合格祈願!通関士・貿易・英検のサプリメント

通関士、貿易実務、英検などの受験者に、
ノウハウや試験情報などを提供しています。

NOVA vs スクールきづ

2007-10-31 02:01:31 | ひとりごと
NOVA vs スクールきづ

NOVA の記事は個人的に興味をもって読みました。

「低料金」という共通点があるものの
戦略が正反対なので比較してみました。

 NOVAは、
  規模を拡大し、スケールメリットで低料金を実現しようとした。
  要するに、大量生産・大量販売という考え方に近い古い感覚だ。

  規模を拡大するために、多額の宣伝広告費が必要になり、
  「授業料の前払い」、しかもかなり長期の前払いを導入した。

  生徒を集めるために駅前の高価なビルを選んだ。

  これが成功し多数の生徒が集まり、 
  成功したビジネスモデルとしてマスコミの喝采を浴びた。

  しかし、
  多数の先生が必要になり、「人件費」が負担になった。
  高価な宣伝、高価な教室、高価な人件費、
  これでは、低料金は、ムリだろう!

  経営陣も受講生も、この点に気がつかないのが不思議だ。
  広告のマジックなのか?

  それよりも、ビジネス一本やりで
  受講生の目線がないのが最大の失敗だろう。

  
 スクールきづは、
  時間で借りる教室が1つ。
  他の英会話学校ではやらない基礎練習のみを行う。
  いわゆるニッチェだ。

  小規模を維持するため、広告宣伝をしない。
  ネットと口コミだけだ。

  「授業料は後払い」が原則だが、
  分割払い、出世払いもあり、
  請求するのを忘れてると、勝手に振り込んでくれる。

  駅に近く、立地条件は良いが
  オーナーさんに恵まれ、安く借りてる。

  先生は、私1人なので人件費の心配が要らない。

  これを支えているのは、

  宣伝や教室にお金をかけても、
  英会話は上手くならない、という信念と
  
  自分が受講生だったら、という視点だけ。

  沢山の激励のメール・応援
  有難うございます。




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撤退?

2007-10-29 00:47:58 | 通関士

やっと落ち着いてきました。

合間を見つけて、というか深夜遅く、
一週間かけて、事務所の大掃除をしました。

 思い切って、通関士関係の資料を捨てました。
 段ボール8個分くらい。

 この小さい事務所に良くこれだけの
 財産があったものだと自分でも驚きました。

 「夜逃げですか?」

 「はい、そうです。」

 ウソですよ。
 この分野からの撤退を考えていたのです。

  昨年は、出題形式の変更で騙されました。
  今年は、実務偏重の陰謀でやられました。

  先生がやられた、ということは。
  私を信じて付いてきてくれた受講生も
  おそらく・・・、
  大変申し訳ない。

   講座の存在価値がない。
   と考えるのが常識でしょう。
 
   来年は、必ず合格できるという
   確かなものを提供する自信がなければ
   「撤退」という判断は正しい。


 今年の実務偏重にだけ対処するだけなら
 それは可能だ、

 しかし、これでは「もぐらたたき」だ。
 
  通関士という試験、
  来年はどんな陰謀が隠されいるか?
 
  全く読めない・・・
  
  ある団体から依頼されていた
  次年度のテキスト作成もお断りした。


 私の通関士講座のHPには、

  「10月14日の通関士本試験において、
   3時間目の実務に非常に難しい出題がありました。

   この傾向に対処するため、
   全面的にカリキュラム・日程を見直します。

   つきましては、以下の内容は、
   変更する予定ですので、ご了承下さい。」

    と、本試験翌日に書いたまま更新していない・・
    撤退するかどうか迷っている。

  ショックの中で、気を使ってくれる受講生もいる。

   先生のお陰で改正点はクリアーできました。

   来年も大変だ。

   特定通関業者、複数一括納税申告など
   通関業法や関税法の次年度改正点が
   既に新聞などで報道されている。

  
  私のスクールの受講生で

   再受験する人がいらっしゃれば、
   最後まで面倒見なければならない。

   これは、当初、「勉強会」で対応する予定だった。
   しかし、すでに再受講を希望されている方も
   いらっしゃる。

   撤退はできないかも・・


 そんなとき、教え子で現役の通関士さんからメールが来た。

  ブログから、私の弱気の虫を察したのだろう。

  「通関はやりがいのある貴重な職種です☆★☆
   多くの方が通関の業界で
   活躍できる結果でありますように(祈)」

    何と清清しい響きだろうか、
    思わず涙腺が緩む。
  

    少なくとも、メールマガジン、HP、ブログでの
    サポートは続けよう。

    「めざせ第42回通関士試験」
 
     応援したいと思っています。



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やっぱ、英語好きなのかな・・

2007-10-22 01:38:51 | ひとりごと

やっぱ、英語好きなのかな・・


 本日(もう昨日か)は、英検、お疲れ様でした。

  初受験の人は、緊張したみたいですね。

   試験場で本来の実力を出し切れなかったり・・・


  リベンジ組は、慣れたもので、

   前回悪かった部分を勉強して、

   そこは克服したけれど、

   次の課題が見つかったり・・・

    そうなんです。

    英語の勉強には、終着駅がないのです。


   今度の土曜日から 

     英検準1級(TOEIC800)レベル講座

   今度の日曜日から 

     英検2級(TOEIC600)講座 と

     ビジネス英会話の勉強会

     を始めます。

      古いメンバーとの再会、

      新たなメンバーの加入、

      また楽しからずや。


   山のように仕事が積み重なっている:

     通関士本試験問題の分析、

     次年度のテキストの作成

     貿易実務検定対策講座の運営

     面談・・・

       そういえば、ここ数日は、
  
       通関士講座の受講希望者に、

       「努力しても報われない試験だから

        お勧め出来ません。」

       と言っている。

       
       変な先生だな、と思われている。

        初めて挑戦しよとする人は、

        試験の現実を知らないので、

        それでも受けると言う・・・


        実務の対策が決まらないので、

        カリキュラムや日程は仮のものだから

        待ってくれと頼む。

         例年よりも数倍早い。

         何なんだこれは・・・


   英検やTOEICは、こんな苦労はない。

    努力すれば、

    それなりの結果を出すことができる。

    人によって目標を達成できるまでの時間に

    多少差はあるけれど、

    過去問と大幅にレベルの違いのあるものは

    出題されない。

    合格率が4分の1にまで

    急激に難しくなるようなこともない。

    実務経験者のための陰謀もない。

    公明正大な試験だ。

   
   とはいえ、

   いくら希望があるからといって、

     英語を3つも立ち上げるなんて・・・

     やっぱ、英語好きなのかな・・



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通関士試験: 陰謀説

2007-10-19 01:18:39 | 通関士

通関士試験: 陰謀説


何故、通関実務を難しくしたのか?

 通関士試験は、貿易関連の唯一の国家試験で、

 通関士になる予定のない人も受ける。


  私が受けた動機も

    英検1級、商業英検A級、通関士が

    貿易業界の三種の神器と言われていたので、

    最後の仕上げをするためだった。 


  しかし、最近は、

     この業界に興味を持ち、

     この業界に職を得たいと真剣に考えている人が

     沢山挑戦している。


     実務経験のない彼らにとっては、

     数少ない突破口になる。

     熱心で優秀な人ばかりだ。


   昨年、今年と何ら予告することなく、

     過去の試験からは想像できないような

     問題を出して、

     志ある優秀な若者の入場を拒絶している。

     業界の損失ではないかと考えるのだが、

     そういう声は聞こえてこない。


     自らの従業員を合格させたいからだろう。

     つまり、

     3時間目の通関実務は、

     5年の実務経験があれば科目免除になる。

     だから、

     この科目いくら難しくしても大丈夫だ。

     結果として

     学生や部外者を排除しても構わない。


     まさか、

     税関当局と業界の間にこのような陰謀が

     あるとは思いたくない。


     きっと、

     実務の申告書以外の合格基準を下げて

     前途有望な若者にドアを開けてくれるだろう。


     そして、
     
     この独断と偏見に満ちた私の陰謀説が

     間違っていることが証明されるだろう。

     合格発表の日が楽しみである。



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通関士試験、お疲れ様でした。

2007-10-16 02:11:26 | 通関士

通関士試験、お疲れ様でした。


平成19年度の通関士試験が終わりました。

 長い長い努力の成果は、

  11月の末に発表になります。

  それまでに、

   打上げ&懇親会をしてしまいたい、ということで、

   明日、近くのホテルを当たってみます。


  なぜ、発表後にしないのか?

   昨年以上に厳しい結果が予想されるからです。


  聞いた話をまとめると;

    法律科目は、

    語群選択式も、複数選択式も、択一式も

    対策はバッチシで、

    申告書もスイスイ・・・

    こんなことがあっていいのか?

    最後に、何じゃこれ???

    ダイドンデンカエシ

    世の中、甘くない。 


  
  実力不足で合格の報告ができず申し訳ない。

    そんなことはありません。

    私が教えてないことが出てます。

     知らないものは解けない。

     計算問題と所属の決定などの

     実務の申告書以外がネックになるのは
 
     百も承知だったのに、

     問題を予測することができず、

     十分な対策ができなかった。

     申し訳ないのはこっちの方です。



  実務で申告書以外が10問中5問の人は

    微妙です。

    解答速報の答えが正しいとは限らないし、

    今年の基準は発表されていないし、

    待つしかありません。



  それに反し、

    この分野、正解数が3問以下の人は

    決断が早い。

    「このままでは、引き下がれない。」

    「合格するまで、意地で受けてやる。」

     ただし、3年も同じ勉強するのは

         集中力が持たない。

         通学する費用負担も大きい。

   そこで、

    「関税評価、所属の決定、改正点の勉強会」

     を立ち上げよう、と提案してみた。

     
   これが、試験日と翌日の動きでした。





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