カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

ソファベッドとテーブル来る!

2012年06月30日 22時59分59秒 | デリーNCR / DELHI NCR
さて、新居に引っ越したわけだが、広いホールがある分、
今まで使用していたちっちゃいテーブルでは用が足らなくなった。
 ダイニングテーブルセットかソファセットを購入する必要がでてきた。

日本人であるのでテーブルと椅子よりは、
床に座る姿勢の方が過ごしやすいが、
畳とコタツは「場末の居酒屋2号店」ではないので調達が難しい。

そこで来客を考えてソファベッドを導入する事にした。
まずは下調べにモールにあるホームセンターへ。
流石に高級ショッピングモールである。
客層にふさわしい革張りの2人がけソファが5万Rs(約7万5千円)、
一番安いモダンなソファベッドでも3万Rs弱(約4万5千円)ほどした。
これはこれで部屋につりあわない。(笑)

そこで同僚に相談した所、
家具屋街があると言うので案内してもらった。

そこはビル1軒全てに家具やインテリア店が入っていた。
何でもそうだが大抵の場合、
最初に見た物か最後に見た物で決まる。

最初に入ったベッド屋(インドの場合専門店が多い)で、
家具調の木製ソファベッドを発見。
なんと1万5千Rs(約2万2千円)。
この脇の部分と柄がシンプルだった所が気に入った。



次にテーブル専門店へ。
インドの場合、天板がガラス製の物が多く、
木製は限られていたので、少ない中からシンプルな物を選んだ。
こちらは2千Rs(約3千円)。色合いも丁度良くいい買い物だった。

ソファベッドはダブルサイズなのでこのままでは家に運び込めない。
1Fの駐車場でいったん解体し2Fへ上げた。
その様子を見ていた大家のお爺さんが、
「何処で買った?いくらだった?」と興味津々で聞いてきたので、
名刺を渡したら喜んでいた。どうも安かったらしい。



いやいや・・・いい感じ。生活レベルまたまた向上。
会社帰りに同僚を呼んでビールも飲める。
M@Gurgaonさん、飲み会帰りに泊まれますよ

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インド式ウォシュレット

2012年06月29日 22時39分59秒 | デリーNCR / DELHI NCR
さて、新居に引っ越したのだが、
私の部屋は大家家族の向かい側である。

否応無しに1日に何回も顔を合わせる事になる。
それを嫌って、この部屋が空いていたのかもしれない。

 入居に際してトイレ使用について注意があった。
インド人はトイレット・ペーパーを使用しないので、
(最近は使用する人も増えているようだが。)
トイレット・ペーパーを流すと詰まる可能性が高いと言う事。

確かにトイレット・ペーパーが備え付けられているトイレでも、
使用済みのペーパーを捨てるカゴが常備してある事から、
一般的にペーパーは流さないのである。
これはインドだけではなく、タイやシンガポールなどでも同じだ。

まぁインド製は水に溶けない気がするが
日本製なら溶けるだろうから大丈夫だとは思ったのだが、
詰まったら詰まったで面倒なので、従う事にした。

大家が言うには、このインド式ウゥシュレットがあるので、
紙は必要ないとの事だった。

で、物は試しと言う事で・・・・(笑)



日本のウォシュレットに比べると、
ノズルに角度がついていないので
お尻に対して平行に当たる。下から当たる感じではない。
これはインド人のお尻の形状に合わせているのか?
何も考えていないかのどちらかであるが、
恐らくは後者であろう。

もっとも庶民はご存知の通り、ハンド・ウォシュレットなので、
「左手は不浄の手」と呼ばれ食事に使用したり、
人の頭を触ったりしてはならないのである。



通常はこのようなホースが付いており、
そりゃぁもうエライ勢いで水が出る。
優しい水圧ではなく、痛いのではないか?と思うほどだ。
それを見るととても使ってみる気持ちにはならないのである。

なお、インド人は洗った後は拭かない。自然乾燥である。
また最近は下着のパンツをはいているらしいが、
実はサリーの下はノーパンらしいので下着が濡れちゃう心配はない。
サリーやペチコートが汚れるだろうと思うのだが。

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【インドのトイレットペーパー】①
【インドのトイレットペーパー】②
【インドのバスルーム】
【インドの洋式トイレ】
【インドのトイレ】 ~ 列車編 ~
【インドのトイレ】 ~ 女性小用 ~

