カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

インド修行を終えて

2009年10月27日 15時14分03秒 | インド / INDIA
          

3ヶ月間のインドの旅で感じたことは、
とりあえずインド人、
そしてインドの大地は、
ぶっとんでいるなと、身をもって感じました。
しかし、それがインド。

            

この3ヶ月間での一番の思い出といえば、
デリーの路でのバナナの皮による転倒です。
産まれて初めてバナナで転びました。漫画でした。

良い人生経験ができました。

ナマステ 小堀佑介
コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

インド放浪・・・・3ヵ月後・・・・・。

2009年10月23日 19時03分00秒 | デリーNCR / DELHI NCR
インド放浪(自分探しの旅)中の
ボクシングの前・WBA世界ライト級チャンピオン
小堀祐介くんの近況をお伝えします。

彼は3ヶ月の修行を終えて、
旅の振り出しである首都デリーに戻って来ました。

 昨晩、ビールを飲みながら話をしました。
   その一部をご紹介します。


 彼の辿った全ルートは下記の通りです。


デリー  アグラー  デリー  バラナシ  ブッダガヤー  
コルカタ(カルカッタ)  ダージリン  コルカタ(カルカッタ)  
バングラデシュ  コルカタ(カルカッタ)  プリー  
チェンナイ(マドラス)  マハーバリプラム  マドゥライ  
カニャークマリ  トリバンドラム  コーチン  ハイダラバード  
ムンバイ(ボンベイ)  ウダイプール  デリー

時計回りに、ほぼインドを一周した事になります。
行く先々でいろんな事があったようです。
騙されたり、親切にされたり、苦労したり、体調を崩したり。

途中チェンナイ(マドラス)では、お父様と合流されたそうで、
コーチンまでは一緒だったとの事です。

 一番ツラかったのは、
ダージリンからコルカタへ戻った時、
原因不明の奇病に見舞われた時だそうです。

彼はこう言っていました・・・・。

 顔面に水ぶくれが出来て、この世の物とは思えなかった。
  もう日本に帰れない、このままインドに骨を埋めよう・・。」

 水ぶくれが潰れたら・・・ケロイドが・・・・。
    その後にはカサブタが・・・・。

荷物の中に抗生物質があったのを思い出して飲んだところ、
たちまち治ったそうです。

今では、首筋に少し痕が残っていましたが、
顔は綺麗になっていましたので、皆様ご安心下さい。
なんたってボクサーは顔が命ですから。
  (そう思っているのは、私だけ?)


また、少し痩せたように見えますが、
本人は日焼けしたせい・・・と言っていました。
髪もけっこう伸びていました。

29日の夜の飛行機で日本に戻ります。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

小堀くんからの手紙。

2009年10月19日 12時27分00秒 | インド / INDIA
小堀くんの足取りですが・・・
実は南インドのインターネット環境が悪いせいで、
東インドのオリッサ州プリーのあと
西インドのマハーラシュトラ州ムンバイ(ボンベイ)に到着するまで
途絶えてました。

プリーからからチェンナイ(マドラス)に向かうと言うのは、
前もって聞いていましたので解ってたのですが。

本人からのメールによると・・・・ルートは、

チェンナイ(マドラス)  マハーバリプラム  マドゥライ  
カニャークマリ  トリバンドラム  コーチン  ハイダラバード  
ムンバイ(ボンベイ)  ウダイプールのようです。

ムンバイからウダイプールへはバスで向かったようですが、
なんと 出発するバススタンドへたどり着けないと言う・・
トラブルがあった模様。
20人位のインド人に場所を聞いたのに、
誰も知らなかったそうです。

 まじッ

「地球の歩き方」にも載っているのになぁ・・・。
タクシーやオートリクシャーの運転手なら知ってるはずだがなぁ・・・。

と私は思ったのですが・・・
後で小堀くんに状況を聞いてみたいと思います。

とにかくムンバイに思わぬブラックホールがあり、
1800Rs(約3600円)ものチケット代が
ぱぁ~になったそうです。

ご愁傷様でした。

ようやく・・・一部・・・写真をアップしました。
インドの小堀くんをご覧下さい。


    こちら。前・世界チャンピオン来る!

    こちら。前・世界チャンピオン来る!その②

    こちら。前・世界チャンピオン来る!その③

    こちら。小堀くんの最新情報。

    こちら。小堀くん、生きてるようです。

    こちら。小堀くんの近況!!

