私的図書館

本好き人の365日

三つ子の魂

2005-03-11 23:02:00 | 日々の出来事
うちの近所に三人姉妹の家がありまして、私はそこの真ん中の子と同級生でした。

小さい頃からよく一緒に遊んでいて、タンポポが食べられると小学校で習った時は、二人でさっそくタンポポをたくさん摘んできて、その子のお母さんに料理してもらったりしていました☆

問題は一番上のお姉ちゃんで、二つ年上なのですが、この子の小学生の時の必殺技がなんと「電気アンマ」!

わかります?
男の子の両足を両手で持って、ガバッと開いた股間を足で蹴り倒す、アレですよアレ!
まるで出来の悪い電気アンマみたいな衝撃!
もう、その前後不覚の感覚といったら、男にしかわからない恐怖です、絶対*(汗)*

普通やりませんよね、女の子が。
上の年代の男の子が近所にたまたまいなかったからか、ふざけてばかりで注意しても言うことをきかない年下の連中に、よく彼女の必殺技が炸裂していました。
犠牲者はしばらく口もきけません。
しかも、なんか特に目の仇にされていた記憶が…

そんなお姉ちゃんと十数年ぶりに結婚式場でたまたま再会☆

「あら、なつかしいわね」
なんて声をかけてくれたのですが、こっちは反射的に股間をガードしたくなりました(笑)

もういい大人だったのに、条件反射とは恐ろしいものです*(足)*

たまたま本を読んでいたら、三人姉妹がでてきて、ついつい思い出してしまいました。
本の中の三人姉妹って、たいてい美人で優しい長女に、活発な次女、おしゃべりな三女みたいな構成なのに、私の中の三姉妹っていったら、この強烈なお姉さんしか浮かんできません。

ま、懐かしいですよ、いまとなってはね。
だけど、なぜか、どこか切ない(どことは言えないけれど)…☆