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【インドのお酒】 ~ スーラ・スパークリング・ワイン(ロゼ) ~

2012年06月28日 22時38分59秒 | デリーNCR / DELHI NCR
 インドのドンペリ、スーラのスパークリングワインである。

高級シャンパンの王様と言われるドンペリニョンの中でも、
ピンクは生産量が非常に少ないため最高級とされる。
ちなみに日本での価格は、ビンテージでない普通の白が12000円ほど、
ビンテージは年代により3万円以上、ピンクは3万5千円以上、
さらに最高級のゴールド(一番高価なレゼルヴ・ド・ラヴェイ)で10万円以上。



スーラも同じであった。
白の600Rs(約900円)に対して、
 ピンクは950Rs(約1500円)で、しかも箱入りである。
手塩にかけて育て上げた箱入り娘・・・と言った感じ。

しかし、その味は甘すぎず、辛口に仕上がっていた。
発砲の度合いも白より高いように思った。

考えようによれば、(インドのだけどね。)ドンペリ・ピンクが、
1500円で飲めるのであれば安いものではないか。
まぁ私は今後もドンペリ・ピンクはおろか、
ドンペリでさえ飲む事はないだろうけれど。(笑)

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【インドのお酒】 ~ スーラ・スパークリング・ワイン(白) ~

2012年06月27日 22時36分59秒 | デリーNCR / DELHI NCR
インドワインと言えばスーラと
すっかりブランドイメージが浸透しているように思う。

スラ・ヴィンヤーズはインド西部のマハラシュトラ州の州都ムンバイ(ボンベイ)から、
180キロ北東に離れた海抜610メートルの高地ナーシクと言う町にある。
1997年にソーヴィニヨン・ブランとシュナン・ブランを植樹、
2000年に初めてのワインが誕生した。

[Sula] スーラ、ブリュット
NV メソッド・シャンプノワーズ ( 白・泡 ) 750ml
スーラ
スーラ・ヴィンヤーズ


若干甘口ではあるが飲みやすい。
「インドのドンペリ」と呼ばれるにしては、
600Rs(約900円)、まぁ手ごろである。

ワインは栓を開けてしまったら飲みきる必要があるので、
一人で飲みきる自信がない私は日ごろは買わないのであるが、
今回は「快気祝い」と「引越し祝い」がダブルでやってきたので、
景気付けにスパークリング・ワインを購入。

他にロゼもある。何種類かあるようで、
450Rsの物から箱入りのロゼ950Rsもあったが、
ケチなので(笑)真ん中を取ってみた。

本当の理由は、飲んだ事のない物を買ってしくじるよりは、
慣れ親しんだハズレない味を選んだ、のである。

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【インドのフルーツ】 ~ マンゴー② ~

2012年06月26日 22時46分59秒 | デリーNCR / DELHI NCR
 インドのマンゴーといえば・・・
マンゴーの王様「アルフォンソ」が有名であるのだが、
アルフォンソは西インドのマハラシュトラ州の名産である。
味は甘みと酸味のバランスが取れており、
高級マンゴーの代名詞としても人気が高い。

この「バンガンパリ」は、
南インドのタミル・ナードゥ州が対抗して売り出した。
知人がチェンナイ出張で入手してきたお陰で、
ご相伴にあずかった。

好みの問題だが(高価なマンゴーを買えない負け惜しみではない
私は酸味が強い物よりは甘みが強い物が好きである。
だから、路上で売っている1Kg=50Rs(約75円)の
マンゴーで十分なのである。

で、「バンガンパリ」は、香りからして甘い強い匂いがしており、
味もその通りであった。私的にはこちらに軍配を上げたい。
値段は知らないけれど・・・・。

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デリーにコインランドリー登場!

2012年06月25日 22時34分59秒 | デリーNCR / DELHI NCR
 我が家の近所には、専門学校などが多く、
インドならではのPGに住む学生がたくさんいる。
街角にはPGの張り紙も多い。

 PGとは・・・Paying Guest Houseの事で、
  日本風に言えば下宿である。
  民家の空き部屋を学生(社会人も可)に貸す。
  大体の場合、所在地にもよるが、
  食事付きで、バストイレ共同、キッチンなしで、
  月4000RS(約6400円)程度である。

そのせいなのかは解らないが、
最近、コインランドリーができた。
日本の洗濯機に良く似ている。



我が家には洗濯機があるので、使用する事はないが、
インド人が使った洗濯機を使う気にはならない。

コインランドリーを使用できる人たちだから、
ある程度はお金を持っているとは思うが・・・
彼らがどんな物を洗っているのか解らない。

日本でも誰が使ったか解らない洗濯機を使うのは、
どうしてもと言う場合以外は気が引けるのと同じ事だ。

 インドでは洗濯はドゥビーと言う職業カーストが行う物で、
上位カーストでは汚れ物に触る事はない。
 カースト制度は廃止された事になっているが、
未だに根強く残っているのが現状である。

 私の知っている若者など、
日本に行って一人暮らしを始めるにあたって、
掃除も洗濯も自分でしなければならないと言ったところ、
母親が「我が家はそういう事をしない家系である」
と言って泣いたそうだ。

果たしてインドにコインランドリーが根付くかどうかわからないが、
いつまであるのか・・・・。

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引越しを決意。その⑤。

2012年06月24日 22時18分59秒 | デリーNCR / DELHI NCR
お待たせしました。 新居を公開します。

ようやく南京錠から開放された・・・・・。
鍵がなければ閉まらない構造なので、ロックしてしまう事もない。



キッチンも広くなによりも収納スペースが大きく使いやすそうである。
外側にカバーはないけど換気扇もついている。



こちらがバスルーム。主寝室と副寝室から入る事ができる。
なんと冬場にありがたい湯沸かし器(ギザ)付き。
収納ラックもシャワーもある。換気扇だってついている。
今まではバケツを使って行水していたのだが・・・生活向上。



 主寝室には小さな窓があり、
そこからは裏手の庶民の暮らしが垣間見れる。
今はすだれをかけたので熱も入らなくなり、
窓を開けても風は入ってもプライバシーは保たれる。



副寝室と合わせてクローゼットは計3本。
たっぷり収納できる。



今までの家が安すぎたのだけど、 家賃は2.5倍、
広さは約2倍、便利さ、涼しさ、静かさ
・・・これらを合わせても、
家賃が上がった分以上の快適さがある。

インドで引越し、大成功である。

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引越しを決意。その④。

2012年06月23日 22時42分59秒 | デリーNCR / DELHI NCR
 これだっ と言う物件にはなかなか出会えなかったので、
最終的にはちょっとヤケクソ気味になった。
古くて狭くて汚い部屋に今の倍以上の家賃を支払うくらいなら、
新築で清潔な物件に払いたい、と。

で、軒目に紹介してもらったのが、この家である。
きっと、縁があったのだろう。
以前、道に迷って偶然に発見した家だった。
周辺からは目立つ豪邸(笑)で、
その時はこんな家に住みたいと思っていたのだった。



1階が ガレージになっており、
この扉を開けて内部に入るには、ちょっと勇気がいる。
2階部分に大家家族が住んでおり、我が家は向かい側である。
ガードマンはいないもののセキュリティーも良さそうだ。



このマークからして大家がスィク教徒である事が解っていた。
最初に大家家族を見た時に私の心は決まった。

それは、いい感じの60歳代の老夫婦であった。
その時、お爺さんはターバンを巻いておらず、
丸めた髪の毛を頭の上に乗せた小柄なヨガ行者風の井出達。
お婆さんは顔は怖いが(笑)話してみれば優しい人だった。

窓口は息子さんで、良く見かけるガタイのいいスィク教徒である。
お嫁さんは口は利かなかったけどニコニコしていた。
子供の年齢から考えると・・・二人とも30代前後であろうか。



ガレージの一番奥にオートリクシャーが駐車してあったので、
誰のものか と聞けば、お爺さんの物だそうで。
いやはやオートリクシャーで、こんな豪邸を建てたのか。
土地を持っていたのだろうが、あの爺さん、なかなかやるね。
自宅にお抱え運転手がいるようなものである。
まぁいつも駐車してあるので稼動していないのかもしれない。

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引越しを決意。その③。

2012年06月22日 22時34分59秒 | デリーNCR / DELHI NCR
 物件探しであるが、インドの場合、かなり大変である。
これだけでなくインドでは全てに関して言える事だが・・・。

まずは探しているエリアの不動産屋に行くか、
所々にある張り紙を頼りに電話をかける。
すると条件に合った物件があった場合に現地を案内してくれるのだ。

 しかし・・インドには標準と言う物がない。
これは友人の部屋探しに同行した経験からも解っていた事だが、
金額と場所や物件のコンディションは完全には比例しない。
相場と言うものは一応あるが、大家次第でもある。

 日本人の習慣や好みに合う物件が少ない。
インドでは大家族で生活する事が前提であるため、
単身者向けの小さな物件は少ない。
そしてキッチンやバスルームが、
家の外にあるものも珍しくない。

これは匂いや汚れを室内に持ち込みたくないと言う考え方らしいが、
酷暑期や厳しい冬季、冷え込む早朝、土砂降りの時、
どうするのだろうか

私の出した条件は、

 間取りは1BHK(広さがあれば1ルームも可)、
  価格と相応であれば2BHKも可。
  インドでは間取りは、BHK(ベッドルーム、ホール、キッチン)で表す。
  2BHKであれば、2つの寝室、
  ホールと言うのは日本式に言えばダイニングルームとかリビングルームに値する。
  1BHKは1DKとか1LDKの事である。

 キッチンとバスルームは室内。

 トップフロアはNG。インドでは最上階の部屋は暑い。

 洗濯機を置くスペースがある。インドでは、洗濯機が普及していないし、
  メイドさんが手で洗うか、外部の洗濯屋へ依頼するので、
  考慮されていない。

 大きな道路が近く、友人が迷わない(笑)場所である事。

合計で15軒見たが、インド人は人の話を聞いていないので、
条件に合わない物件を平気で紹介してきた。

キッチンがない部屋も結構あったし、外国人はお断りの大家もいた。
なんでも家賃を払わないから・・だからだそうだが、
国を追われた難民ではあるまいし、仮にも日本人を相手に言う台詞か
きっと日本がちっぽけな島国と思っているに違いない。

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引越しを決意。その②。

2012年06月21日 22時20分59秒 | デリーNCR / DELHI NCR
 環境については、今さら言わずもがなであるが。(笑)



3年前から思っていた事だが、
道路が狭いうえに人口密度が高いので、とにかく騒がしい。
深夜まで子供や大人が騒いでいたり、
大音量でTVや音楽を流していたり、
野良犬や人間が喧嘩したり、爆竹やカンシャク玉が破裂したり。

 道路も舗装されておらずボコボコだし、
雨が降らなくても下水が溢れていたり、
野良牛や野良犬、野良人(笑)の排泄物やゴミが散乱していたり、
とにかく劣悪極まりない。

インド人でさえ住む事を躊躇するエリアである。
そんな場所にどうして と思われるだろうが、
3年前に移住した際には今と違って、
とにかく お金がなかった。
 つまり選択の余地がなかったのである。

その後、 金銭的に余裕ができてからも、
贅沢をする必要もなかったので、そのまま住み続けた。

今回、大家の前借の一件に
「いいかげんに・・・・」と思った事がきっかけとなり、
引越しを決意したわけだ。

それに私が緊急入院する前日に大家が訪ねて来たのだが、
必死の思いで座り込みながらドアを開け、
 「今日は具合が悪いです。」と言う私を見ても
気遣うどころか何もしてくれなかったのである。

 こちらが気を使う必要などないのだ。

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引越しを決意。その①。

2012年06月20日 23時23分59秒 | デリーNCR / DELHI NCR


年住んだ家を引っ越す事にした。
実は入院する前に新居は契約が済んでおり、
入院がなければとうに引越ししていたのである。

 理由は大なり小なりいろいろあるのだが、
最大の理由は大家の前借である。

最初は「家族が病気だから2ヵ月分払ってくれ。」であった。
困った時はお互い様、大家と言えば親も同じ、
 日本人である私は当然支払った。
しかし、それが常習化した。インド人は調子に乗る。
 「今回だけ特別」と言う理論は彼らには通用しない。
彼らに言わせれば
 「今回OKと言うことは、いつでも大丈夫と言う事。」とか、
 「前回OKだったのに、今回はどうしてダメなの?」となる。

小さい理由はたくさんある。
我が家の周辺は物価の安い地域であるので、
家の造りもそれなりである。家賃が安いので仕方ない。

 ダメな所は家をアジャストするのではなく、
自分が対応すればいいのだ。

バスルームの 電球のソケットがない。
これは新築で入居した時から言い続けたが、
全く対処されないまま2年が過ぎ、さすがの私も諦めた。
まぁ死にはしないし、非常灯で対応すればいいだけだ。