    こちら。小堀くんの現在地!
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ディワリ

2009年10月16日 16時18分40秒 | デリーNCR / DELHI NCR
今週末17日(土曜日)は、インド最大の祭り「ディワリ」です。
今日は小ディワリと言うらしいです。
まぁイブみたいなもんですね。

ディワリは、ヒンドゥー教の新年を祝うお祭りで、
最も重要なイベントです。

南インドではディーパパリ(光のフェスティバル)とも呼ばれており、
デリーでも今週はじめから飾りつけが始まり、
既に街中は電飾やら何やらキラキラ飾りで大変な状態です。

日本の家庭でもクリスマスの時期に、
庭やベランダに電飾の飾り付けをするような感じです。
夜、住宅地を歩くと、キラキラして綺麗です。

おかげで・・・停電になるのでしょうけれど・・。

                  

気の早いインド人たちがはしゃぎまわり、
買い物客でマーケットは満員状態。
 我が家の近所では、
夜中まで大音量の爆竹が鳴り響き、安眠妨害の毎日です。

 爆薬が多いとすさまじい音がするだけでなく、
   凄く光るので、テロでも起こったのではないかと、
   ビクビクものです。
 
会社でもインド人は仕事そっちのけで飾り付けに必死。
いやたぶん・・・・これが最も重要な任務なのでしょう。

                  


ちょうど秋の収穫の時期に当るので、
ラクシュミー女神(富と幸運のシンボル)や、
ガネーシャ神(富と繁栄のシンボル)への
プージャ(祈りの儀式)が大々的に行われます

家庭ではディワリの前に大掃除を行い、壁も塗り替え、
新しい服を着て、新年を祝うそうです。

                 

私?? 引きこもります。

こんな物が我が家のベランダに打ち込まれてました
         
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

小堀くんの現在地!

2009年10月12日 19時21分42秒 | インド / INDIA
現在、西インドのマハラーシュトラ州の
州都ムンバイ(ボンベイ)に滞在中との事でしたが、
大都市ムンバイは物価も高く、彼には合わなかったようです。

ボンベイ [DVD]

コロムビアミュージックエンタテインメント

このアイテムの詳細を見る


ラジャスターン州に向かうようです。
季節的にもラジャスターン州は今が一番良い時と思います。
流石に、なかなかいい選択です。


 解っている範囲で、
これまでの彼の足跡を追跡すると・・・

デリー  バラナシ  コルカタ  ダージリン  コルカタ  
バングラデシュ  コルカタ  プリー  チェンナイ(マドラス)  
ムンバイ(ボンベイ)   ウダイプール  デリー

後はデリーに、いつ帰って来るのかですね。

 帰国は10月29日の飛行機との事ですので、
     それまでには帰ってくると思います。(たぶん


ではまた、速報します!
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

市バスでの出来事。

2009年10月05日 21時26分27秒 | デリーNCR / DELHI NCR
デリー市内を走る路線バスの中での出来事である。

デリーには約3000人の日本人が住んでいるそうだが、
その中で市バスを利用しているのは、おそらく一握りの人であろう。

こんな事を書くと、セレブにまた意見されそうだが、
私は市バスを利用する事に何の抵抗もない。
むしろ生活すると言う事は、
市バスを乗りこなす事だと思っているくらいだ。

            

先日、オールドデリーの某バス停からバスに乗り、
車掌から5Rs(約10円)のチケットを買って、
バスの左側前方にあるレディースシートの近くへ行った。

たいていは男性が大きな顔をして堂々と座っており、
女性が近くに立っても席を譲る事が無いのであるが、
珍しく女性で満席だなぁ・・・と思っていた。

 その時、私の左側(バスの後部)で声が上がった。
「●◇▽★!」(ヒンディー語だったので解読不明。)
みすぼらしい身なりの男が一人、
押し出されるように私の隣にやって来た。

大声を出しながらその男を追う初老の男性。
  「 泥棒だ
見れば、初老の男性が自分の左胸のポケットを指差している。

最初は財布をスッったのかと思ったのだが、
乗客に腕を引っ張られたスリの右の脇の下から、
ゴツイ(高級そうな) 携帯電話が落ちた・・・・。

するとどうだ。
あっという間に周りの人々が一斉に立ち上がり、
この野郎とばかりに、スリを囲んで袋叩きにし始めた。

被害者と何の関係があるのかは知らないが、
若い女性が自分の履いていた サンダルを振りかざし、
スリの後頭部を目掛けて連打している。

若い車掌はバスの天井の手すりからぶら下がり、
両足でドロップキックを食らわした。

被害者とは何の関係もない乗客が、
一致団結してスリを力いっぱいに殴っている。

その様子を見て恐怖を感じた私は、
巻き添えを食わないようにと、少しずつバスの前方へ移動。

およそ停留所3つの間、スリはうめき声も悲鳴も上げず、
ボコボコにやられていた。
 その間、ただ鈍い音だけが聞こえていた。

その後、スリを警察に連行するのかと思ったら、
3つ目の停留場でスリは開放され、
バスから路上に放り出された。

 スリ程度の犯罪では警察が動かないのか?
 乗客による百叩きの方が刑が重いのか?

