使いかけの油を片付けるために、久しぶりに家で天ぷらを揚げました。
茄子とか、アスパラガスとか、南瓜とか。
あまり高級食材はありません。
竹輪とかね♪
揚げたてが美味しいから、台所でついつまみ食い(苦笑)
ノンアルコールビールと一緒にいただきました。
ふと読み返していた梨木香歩さんのエッセイの中に、英国の作家アーサー・ラムサスについて書いてある箇所がありました。
何度も読み返しているのに、気が付かなかった。
いや、文字は読んでいたのだけれど、頭の中に残っていなかったんでしょうね。
三歩歩いたら忘れてしまうニワトリ頭。
少し前にイラストレーター高柳佐知子さんの本の中で、アーサー・ラムサスの作品「ツバメ号とアマゾン号」のイラストを見て、それが頭の中に残っていたので、エッセイの中のアーサー・ラムサスとつながったんです。
エッセイの内容は「川遊び」をしながら、自然と向き合うお話。梨木香歩さんは小説家でありながら、組み立て式のカヤックで湖や川によく遊びに行くんだとか。
北海道の自然や、イギリス湖水地方の様子も描かれていますが、私が好きなのはイギリスでB&Bを泊まり歩いている様子。
そんな旅行がしてみたいのもありますが、そんな小さな宿を経営してみたい!
ちなみに「ニワトリ頭」なんて書きましたが、実際のニワトリはけっこう記憶力があります。
家でニワトリを飼っていましたが、小学生の私が面白がってよく追いかけていたので、ある日頭にきたニワトリが、逆に私を追いかけてきてランドセルに飛び乗るという事件がありましたから(苦笑)
動物は大切にしなきゃね。
ついさっきまでTVで見ていた解剖学者養老孟司さんと、脚本家倉本聰さんの対談が面白かった♪
養老孟司さんが「愛国」という言葉は中国の言葉だから感覚的に日本に合わないと思う…といってみえたのにはふかく共感。
その言葉から連想される事柄はともかく、私も「愛国」って言葉に抵抗を感じていたので、なるほど! と納得しました。
某市長さんが市役所の職員や教員に「国家斉唱」は公務員として当たり前、と発言して罰則付きで強要したり、どこぞやの国会議員さんが、「美しい国日本」と発言してみたり、比べるのもなんですが、信じていたものが一夜にして変わってしまう「敗戦」を経験した養老さんと倉本さんのお話の方がとても受け入れやすかったです。教科書を墨で黒く塗ったように、言っていることがコロコロ変わるのが政治やテレビや新聞なんですよね。
国を愛する国民を作るより、国民に愛される国であって欲しいなぁ。
大樹に寄りかかりたい気持ちはわかるけれど、自分の足で立って自分の目で見ることも大切だと私なんかは思うんですけど。
いろいろ刺激になりました。