 バスルームのドアが最初から閉まらなかった。
インドでは季節によって湿度や気温の変化でコンディションが変わるので、
そのうち閉まるかと思っていたのだが・・・・
単に建て付けが悪いだけだったようで。
これは、ハンガーを使用してドアを固定してしのいだ。

 電気が通じていないコンセントがある。
コンセントはここだけではない。他を使えばいいだけだ。

 トイレの水洗バルブから水が漏れる。
これは、通常は閉めておき使用時にバルブを開ければいいだけだ。

 上の階から水が滴る。
年に一回ほど起こり、その都度、天井のファンが故障する。
起きた時に大家に対応を依頼すればいい。
 こちらからの依頼に対して大家が速やかに対応してくれたのは、
これだけである。修理代金は一旦こちらで立替え、
家賃の支払い時に天引きだったけどね。

 キッチンの天井から水がしみている。
これも、全く対応してくれず・・・・・。
インドの場合、理由なく問題が解決してしまう場合もよくあるので、
いよいよ流れるようになったら言ってみようと思って、
今日に至っている・・・。

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【インドの人々】 ~ デリー⑭ ~

2012年06月19日 22時54分59秒 | デリーNCR / DELHI NCR
 酷暑期のデリーは日中の気温は45℃を超える事もある。
この時期はさすがに蚊も生きられないのだろう、
めったに見かけない。

日中45℃を越えると夜になってもそう下がらない。
家にクーラーのない人々は暑苦しい室内から出て、
屋外に寝ている事も珍しくない。

我が家の近隣の家もそうだ。
一家四人が室内から出て、ベランダで寝ている。
床は石(セメント)なので、気持ち良さそうだ。

でもいつまで寝てるんだろう・・・・。
まっいいか。会社勤めではなさそうだから、
目が覚めた時に起きればいいんだな、きっと。

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【インドのお酒】 ~ ブリーザー ~

2012年06月18日 23時22分59秒 | デリーNCR / DELHI NCR
コウモリのマーク「バット・デバイス」がいいね。

私はビールも好きだが、夏場以外はあまり飲まない。
(ゴアの記事でビールばかり飲んでいると思われているようだが)
冬場は体が冷えるし、それ以外の時期でもお腹が膨れてしまうから、
500Ml缶2本も飲めば十分である。

日本であればチューハイやカクテルもたくさん買えるが、
インドではそんな洒落た物はない。

 そこで見つけた「ブリーザー」である。
これはバカルディ(さまーずの旧コンビ名ではない
ラムをベースにしたカクテルで、
アルコール分は4.8%、まぁビールと同じくらいである。

 何しろジュースのようで飲みやすいし、
炭酸飲料ではあるがお腹が膨れない。

ホワイトラムをベースに写真左から、
パッションフルーツ、ライチ、クランベリー、ライム、ブラックッベリー。



日本ではアルコール分6%の缶入り、
キューバリブレとモヒートの2種類が発売されている。

サッポロ バカルディ
キューバリブレ 缶 -4月25日新発売- 350ML × 24本
クリエーター情報なし
サッポロビール株式会社

サッポロ バカルディ
 モヒート 缶 350ML × 24本
クリエーター情報なし
サッポロビール株式会社


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インドで緊急入院。(その⑤)

2012年06月17日 21時48分59秒 | 病気 / SICK
オリジナル・サウンドトラック
「白い巨塔」
クリエーター情報なし
Geneon =music=


■ 医師について ■

主治医の回診は午前と午後に一回ずつある。
お爺さんの偉そうな先生と30代の先生がやってくる。

会話は英語であるのだが、私は英語もヒンディー語も話せないので、
 私の語学力はどちらも3歳児程度)
最初は同僚が24時間を2交代体制で付き添っていてくれた。

もっとも一人で動けず嘔吐しすぎて声も出ない状態で、
苦手な会話に頭が回転するはずもない。

それでも専門用語なのか誰が通訳してもかみ合わない事があった。
それはトイレの回数であった。

日本人でもインド人でも「トイレの回数は?」と通訳してくれたのだが、
ある日「どう言う状態になったら退院できるのか?」と言う質問に対して、
「トイレの回数が普通になったら。」と言う答えが来た。

そこで私は考えた・・・・・。

「トイレの回数は?」に対して、
純粋にトイレに行った回数を答えていたのだが、
25℃程度に保たれた涼しい部屋で、常に点滴を入れて、
水分を十分に取っていれば、
昼夜問わず2時間に1回はトイレに行く計算になり
「1日回」と言う答えになる。

しかし、先生の答えは「多いな。」となるのだ。
そこで、一人になった機会に思い切って「回」と答えてみた。
すると「いいぞ。」との答えが・・・・・。

どうも「トイレの回数」ではなく「 便の回数」だったようだ。


■ その他 ■

毎日フィードバックの担当者が来る。
医師やナースの対応、掃除、シーツ交換などについて質問されるのだが、
細かく答えられないし面倒なので「OK」と言った。
その後に日本語でインドレベルだけどね。とつぶやいたけどね・・・。

最終日には評価シートの記入を依頼される。
まぁ正直に書いた。

掃除は1日2回、シーツ交換は毎日午前中に行われる。
動けなかった初日のみ、身体を拭いてくれた。
 暖かいタオルでもなければ、丁寧でもなかったけどね。

午前中には、その他に何だか解らないオバちゃんの訪問もある、
なんなんだろう

 食事担当者がメニューのお知らせに来るのだが、
この時に一応の希望を伝える事もできるが、
回復具合によって受け入れてもらえない事が多い。

「パラタが食べたい!」希望は却下された。


まぁ一応サービスには気を使っているようだが、
 所詮はインドレベルである。


 それでも、今後また入院するような事があれば、
迷わずムールチャンド病院にするつもりだ。

最大の理由は我が家から近い事。
値段から考えてサービスが著しく悪いわけでもなしいし、
今回の入院でインドの病院のレベルも把握できた。
新しく他の病院にチャレンジするより知っている病院の方がいい。

それと会社の提携病院なのでキャッシュレスなのも嬉しい。
まぁ精算に時間はかかったが、
それは病院の会計のせいもちろんあるが、
我が社の保険代行会社の方の問題も大きい。

今回、自腹で払ったのは緊急入院費用の
約3000Rs(約4500円)のみである。
総額で6万Rs(約9万円)は保険で賄われた。

それからカルテであるが、さすがに今回ばかりは、
私のカルテは作成されていたのだが、退院の時に全てを返却された。
やっぱり病院側では管理しないようで・・・・。
データとして保存はされているだろうけれど。

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インドで緊急入院。(その④)

2012年06月16日 22時50分59秒 | 病気 / SICK

■ 病院食について ■

これも極めてインド的であるのだが、
時を過ぎると紅茶が出る。

通常はミルクティ(チャイではない)だが、
ホットミルクは私の胃には優しくない(胸焼けする)ので、
ミルクなしにしてもらった。ビスケットが付く事もある。
病状にかかわらず出るのにはビックリする。
そして、朝、昼、夕方の3回出る。

食事と食事の間にスープが出るのにも驚いた。
これも病状にかかわらず出るのには、ホンマにビックリする。
しかも毎回、調味料付き。濃い味は身体に悪いのでは



 さて、食事だ。

まる日間固形物を取っていない私に出された最初の食事は、
インド食だった。まぁインド人が病気のときに食べる物だ。

キチュリ(粥の様な物だがスパイス入り)、ダリヤ(同)、
ジャガイモのカレー煮、つまり黄色い物が品。
ヨーグルト、キール(牛乳の甘味だがスパイス入り)。

まぁどう見ても無理だ。
絶食日明けの日本人にカレーは拷問だ。

どうにかヨーグルトだけ食べたら付き添いのインド人が、
病院の食事は良くなる様にできてるから食べろ!との指令が・・・。
無理やり数口食べたとたん・・・・・
見事に全部・・・・戻してしまった。

翌朝の回診時に爺さんの先生に言ったら、
 「すぐに食事の責任者を呼べ!」と怒った。

直後から一応嗜好を聞き入れてくれて、
朝はトーストに変わった。最初は食欲もなかったので、
差し入れのバナナやオレンジ、キウィなど食べていた。

他の2食は白いご飯(インディカ米)スパイスなしの野菜の煮物、
ヨーグルト、カスタード、パパイヤなどに変わったのだが、
インディカ米は硬すぎるので私は全く受け付けなかった、

食欲が出てからは日本人の友人達にお粥の差し入れをお願いした。
これは非常に助かった、日本人には日本米のお粥が重要である。

時間だが極めてインド的で適当な時間に運ばれてくる。
最大で2時間の誤差があった・・・・。
入院中の楽しみと言えば食事だけである。
もう少し何とかならないものか


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インドで緊急入院。(その①)
インドで緊急入院。(その②)
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