
サラダは、レタス、キャベツ、トマト、キュウリ、人参に
サウザンドレッシングがかかっているオーソドックスタイプ。

ドリンクはチャイを選択。
味は薄いが好みのカルダモン風味であった。

 評価は◎ 
      (3段階、◎:おすすめ ○:まぁまぁ ●:う~ん)

■お断り■
 味に関しては、間違いなく主観でしかありません。(100%!)
 同意見・反対意見など、あると思いますが、
 あくまでも、私の味覚に合うかどうかなので、
 気にしないでください。あしからず。
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【インドの神様】 ~ アルダーナーリーシュヴァラ ~

2006年05月22日 22時15分59秒 | 神様・聖仙・聖者 / GOD & SAINT
この絵を見て「アシュラ男爵」を思い出した人もいるだろう。
懐かし~い・・・が、若者にはわかるまい。
 (秋葉系には、わかるかもしれない。)
マジンガーZに出てくる悪者だ。

 さて、ここで問題です。

アシュラ男爵とこのアルダーナーリーシュヴァラの
違いはどこでしょうか?
わかるかなぁ わかんないだろうなぁ・・。
正解は・・・・後半で 

             

母なる大地と言われているうように、
古代から農作物を育む大地と女性の出産能力とを結びつけた
女神信仰のようなものは世界各地にあった。

神も男女一対または男性と女性の要素が合体して
初めて完全になると言う信仰が生まれた。
これは、シャクティズム(性力信仰)と呼ばれる。

ヒンドゥー教においては、
男性神に妻として女神が対になっている。
この理念を端的に示しているのが、
アルダーナーリーシュヴァラ。
絵の様に右側がシヴァ神
左側がパルヴァティー女神で表される。

現在のヒンドゥー教は、シヴァ信仰、ヴィシュヌ信仰、
そして女神信仰の三神一体を形成している。

             

さて・・・アシュラ男爵と
アルダーナーリーシュヴァラの違いの答え。

アシュラ男爵は右側が女性、左側が男性である。
つまり、アルダーナーリーシュヴァラとは
左右が逆なのである。

わかった人は、もしかして秋葉系 

マジンガーZ―オリジナル版 (第1巻)

コミックス

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日本フェザー級タイトルマッチ

2006年05月21日 22時30分59秒 | スポーツ / SPORTS
チャンピオン:渡邉一久(角海老宝石) 12勝(7KO)2敗 

             

      同級1位:小林生人(横浜光) 13勝(8KO)  


いつも思うことだが、無敗の選手の行く末が気になる。
挑戦者の小林選手は、
東洋太平洋フェザー級チャンピオンの榎選手に負けるまで無敗だった
金井選手にも勝っているし、
日本スーパーフェザー級チャンピオンの「小堀選手と戦うまでは負けない。」
と言っているので、見届けたかった。

          

入場時から場内は、異様な雰囲気に飲み込まれた。
ディスコ(クラブ?)かと思うほどの、
色とりどりのライティング。ペンライトが揺れる。
こんな入場シーンは初めて見た。

なんと渡邉選手は赤コーナーから入場せず、
南側の客席の非常口から登場した
K兄弟もビックリの派手な登場シーンだった。

ついでに・・・角海老宝石ジムの興行では
いつもファンサービスが素晴らしい。

会場の入口でイーグル京和選手がサイン会と
写真撮影会をしているし、
なんと!チャンピオンベルトまで付けさせてくれていた。

試合が終わるとチャンピオンみんなでリングに上がって、
記念撮影に応えるなど、とてもいい事だと思う。

           

試合は開始早々から渡邉選手のペースだった。
最初から小林選手を飲んでいた。
人を食ったようなパフォーマンス(挑発行為)と
変則的なボクシング。

小林選手のパンチで形勢が逆転しかかると、
クリンチで逃げる。クリンチは反則ではないが、
ここまで多すぎると見ていて気持の良いものではない。

小林選手もペースを掴むほどまでは、
まとめて攻めきれない。

中盤以降も渡邉選手のラフファイトに、
正統派の小林選手はリズムを乱され続け、
自分のボクシングが出来なかった。
試合は3-0の判定(97-96、98-94、98-94)で、
渡邉選手が初防衛に成功した。

写真:右側の赤いグローブ、渡邉選手の右が小林選手にヒット。

              

ホールドまがいのクリンチから相手を持ち上げたり、
投げたり、ロープに押しこんだり、タックルしたり、
総合格闘技かと思うほどの渡邉選手の身体能力は、
ボクシングで終わらせたくない気がした。

好みの問題だが・・・
私はクリーンなボクシングが見たかった。
加山選手の引退試合でのインタビューを思い出した。

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日本フェザー級王座決定戦
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東洋太平洋スーパーフェザー級王座決定戦

2006年05月20日 23時17分59秒 | スポーツ / SPORTS
WBAスーパーフェザー級6位
WBCスーパーフェザー級9位:本望信人 (角海老宝石)
           27勝(5KO)4敗2分  
       
                 

  フィリピンスーパーフェザー級チャンピオン:ビムレックス・ハカ
           26勝(12KO)1敗1分

日本王座を返上した本望選手が、東洋太平洋タイトルに挑む。
すでにWBAとWBCも上位にランキングされており、
世界戦も見えてきている本望選手にとっては、
こんなところで負けるわけにはいかない一戦。
頑張れ!新潟県出身!郷土の

相手はフィリピン国内でバンタム級、スーパーバンタム級、
スーパーフェザー級の3階級制覇し、
東洋太平洋スーパーバンタム級チャンピオンになった事もある強敵。
観光に来たタイ人とはわけが違う。
しかもサウスポー、やりにくい相手だろう。

距離の取り方やディフェンスでは本望選手に分があるが、
圧倒的な攻撃力はない。KOに勝るハカ選手をどう迎え撃つか?

           

この試合は初回からハカ選手が仕掛けてきた。
序盤はハカ選手が手数では圧倒していた。
4回には早くも本望選手が右目の上をカット。
これはヒッティングによる物だっただけに、
焦りが出なければいいが・・・とちょっと心配した。

6回にはハカ選手が左目の上をバッティングでカットした。
このあたりから牛若丸よろしく、
ハカ選手の攻撃をヒラリヒラリとかわしながら、
時折パンチをまとめて当てる本望選手の攻撃が目立った。

本望選手は相手にペースを取らせず、
終始自分の距離を保って戦い3-0の判定
(116-113、116-112、117-114)
で新チャンピオンとなった。

           

写真は角海老宝石ジムのチャンピオン、豪華そろい踏み。

左から日本フェザー級チャンピオン:渡邉一久選手(サングラス)、
東洋太平洋フェザー級チャンピオン:榎洋之選手
東洋太平洋スーパーフェザー級チャンピオン:本望信人選手(帽子)、
WBC世界ミニマム級チャンピオン:イーグル京和選手、
日本スーパーフェザー級チャンピオン:小堀佑介選手

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チャンピオン・カーニバル
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【インドの神様】 ~ ハヌマーン神 ~

2006年05月19日 23時15分59秒 | 神様・聖仙・聖者 / GOD & SAINT
赤い顔、金色の肌、長い尾を持ち、
空を飛び、無双の怪力を持つ猿の軍神。
絵のように山を軽々と片手で持ち運ぶ。

叙事詩「ラーマーヤナ」の中で最も活躍する戦士。
ラーマ王子に忠誠を誓い、魔神と戦う。
ハヌマーンとは、顎骨を持つ者と言う意味。
「西遊記」の孫悟空のモデルとされている。

◆豆知識◆

叙事詩「ラーマーヤナ」とは?
「ラーマ王行状記」の意味。

詩人ヴァールミーキの作とされているが、
実際には紀元3世紀ごろに多くの民間伝承をまとめたものらしい。
サンスクリットで書かれており、その長さは四万八千行に及ぶ。
「マハーバーラタ」と並び賞される大長編叙事詩。

ヒンドゥー教の神話と、
古代英雄であるコーサラ国のラーマ王子に関する伝説をまとめたもの。
活躍する人物は全てクシャトリヤであり
当時のクシャトリヤ勢力の台頭を反映している。

数多くの絵画、彫刻、建築、演劇、映画、ドラマ、
音楽、舞踏などの題材とされており、
インドおよび東南アジア一円に深く浸透している。

ちなみに、ハヌマーンの名を持つ本物の猿はこちら。

        

【インドの猿】 ~ アグラー ~
【インドの猿】 ~ ブバネーシュワル① ~
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【インドの神様】 ~ スーリヤ神 ~

2006年05月18日 22時56分59秒 | 神様・聖仙・聖者 / GOD & SAINT
天空に君臨する太陽神。
古代インドのヴェーダ聖典の一つで、
最も古いといわれている「リグ・ヴェーダ」にも
賛歌を持つ古い神。
  
  弛まず進み、一切に見らるる汝は、
  光明の創造者なり、スーリヤよ。
  汝は全光明界を輝かす。

       

スーリヤ神は7頭の馬に引かれた馬車で天空を駆け巡る。
東インドのオリッサ州コナーラクにある、
太陽寺院は、この馬車を模した巨大な寺院だ。

 ≪ 関連記事 ≫ 

【インドの寺院】 ~ 太陽寺院① ~(コナーラク)
【インドの寺院】 ~ 太陽寺院② ~(コナーラク)




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【インドの神様】 ~ ガンガー女神 ~

2006年05月17日 22時00分59秒 | 神様・聖仙・聖者 / GOD & SAINT
ガンジス河はヒマラヤ山中から流れ出し、
ベンガル湾に注ぐ。7本の支流を持ち、
全長は2500Km以上。

その大河ガンジス河を象徴する女神。
パールヴァティー女神の妹とか、
シヴァ神の妻とも言われている。

シヴァ神の髪の中から水を噴き出しているのが、
ガンガー女神。

 ガンジス河の降下 

いくつかの説があるので、その中も一つを・・。

ヒンドゥー教の7大聖地の一つアヨーディヤの王は、
死んでしまった息子達を天国へ行かせるために
苦行をしていた。その為には、天上のガンジス河の水で
清めなければならなかった。どうしたものかと悩んだが、
王は名案が浮かばぬまま、亡くなってしまった。

王の死後は代々の王達が、
ガンジス河を地上に招く為に、さらに苦行を行った。
それを見たブラフマー神が、願いを聞きとどけた。
しかし大地はガンジス河の降下に耐えられないので、
シヴァ神に受け止めてもらう事にした。

ガンジス河の女神はシヴァ神の頭上に飛び降りたが、
内心ではシヴァ神では受け止められないと思っていた。
それを知ったシヴァ神は女神を髪の中に
封じ込めてしまった。

王は、ますます苦行を続けたので、
シヴァ神は満足しガンジス河を地上に降下させ、
河は7つの支流となり大地を潤し、海を満たした。

王の願いはついにかなえられ、
死んでしまった息子達は天国へ行く事ができたそうな。
いやはや、なんて気の長い話だろう・・・。
さすがは悠久の地である。

 ≪ シヴァ・ファミリー ≫ 

【インドの神様】 ~シヴァ神~その①
【インドの神様】 ~シヴァ神~その②
【インドの神様】 ~ パールヴァティー女神 ~
【インドの神様】 ~ ガネーシャ神 ~
【インドの神様】 ~ ムルガン神 ~
【インドの神様】 ~ ドゥルガー女神 ~
【インドの神様】 ~ カーリー女神 ~
【インドの神様】 ~アイヤッパン神~

 ≪ 関連記事 ≫ 

【インドの神様】 ~ブラフマー神~
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