インド・・・・恐るべし。
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カルマヨガ

2009年10月02日 21時38分43秒 | ヨーガ / YOGA
主に日曜日だけだが、
パハール・ガンジにある某旅行会社で、ボランティアをしている。

その旅行会社は、私が旅行者だった時に、
チケットの手配などをお願いしていた会社で、
以前から近所に行った際には立寄って、
日本語メールの返信などお手伝いをさせていただいていた。

最初はちょっとした恩返しのつもりだった。
しかし、続けているうちに、
これは私にとってのカルマヨガである事に気づいた。

奉仕による修行 - Yoga of Action
サティヤ サイ ババ,Sathya Sai Baba
サティヤ サイ出版協会

このアイテムの詳細を見る

7月からやっているので、見かけた人もいるだろう。
会社のメンバーとバッタリ遭遇した事も何度もあった。

 カウンターに座っているので、さも従業員に見えるのだが、
給料を貰っているわけではないので、
人に聞かれれば「お手伝いです。」とか
ボランティアです。」と答えている。

偶然通りかかり立寄って行く日本人の旅行者たちに
質問されれば知っている限りのアドバイスをするし、
必要と思えば予備知識をささやきもする。
近所のホテル探しや買い物について来て欲しいと言われれば、
時間があればお付き合いもする。

その多くはお互いに名前さえも知らない人たちである。
中には食事を一緒にさせていただいたり、名刺を頂く事もあるが、
だいたいはその場限りで二度と会わない人たちだ。

 私がインドで得た経験や知りえた情報を、
     このまま自分だけの物にしておいても仕方が無い。
 誰かの役に立つのであれば、喜んで伝達させてもらう。

パハール・ガンジの旅行会社で、
もし日本人を見かけたら声をかけて下さい。
それはきっと私です。遠慮せず、どんどん使ってください。

 もともとこのブログを始めたキッカケは、
(老化のための)健忘録と言う事もあったのだが、
不特定多数の人のお役に立てれば・・・と言う思いもあった。

『2009年11月30日をもちまして、
 この旅行会社でのカルマヨガは終了しました。
 ありがとうございました。』
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヨーガとは・・・・・・・?

2009年10月01日 12時23分23秒 | ヨーガ / YOGA
クリシュナがアンジュナにこう悟したそうだ。

「本分を尽くして働け。
  しかしお前の行為から、
    いかなる成果も期待してはいけない。」

 ある事があって、この何日かヨーガについて考えていた。
 
とある人が私に対してヨーガについて語った話の内容が、
腑に落ちなかったからだ。
いや・・・話の内容もそうだが、言われた事自体、
何でそんな事を言われなきゃいけないのだろう、
と感じたのだった。

ヨーガとは、閉鎖的なものではなく、
広い心を持ち、愛にあふれるものだと私は思っていたし、
そうあろうと実践してきたつもりだ。

そして・・考え抜いた末に、この一言に辿り着いた。

自分の行為に対して何らかの見返りを求めたり、
相手によって態度を変えたりすることは、
ヨーガではないと思う。

ヨーガとはアーサナだけではないので、
上手くポーズが取れれば良いと言うものではない。
肉体を制する事によって、心を制御するのだ。

いや・・・心を制御する事ができるようになる為に、
アーサナによっていやしい肉体を制御するのである。

「本分を尽くして働け。
  しかしお前の行為から、
    いかなる成果も期待してはいけない。」

この結論に達した日に、
日本から3ヶ月前に送った船便の荷物が、
長旅を終えて到着した。

何を送ったか記憶すらなくなっていたが、
冬物のフリースの中からヨーガの本が2冊出てきた。

1冊は「ハタ・ヨーガの真髄」。

ハタヨガの真髄
―600の写真による実技事典

B.K.S. アイアンガー
白揚社

このアイテムの詳細を見る


そしてもう1冊は「ヨーガ・スートラ」だった。

インテグラル・ヨーガ
―パタンジャリのヨーガ・スートラ

スワミ・サッチダーナンダ
めるくまーる

このアイテムの詳細を見る


「ヨーガ・スートラ」の最後方のページにこう書いてあった。

「通常、ヨーギー(ヨガをする人)というものは他者のために行為する。
 彼は自分自身のためには何もしない・・・・・」

私のたどり着いた結論は、間違っていなかった。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする